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児童が学校でメバルを養殖! “陸養”プロジェクト「お魚受け入れ式」を開催  2019年9月5日(木)9時20分~ <青森市立長島小学校>

拝啓、時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜わり、心より厚く御礼申し上げます。


“陸養”プロジェクト実行委員会は、全国6地域7つの小学校(青森・千葉・東京・富山・愛媛・長崎)の児童たちに「陸上養殖」の体験を通して命の大切さや、水産資源の貴重さ・自分たちが住む地域の海の問題について学んでもらう取組みを開始いたします。これは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

このプログラムは、「いのちの授業」を通して、海や海の生命について子供達に考えてもらい、海を未来へ引き継ぐ行動のきっかけづくりを目的としており、昨年に続き2度目の開催となります。

今年度、青森で子どもたちが育てる魚は「メバル」。青森では、一部地域で「津軽海峡メバル」として、ブランド魚化が進められるなど、地元でも馴染みの深い魚です。この養殖に、青森市立長島小学校の5年生児童がチャレンジします。昨年度の青森市立荒川小学校の陸養プロジェクトでは、議論の末、愛情込めて育てたヒラメを、食べるという選択をし、海の命をいただくことのありがたみを体感しました。

今回は、9月5日(木)9時20分から「お魚受け入れ式」を開催いたします。今年度の青森は、どのようにお魚を育て、結論を出すのでしょうか?


                                 敬具

日時  :2019年9月5日(木)9時20分~11時00分

実施場所:〒030-0861 青森市長島3丁目8-1 青森市立長島小学校


発表会プログラム:

1. 来賓ご挨拶 日本財団 海洋事業部 海洋チーム  勝俣 創介様

        青森県 農林水産部水産局長     對馬 廉介様

        青森市 教育委員会事務局指導課課長 須藤 隆文様

        (ご挨拶順)

2. 決意表明  長島小学校5年生児童 2名

3. 受け入れ式 長島小学校5年生児童 2名

        青森県営浅虫水族館 飼育展示部長 櫛引 俊彦様

        青森県栽培漁業振興協会 専門員  福田 慎作様

  ※陸上養殖の始まりを告げるため、メバルの稚魚の受け渡しをします。

4. 記念写真撮影



【「陸上養殖」の取組みについて】

■対象者     :青森県青森市立長島小学校/千葉県野田市立関宿小学校/

          東京都台東区立忍岡小学校/東京都渋谷区立加計塚小学校/

          射水市立放生津小学校/愛媛県伊予市立北山崎小学校/

          長崎県長崎市 私立精道三川台小学校

■養殖する魚の種類:青森=メバル/千葉・東京=ヒラメ/富山=メバル/

          愛媛=ヒラメ/長崎=クエ

          ※育てやすさなどから日本養殖振興会が検証し、選定

■実施概要    :(1) 地元専門家による座学の実施…

            地元漁業の現状や陸上養殖について学ぶ

          (2) 養殖現場などへの見学…

            水産業の現状を学ぶ

          (3) 海水魚の「陸上養殖」の実施…

            魚の成長過程や、その成長過程における自分の気持ちの

            変化を記録として残していき、自分たちが食べている

            魚や海の問題を皆で考える。

            プロジェクトの最終結論として、育てた魚を

            どうする(食べるのかなど)のか、

            子どもたち自身が話し合い決める。

■プロジェクト監修・水槽考案:NPO日本養殖振興会



【実施校・参加児童数・受入式参加者について】

■青森市立長島小学校 5年生(児童23名)


■受け入れ式出席者(予定)

<出席予定>

青森県         農林水産部水産局長   對馬 廉介様

青森市教育委員会事務局 指導課長        須藤 隆文様

青森県営浅虫水族館   飼育展示部長      櫛引 俊彦様

青森県栽培漁業振興協会 専門員         福田 慎作様

日本財団        海洋事業部 海洋チーム 勝俣 創介様

NPO日本養殖振興会    代表理事        齊藤 浩一様



【昨年の陸養プロジェクト2018・青森の取り組みについて】

■昨年は、青森市立長島小学校の5年生児童が、青森県の県魚でもある、ヒラメの陸上養殖にチャレンジしました。半年間で、手のひらほどの大きさだった稚魚が、大きいものは体長34センチ・400gにまで成長しました。半年間育てたヒラメを、子どもたちはどうするか真剣に議論した結果、「食べる」という結論を決め、「食べる」ことによる「いのちの授業」を実施しました。児童皆が、海の恵みや命の尊さ、食べることへの感謝と真剣に向き合いました。


荒川小でのお魚受け入れ式(2018年)


「いのちの授業」と34cmに成長したヒラメ

https://www.atpress.ne.jp/releases/192438/img_192438_2.jpg

https://www.atpress.ne.jp/releases/192438/img_192438_3.jpg


“陸養”プロジェクト実行委員会は、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、次世代へ海を引き継ぐため、海を介して人と人とがつながることを目的として、本事業を実施しています。

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