世界有数の工芸都市金沢で、工芸の魅力を存分に味わう。 大型工芸フェスティバル「金沢21世紀工芸祭」、 2019年10月11日(金)~11月24日(日)に開催
食と工芸のコラボイベント「趣膳食彩」、「金沢みらい茶会」の プログラム予約は8月29日(木)スタート
金沢21世紀工芸祭実行委員会と金沢市は、石川県金沢市で10月11日(金)から11月24日(日)までの45日間、工芸の魅力を発信する大型工芸フェスティバル「金沢21世紀工芸祭」を開催いたします。「工芸を遊ぼう。」をメインテーマに、工芸とまち、食を楽しむワークショップや展示を実施。工芸作家と料理人がコラボレーションする「趣膳食彩」、金沢ならではの町家をギャラリーとして作品を展示販売する「工芸回廊」、さまざまな茶の魅力を味わう「金沢みらい茶会」、ワークショップ「金沢みらい工芸部」、市内に点在するギャラリー巡りを楽しむ「金沢アートスペースリンク」の計5コンテンツを行います。また、今年は同時期に金沢市内で開催される「KOGEIフェスタ!」(10月12~14日開催、主催:「KOGEIフェスタ!」開催委員会、金沢市、一般社団法人金沢クラフトビジネス創造機構)と連携し、KOGEIフェスタ!が開かれる広坂エリアと東山エリアを結ぶ無料シャトルバスを運行するほか、両イベントの会場を回ると記念品がもらえるスタンプラリーなど「まち巡り」の楽しさがアップする企画も行います。
■金沢21世紀工芸祭とは
クラフト分野で認定を受けたユネスコ創造都市・金沢市が開催する工芸の振興・発信イベントです。これまで個別開催されていた工芸イベントを集結し、新たなコンテンツを加えて、2016年に初開催しました。金沢21世紀工芸祭は、金沢の街を、工芸の集積・発信地となる「ポート(港)」にすることを目指しています。工芸の交流と対流を生み出す仕掛けをつくり、工芸界全体の発展と地域活性化の基盤づくりを図っていきます。
■金沢21世紀工芸祭を彩る5つのコンテンツ
【趣膳食彩】10月12日(土)~11月23日(土)開催 要予約
「つくる」を生業とする料理人と工芸作家が、食と工芸の素晴らしさを五感で味わうプレミアムな世界をつくり出します。食味を左右する「香り」にスポットを当てて寿司を味わう「調香する鮨」、町家をギャラリーに見立てて作品を展示し、アート作品のような一皿ひと皿を堪能する「展覧会の絵 -Autumn in Kanazawa-」など計9プログラムを実施します。
<各プログラム日程(カッコ内は会場名)>
10月12日 :「五感・五臓六腑に呼びかける・アートな夜カフェ」(香土)
10月19日 :「海月が雲になる日のピクニック」(海月が雲になる日)
10月25~27日 :「一座献立 いちざこんりゅう」(東山和今)
11月2日 :「浮世離れの宴 -夢見心地をはざまで-」(旬菜焼はざま)
11月8日、22日:「展覧会の絵 -Autumn in Kanazawa-」
(IN KANAZAWA HOUSE)
11月9日 :「調香する鮨」(Labo白菊)
11月9日 :「YUIGA 千夜に勝る一夜の物語」(ビストロYUIGA)
11月21日 :「メデルニフレル-食と器とワインと-」
(ジャルダン・ポール・ボキューズ特別室)
11月23日 :「奇想の一服」(香土)
【工芸回廊】10月11日(金)~10月14日(月・祝)開催
金沢らしい風情が残る、東山・主計町(かずえまち)の町家で工芸作品を展示販売。新たな街の魅力を知り、アートや工芸が身近になるきっかけを提供する回遊型展示イベントです。通常の展示空間とは異なる場所と作品のマッチング、作家やギャラリストとの交流も楽しみのひとつです。10月12日から14日にかけては、東山とKOGEIフェスタ!会場の広坂を結ぶシャトルバスを運行するほか、工芸回廊と工芸フェスタ!会場を計11カ所を巡ると記念品がもらえるスタンプラリーも行います。
<参加ギャラリー名>
・東山エリア
金澤町家職人工房 東山、豆月、HISOCA、ひがしやま酒楽、町屋塾、茶屋美人、カフェ&ギャラリー 三味、福光屋 ひがし、ひがし茶屋休憩館、多華味屋、昆布・海産物處しら井 1F、昆布・海産物處しら井 2F
・主計町エリア
町家カフェ土家、Bar一葉、主計町検番、流寓 LUGU、彩賀、八百萬本舗、町民文化館、久保市乙剣宮、佃の佃煮本店 1F、佃の佃煮本店 2F、大樋ギャラリー
・タイアップ(協力店・施設)
玉匣、能加万菜 THE SHOP東山、泉鏡花記念館、徳田秋聲記念館、金沢市立安江金箔工芸館、金沢蓄音器館、寺島蔵人邸、金沢文芸館、ギャラリーしらいと、wonderspace金沢駅
【金沢みらい茶会】10月12日(土)~11月24日(日)開催 要予約
