『神様の御用人』の作家 浅葉なつの最新作 『どうかこの声が、あなたに届きますように』 感想ツイートでオリジナルマスクケースをプレゼント!
2019.08.28 11:15
文藝春秋電子書籍編集部では、9月3日(火)浅葉なつさんの書き下ろし長編『どうかこの声が、あなたに届きますように』を発売します。
シリーズ150万部を突破した『神様の御用人』の著者が描く最新作は、ラジオ業界を舞台にした書き下ろし長編。
主人公の小松奈々子は、地下アイドル時代に心身に傷を負い、鎌倉にある祖母の家でひっそり暮らしています。しかし突如、ラジオディレクターの黒木が現れ、ラジオ番組のアシスタントに奈々子をスカウトします。
悩んだ末、アシスタントとして再スタートをきった奈々子ですが、初回生放送の本番中に思いもよらぬピンチが……!
パーソナリティという仕事を通して成長する奈々子の声は、次第にたくさんのリスナーの支えになっていきます。
同じラジオ番組をいろいろな人が、さまざまな場所で聞き、泣いたり笑ったり。
ラジオを起点にリスナーの人生が交差する、一気読み必至の感動エンタメです。
本作の発売を記念し、感想ツイートキャンペーンを行います。作品にも登場する、奈々子が手放せない「マスク」。感想をツイートしてくれた読者の中から抽選で100名様に、装画を担当したイラストレーター・フクザワさんのイラスト入りマスクケース(マスク1枚入り)をプレゼントいたします。
イラスト:フクザワ
◆感想ツイートキャンペーン
文春文庫の公式Twitterアカウント(@bunshunbunko)にて、『どうかこの声が、あなたに届きますように』オリジナルマスクケースが、抽選で100名様に当たるキャンペーンを行います。
期間:9月3日(火)〜10月7日(月)
※応募方法:文春文庫の公式Twitterアカウント(@bunshunbunko)をフォローし、ハッシュタグ #どう声 をつけて感想をツイートしてください。
◆あらすじ
地下アイドル時代、心身に深い傷を負い、鎌倉の祖母のもとでひっそりと生活を送っていた20歳の小松奈々子。そこに突然現れたラジオ局のディレクター黒木から、番組アシスタントにスカウトされる。
初日の生放送は、後に「伝説の十秒回」と呼ばれる神回となり、かつてラジオ界で絶大な人気を誇ったパーソナリティの片鱗を感じさせるものだった……!?
大食いのアナウンサー、演じるキャラに疲れている女性芸人、売れっ子のオネエタレント……。様々な仲間に囲まれ、時に黒木と罵り合いながら、奈々子はラジオの世界に向き合っていく。それは自身の傷や、過去とも対峙しなければならなかったが、奈々子が生き直そうと決めた「小松夏海」の存在は、次第に黒木たちをも巻き込んで、確かなムーブメントとなっていく。そしてその言葉は、子どものできない夫婦や、大人になることの意味を考える高校生など、切実な日々を生きるリスナーたちの、ほんのわずかな未来を動かし始めていた。
「いいか小松、ラジオにはテレビやネット動画と違って映像がない。映像という明確なものがない分、リスナーはそれを補って想像する。そうして頭の中で想像されたものは、誰にも否定されないし奪えない。だから想像させろ。リスナーに、姿の見えないお前を想像させるんだ」(本文より引用)
ラジオの魅力と、傷を抱えた人々が織り成す、あたたかな小気味よさあふれる物語。
■書誌情報
書名:『どうかこの声が、あなたに届きますように』
著者:浅葉なつ
価格:730円(税込) ※電子書店によって異なる場合があります
配信開始日:2019年9月3日(火)
主要販売電子書店:Kindleストア、楽天Kobo、Apple Books、Reader Store、紀伊國屋書店Kinoppy、BookLive!、honto他、電子書籍を販売している主要書店
商品URL:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1679134900000000000T
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