10月1日に「南町田グランベリーパーク」駅へ駅名改称、 全急行列車が停車 南町田グランベリーパーク 2019年11月13日に「まちびらき」決定
~スヌーピーミュージアムは12月14日オープン~
2019.08.07 16:00
町田市、東京急行電鉄株式会社、株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツの3者は、官民連携で開発を進める「南町田グランベリーパーク」(以下、本計画)について、2019年11月13日(水)にリニューアルした駅、商業施設、公園、パークライフ・サイトが「まちびらき」を迎えるとともに、12月14日(土)に「スヌーピーミュージアム」を開館することを決定しました。
スヌーピーミュージアム ロゴ (C) Peanuts Worldwide LLC
本計画は、田園都市線南町田駅の南側に広がる鶴間公園と旧グランベリーモール跡地を中心とする約22ヘクタールのエリアについて、官民が連携して、郊外住宅地に魅力あふれる「新しい暮らしの拠点」を創り出す、まちづくりプロジェクトです。全234店舗が出店する商業施設の開発、新しいまちの玄関口となる駅や、緑豊かな憩いの場の都市公園のリニューアルに加え、商業施設と公園の中間に位置する「パークライフ・サイト」には、スヌーピーミュージアムが開館します。
「まちびらき」に先駆け、2019年10月1日(火)に「南町田」駅から「南町田グランベリーパーク」駅へ駅名を改称します。さらに、同日実施のダイヤ改正により、これまで土休日のみだった急行列車の停車が平日にも拡大するとともに、日中毎時2本の大井町線急行列車が中央林間まで直通運転となることで、各方面からのアクセスが大幅に向上します。リニューアルした駅構内は、新しいまちの玄関口にふさわしく、自然を感じられる空間演出を施し、まちと駅とが一体となるように植栽エリアや水が流れるスペースを設ける予定です。
また、「まちびらき」に合わせて新しく生まれ変わる鶴間公園は、指定管理者として「TSURUMAパークライフパートナーズ」(株式会社石勝エクステリア・東急スポーツシステム株式会社・日本体育施設株式会社)が選定されました。町田市の公園としては初めて、約10年間に拡大した指定管理期間を活かして、南町田グランベリーパークの中心的なメンバーの一員としてパークマネジメントに取り組みます。
そして、12月14日(土)に開館するスヌーピーミュージアムは、10月1日(火)からチケット販売を開始します。なお、隣接するPEANUTS Cafe(ピーナッツ カフェ)は、「まちびらき」に合わせて11月13日(水)に先行オープンします。
鉄道駅に直結して都市公園と商業施設が隣り合い一体となる、南町田グランベリーパークならではの環境を最大限に活かし、「持続可能なまちづくりに向けた多世代の交流・循環の起点」となる「新しいまち」の誕生を目指します。
本計画についての詳細は下記のとおりです。
1. 「まちびらき」スケジュール
2019年11月13日(水)にリニューアルした駅、商業施設、公園、子どもクラブやPEANUTS Cafe(ピーナッツ カフェ)をはじめとしたパークライフ・サイトが「まちびらき」を迎えるとともに、12月14日(土)にスヌーピーミュージアムが開館します。
また、「まちびらき」に先駆けたプレイベントとして、11月2日(土)に「南町田グランベリーパーク まちのがっこう祭」の開催も予定しています。2017年度から実施してきた地域の方々と一緒に考えるワークショップを発展させ、南町田グランベリーパークが「まちびらき」を迎えるワクワク感を共有しながら、新しいまちの始まりをみんなで体感する記念イベントとして開催する予定です。
(1) 南町田グランベリーパーク駅
※2019年10月1日(火)駅名改称
(2) 鶴間公園
2019年11月13日(水)開園
(3) 商業施設「グランベリーパーク」
2019年11月13日(水)開業
(4) パークライフ・サイト
2019年11月13日(水)開業
・まちライブラリー
・PEANUTS Cafe(ピーナッツ カフェ)
・子どもクラブ(児童館)
・ワークショップスペース
2019年12月14日(土)開館
スヌーピーミュージアム
2. スヌーピーミュージアム/PEANUTS Cafe(ピーナッツ カフェ)
12月14日(土)に開館するスヌーピーミュージアムは、スヌーピーファンの聖地・シュルツ美術館(米カリフォルニア州)の世界唯一の公式サテライト(分館)として、原作「ピーナッツ」とスヌーピーの魅力を貴重な原画や資料で紹介します。
六本木にあった旧ミュージアムの約2倍の規模となり、隣接するパークライフ棟にはPEANUTS Cafe(ピーナッツ カフェ)を併設。カフェはミュージアムのチケットなしでもご利用できるようになり、「まちびらき」に合わせて11月13日(水)に先行オープンします。なお、ミュージアムやワークショップのチケットは、10月1日(火)より販売開始となります。詳細は9月30日(月)にリニューアルオープンする公式サイトにて発表します。