「茶の湯」文化が根付く金沢ならではのイベントです。「トラディショナル」「コンテンポラリー」の2大テーマで茶会を実施し、思い思いの解釈でおもてなしの場を創造。金沢に伝わる茶事の一つで、菓子を懐石風に仕立てて茶を味わう「金澤の菓子かいせき」、初心者でも気軽に楽しめる「ふだん着茶会『ケの茶のすすめ』-ラクに一服、自分で点ててみませんか?-」など、計8プログラムを実施します。
<各プログラム日程(カッコ内は会場)>
10月12日 :「下近江町茶会」(平寿商店)、「十間町五三茶会」(石黒商店)、
「十間町四四茶会」(谷庄)
10月12、13日:「ふだん着茶会『ケの茶のすすめ』
-ラクに一服、自分で点ててみませんか?-」
(しいのき緑地内テント)
10月26日 :「偃武草子茶会」(松声庵)
11月10日 :「錦秋茶会」(高木屋金物店)
11月13日 :「金澤の菓子かいせき」(旧高峰家)
11月24日 :「青宝茶会」(宝円寺)
【金沢みらい工芸部】10月12日(土)~11月16日(土)開催 要予約、予約開始は9月6日(金)
子どもから大人まで幅広い層が参加できるワークショップ。若手工芸作家の指導のもと、金工や染色、陶芸など伝統工芸の技法に触れ、作家の想いを追体験してもらいながら、未来の工芸を支える“使い手”となる道を拓くことを目指します。工芸を楽しみながら体験できる、部活動のようなプログラムです。また、「KOGEIフェスタ!」とコラボレーションしたワークショップも実施します。
<各プログラム日程>
会場 :Labo白菊
10月12日:「梅結びでヘアアクセサリー作り」(水引)、
「じっくりこっとり干支作り(子)」(フェルト)
10月19日:「親子でつくる手作りアクセサリー」(金工)、
「槌目模様のピアス(orイヤリング)作り」(金工)
10月26日:「金属着色で時計作り」(金工)、
「木製のリバーシブルトレイ作り」(指物)
11月2日 :「染め型で半衿orサコッシュ作り」(染色)、
「上絵体験・ラーメン鉢とレンゲ作り」(陶芸)
11月9日 :「親子でつくるマーブル染めのハンカチ」(染色)、
「上絵体験・クリスマスオーナメント作り」(陶芸)
11月16日:「呑みながら酒器づくり」(陶芸)、
「ふわっこどうぶつチャーム作り」(造形)
■「KOGEIフェスタ!」関連ワークショップ
会場:石川県政記念しいのき迎賓館
10月12日(土)~14日(月・祝)開催(「織物で蝶ネクタイ」は10月14日のみ開催)
「木製の名刺入れを作ろう」(木工)
「染め型でランチバッグを作ろう」(染色)
「アニマルまめ皿に絵付けしよう」(陶芸)
「KANAZAWAモチーフの器を作ろう」(陶芸)
「織物で蝶ネクタイを作ろう」(染織)
【金沢アートスペースリンク】10月11日(金)~11月24日(日)開催
金沢市と近郊に点在するアートスペースが連携して行う企画です。展示のほか、参加アートスペースやギャラリーの常連客へのインタビュー企画も実施。11月には全参加スペースが出展するアートフェアも開催します。
・参加アートスペース
玄羅、ArtShop 月映、ギャラリー椋、山ノ上ギャラリー、As baku B、金沢アートグミ、atelier&gallery creava、SKLo、Badass gallery、shirasagi/白鷺美術、cafe&gallery musee、Books under Hotchkiss、A.SPACE gallery、ギャラリートネリコ、ガレリアポンテ、Kapo、ギャラリー日色、芸宿、問屋まちスタジオ、THE ROOM BELOW
■開催概要
名称 : 金沢21世紀工芸祭
会期 : 2019年10月11日(金)~2019年11月24日(日)
場所 : 金沢市及び近郊
主催 : 金沢21世紀工芸祭実行委員会 金沢市
共催 : 公益社団法人金沢青年会議所/認定NPO法人趣都金澤/NPO法人金沢アートグミ
総合監修: 秋元 雄史(東京芸術大学大学美術館館長・教授、
金沢21世紀美術館特任館長)/浦 淳(認定NPO法人趣都金澤理事長、
株式会社浦建築研究所 代表取締役)
事務局 : 金沢21世紀工芸祭実行委員会(株式会社ノエチカ内)
金沢市下本多町六番丁40-1
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- カテゴリ:
- イベント
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- 経済(国内) アート・デザイン その他ライフスタイル
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