特許取得の研磨手法による金属仕上技術を「FRONT CRAFT」と命名 異金属でも風合いを揃えることができ、素材の制限なく使用可能
2019.08.21 13:45
株式会社フロント(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:松川 博行、以下 フロント)は、各種金属部材に塗料あるいは薬剤により生成した色層を研磨する独自仕上技術について特許を取得し、2019年7月18日に「FRONT CRAFT」という名称に決定いたしました。
特許技術「FRONT CRAFT」は、すべての金属に使用でき、塗料あるいは薬剤さらには研磨の方法についても制限しておりません。この無限大の組み合わせにより、例えば、異金属でも仕上表情の風合いを揃えられることはもちろん、今までにない仕上表情を創造することができます。
フロントは「FRONT CRAFT」で、建築業界の発展に寄与すべくさらなる普及を目指します。
概要はつぎの通りです。
■特許について
<特許の概要>
・発明の名称:研磨模様が施された金属部材及びその製造方法
・特許番号 :第6508758号
・特許取得日:平成31年4月12日
・特許権者 :株式会社フロント
<主なポイント>
・各種金属部材に、塗料あるいは薬剤で生成した色層を研磨することにより、さまざまな新しい仕上表情の創造が可能となります。
・各種メッキ鋼板、耐候性鋼板、ステンレス、アルミ、銅、真鍮、チタンなど、どの金属でも適用できます。
・内装材としてはもちろん、外装材としても広くご利用いただけます。
■特許仕上技術により実現すること
・通常は下地材として利用することの多い高耐食メッキ鋼板を、意匠性のある外装パネル・サッシとして使用できます。
・ステンレス、アルミ、スチールなど異なる金属素材でも細部まで仕上のイメージを揃えることができます。
・色調整と研磨模様の表現で、木材や石、レンガ、和紙など自然素材と仕上の風合いを合わせることができます。
FRONT CRAFT 施工例
■今後の展開
特許を取得したフロントの技術は、その基礎に長年にわたり耐候性鋼仕上で培ってきた職人の技があります。
このこだわりのクラフトマンシップから、本特許製法を「FRONT CRAFT」と名付けロゴマークを制定しました。
今後はこの名称のもと建築業界への弊社仕上技術のさらなる普及を図るとともに、鉄の美しさ、金属の可能性を広く一般にもPRしていきます。
■会社概要
商号 : 株式会社フロント
代表者 : 代表取締役社長 松川 博行
所在地 : 東京都新宿区高田馬場3-13-1 ノークビル
創業 : 昭和55年12月3日
事業内容: 建築用金属内外装製品の開発・設計・製作・取付、
企画提案商品開発販売、一般建築工事、リフォーム工事、
設計・施工、その他付帯工事一式
資本金 : 30,000,000円