3. 子どもクラブ 名称・ロゴ
子どもクラブの名称・ロゴを決定しました。名称は、鶴間小学校の児童たちが、「“つ”るまの“み”んなの“き”ぼう」の意味を込めて名付け、「南町田子どもクラブつみき」に決定しました。
町田市初となる民設民営の子どもクラブとして、目の前にある公園、同じエリア内のまちライブラリーやミュージアムと連携して、子どもたちにとってここでしか味わえない体験に溢れた児童館を目指します。
4. 鶴間公園
◆パークライフの中心となる2つの芝生広場
・さわやか広場
芝生に寝転んでピクニックをしたり、テラスに腰かけてゆったりと過ごせたり、イベントも楽しむことができる広場です。
・にぎわい広場
水道みちを挟んで、さわやか広場と緩やかにつながる新しい広場です。桜を囲んだ大きなテラスが特徴です。
◆新しい公園の華やかな西側エントランス
・水道みち
けやき並木が連なるシンボリックな景観です。散歩道としてはもちろん、その長く幅広い空間をマルシェなどのイベントにも活用していきます。
・四季のテラス
水道みちに面した斜面が、桜に加えてイロハモミジやたくさんの花々で彩られ、四季の移ろいを感じながら散策できます。
◆身体を気持ちよく動かして健康になるスポーツエリアと運動広場
・スポーツエリア
テニスコートや人工芝グラウンドでは、子どもも大人も楽しくスポーツに親しめます。
・運動広場
つるまの森のみどりに囲まれた芝生張りのグラウンドで、周囲にはジョギングのトラックを設けます。
◆3種類を遊びまわって楽しい子どもたちのプレイグラウンド
・3つの「あそびば」
“森”の中の大型遊具が特徴の「森のあそびば」、“星”型の砂場など幼児が安全に遊べる「星のあそびば」、川辺で“水”を感じて伸びやかに運動できる「水のあそびば」、3つのプレイグラウンドを子どもたちがめぐりながら身体をいっぱいに使って、思い切り遊ぶことができます。
◆鶴間公園の新しい顔となるクラブハウス
みどり豊かな公園になじむ木質のクラブハウスです。公園全体の管理やスポーツ施設の貸出を行うほか、ロッカー&シャワー、スタジオ、カフェを併設し、境川沿いのランナーやサイクリストが気軽に立ち寄り、休憩できるスペースとしても利用できます。
◆つるまの森
古くこの場所が里山であった風景を受け継ぐものです。
この森の中をじっくりと楽しめるように、散策路や休憩できる場所、ベンチなどを随所に配置しました。 散策路には、日常の生活動線としても安全安心に利用できるよう、自然環境に配慮した落ち着きのある照明を設けています。
(参考)「南町田拠点創出まちづくりプロジェクト」の概要
「南町田拠点創出まちづくりプロジェクト」は、南町田駅周辺に位置する鶴間公園と、2017年2月に閉館したグランベリーモール跡地を中心に、官民が連携して、都市基盤、都市公園、商業施設、駅などを一体的に再整備し、「新しい暮らしの拠点」を創り出していくプロジェクトです。駅周辺に都市公園と商業施設が隣接するまちの資源を最大限に生かし、自然とにぎわいが融合した、魅力的な拠点を創出します。
高齢化や人口減少の動向を見据え、新たな住民の流入、地域の住み替えサイクルによる世代間の循環、地域にお住まいの方々やまちを訪れる方々を交えた活発な交流を生み出すことで、良好な住宅市街地とコミュニティを次世代に繋ぐ、持続可能なまちづくりを目指します。
面積:約22ha
交通:田園都市線南町田(南町田グランベリーパーク)駅直結 / 東名高速道路横浜町田ICから約1分
■南町田駅周辺地区拠点整備基本方針
町田市では、2015年6月に、「町田市都市計画マスタープラン」でにぎわいの拠点「副次核」に位置づけた本地区の将来の姿を描く、「南町田駅周辺地区拠点整備基本方針」を策定しました。
※町田市ホームページ(南町田駅周辺地区拠点整備基本方針)
※南町田拠点創出まちづくりプロジェクトホームページ
<商業施設計画概要>
施設名称:「グランベリーパーク(Grandberry Park)」
所在地 :東京都町田市鶴間三丁目3-1、4-1 他
敷地面積:約83,000m2
延床面積:約151,000m2
店舗面積:約53,000m2
店舗数 :234店舗
駐車場 :約2,000台
着工 :2017年5月9日
設計 :株式会社東急設計コンサルタント
施設デザイン:株式会社LLT (ラグアルダ・ロウ・棚町建築事務所)
ランドスケープデザイン:Fd Landscape
<公園計画概要>
施設名称:鶴間公園
所在地 :東京都町田市鶴間一丁目、二丁目及び三丁目の各一部 他
面積 :約7.1ha
駐車場 :133台
工事期間:2018年度~2019年度
基本設計:Fd Landscape