20余年ぶりに蘇る国の重要文化財で、 まちと人を巻き込む寺社フェス開催!/富山県高岡市 9.29(日)
シンセサイザー・雅楽・声明の響きに包まれる音楽法要、僧侶DJ、 Predawnら出演ライブほか、坊主Café&Barやお寺のナイトツアーなど
本堂を始めとする12棟の建物が国の重要文化財に指定される名刹「雲龍山 勝興寺(しょうこうじ)」で、仏教や音楽、食、ものづくりに親しむイベント「ふるこはんフェス」を2019年9月29日(日)に開催します(主催:高岡市歴史文化推進協議会、企画運営:ふるこはんフェス運営委員会・(有)エピファニーワークス)。
勝興寺は、古くは『万葉集』の代表的歌人・大伴家持が赴任した越中国庁が建っていたと推定される場所にあり、15世紀以降は真宗王国・富山を代表する寺院として地元の人々には「ふるこはん」として親しまれてきました。20年余りに渡る「平成の大修理」(1998〜2021)も終盤となり、かつての壮麗な姿を取り戻しつつあるなか、昨年から富山県内の若手僧侶、地域住民や大学生が一緒に企画しているのがこの「ふるこはんフェス」です。
勝興寺は、古くは『万葉集』の代表的歌人・大伴家持が赴任した越中国庁が建っていたと推定される場所にあり、15世紀以降は真宗王国・富山を代表する寺院として地元の人々には「ふるこはん」として親しまれてきました。20年余りに渡る「平成の大修理」(1998〜2021)も終盤となり、かつての壮麗な姿を取り戻しつつあるなか、昨年から富山県内の若手僧侶、地域住民や大学生が一緒に企画しているのがこの「ふるこはんフェス」です。
2回目となる今年は、FUJI ROCK FESTIVALなど多くの大型フェス等に出演し木村カエラとのコラボなどでも活躍するPredawnのライブを夜の本堂で行うほか、僧侶と気軽に話ができる坊主Café&Bar、未公開部分を含む寺院内ツアー、約30名の地元僧侶が集結しシンセイザーと雅楽の調べに乗せて読経を行う音楽法要、僧侶DJによるパフォーマンスなど、パワーアップした企画内容で実施します。お寺・まち・ひとが渾然一体となって醸し出す穏やかで慈愛に満ちた雰囲気と寺町文化を新たな視点で楽しめる、年に一度の特別なイベントです。
第2回「ふるこはんフェス」DAY & NIGHT 概要
●開催日時:2019年9月29日(日) 11:00〜20:00
●会場:伏木・雲龍山 勝興寺(富山県高岡市伏木古国府17-1)
●内容:坊主Café&Bar、音楽法要『宗祖讃仰作法(しゅうそさんごうさほう)』、音楽コンサート(出演;Predawn、onpun)、僧侶DJ、勝興寺見学ツアー、フード&クラフトマーケット、ワークショップ、ふるこはんスタンプラリーなど
●主催:高岡市歴史文化推進協議会
●共催:高岡市/高岡市教育委員会/高岡商工会議所/近世高岡の文化遺産を愛する会
●協力:浄土真宗本願寺派高岡教区 寺族青年会 鸞翔会
●企画運営:ふるこはんフェス運営委員会、(有)エピファニーワークス
●お問合せ:高岡市歴史文化推進協議会事務局(高岡市教育委員会生涯学習・文化財課内) TEL:0766-20-1453
※特別開放日につき当日のみ工事協力金(通常 大人500円)は不要です。
※コンサートは投げ銭スタイルです。お気持ちでお納め下さい。
●会場:伏木・雲龍山 勝興寺(富山県高岡市伏木古国府17-1)
●内容:坊主Café&Bar、音楽法要『宗祖讃仰作法(しゅうそさんごうさほう)』、音楽コンサート(出演;Predawn、onpun)、僧侶DJ、勝興寺見学ツアー、フード&クラフトマーケット、ワークショップ、ふるこはんスタンプラリーなど
●主催:高岡市歴史文化推進協議会
●共催:高岡市/高岡市教育委員会/高岡商工会議所/近世高岡の文化遺産を愛する会
●協力:浄土真宗本願寺派高岡教区 寺族青年会 鸞翔会
●企画運営:ふるこはんフェス運営委員会、(有)エピファニーワークス
●お問合せ:高岡市歴史文化推進協議会事務局(高岡市教育委員会生涯学習・文化財課内) TEL:0766-20-1453
※特別開放日につき当日のみ工事協力金(通常 大人500円)は不要です。
※コンサートは投げ銭スタイルです。お気持ちでお納め下さい。
雲龍山 勝興寺について
浄土真宗本願寺派の寺院。本願寺八世蓮如上人が、文明3年(1471年)越中の布教の拠点として開き、蓮如の子孫が代々住職を務めました。真宗王国・越中における代表的寺院であると同時に、本願寺を支える連枝寺院の一つとして重要な働きをなしてきたお寺です。本堂を始めとする12棟の建物が国の重要文化財に指定されており、江戸時代中期から後期にかけて建てられた伽藍内の建造物は、1998年から20年余りに渡る大規模な保存修理が行われています。2021年春、全面公開予定です。
富山県高岡市 伏木地区について
勝興寺のある富山県高岡市の伏木地区は、古くから越中の政治・経済の中心として栄えた地であり、日本海に面した港町、交易の拠点としても発展してきました。
奈良時代には越中の国府がおかれ、国守として赴任した大伴家持が数多くの歌を詠みました(のちに、新元号「令和」の出典元としても知られる「万葉集」を編纂)。このとき国庁が置かれたのが、現在勝興寺のある場所と推定されています。勝興寺が開かれた後の戦国時代から江戸時代にかけては、寺内町として栄え、さらに北前船交易が盛んとなった江戸時代から大正時代にかけては北前船で財をなした廻船問屋が多く現れて大いに繁栄し、日本初の私立測候所ができるなど、明治以降の近代化にも大きな影響を及ぼしました。
特に、勝興寺寺内町を含む中心のエリアには、奈良時代、江戸時代、近代それぞれの特色ある歴史・文化資源が集中しています。
奈良時代には越中の国府がおかれ、国守として赴任した大伴家持が数多くの歌を詠みました(のちに、新元号「令和」の出典元としても知られる「万葉集」を編纂)。このとき国庁が置かれたのが、現在勝興寺のある場所と推定されています。勝興寺が開かれた後の戦国時代から江戸時代にかけては、寺内町として栄え、さらに北前船交易が盛んとなった江戸時代から大正時代にかけては北前船で財をなした廻船問屋が多く現れて大いに繁栄し、日本初の私立測候所ができるなど、明治以降の近代化にも大きな影響を及ぼしました。
特に、勝興寺寺内町を含む中心のエリアには、奈良時代、江戸時代、近代それぞれの特色ある歴史・文化資源が集中しています。
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