新しい働き方「ふるさと兼業」で働き方の多様化の実現! 大企業若手有志団体 ONE X と NPO法人G-netが協業を開始
9月29日開催のONE JAPAN CONFERENCE 2019 で発表
2019.09.19 17:30
大企業若手の実行団体であるONE X(※1)は、働き方の多様化の実現を目的に、NPO法人G-net(※2)(所在地:岐阜県岐阜市、代表理事:南田 修司、以下「G-net」)が運営する兼業・プロボノマッチングプラットフォーム「ふるさと兼業」(※3)を共同推進することを、2019年9月29日(日)に秋葉原UDXで開催される「ONE JAPAN CONFERENCE 2019」(※4)で発表します。
ふるさと兼業 と ONE X
■副業・兼業への関心と課題
「働き方改革」の推進や、副業・兼業を解禁する企業の増加により、現在副業・兼業またはプロボノなど社外活動への興味関心は高まっています。
一方で、リモートワークや、副業・兼業へのリテラシー向上はまだ浅く、受け入れ企業や実施する人材によるプロジェクト推進にはまだまだ課題があります。
■「ふるさと兼業」共同推進の背景と目的
G-netでは、2018年9月より地域やテーマで選べるプロボノ・兼業マッチングweb「ふるさと兼業」をスタート。全国15地域のパートナーと連携をしながら、多様な働き方の推進や、地方創生を加速させてきました。
一方で、大企業の横串活動を行う一般社団法人ONE JAPAN Resource Managementの若手部門であるONE Xには大企業の若手社員が中心に所属しており、様々な団体・企業・個人とコラボレーションをしながら、新規事業への挑戦や、新しい働き方の実践の場、若手の成長の場を提供しています。
今回の協業では、地域の受け入れ企業と兼業参加者を繋げるコーディネートをONE Xとふるさと兼業が共同で担い、各プロジェクトの推進に取り組みます。また、共同によるコーディネートを通じて得られたノウハウを蓄え、シナジーある人材流動の仕組みをつくり、人材側と企業側双方の成長を促します。プロジェクト型の働き方や、リモートワーク、地域での仕事などの「新しい働き方」について、複数の関係者がwin-winの関係性で推進できる世界を目指していきます。
これまでONE Xは、課題発見し仮説をたてる場となる「TOY スクランブル」と課題解決の検証の場となる「地方共創 Project」を、多様な分野の人々と共に進めてきました。「ONE JAPAN CONFERENCE 2019」においても行政・NPO・企業・個人との対話を通じて、各ステイクホルダーの想いを確認するとともに、課題解決につながる糸口の発見を目指します。
ONE Xは今後もさまざまな分野の組織や個人との共創を通じ、課題発見と解決、仮説と検証の場作りを加速していきます。
ONE Xとふるさと兼業は共同で10月以降、名古屋や東京を中心に兼業や多様な働き方推進を目的としたイベント(※5)の企画運営やプロジェクトの協働によるコーディネートを進め、全国各地に質の高い仕組み作りの実現に向けて取り組みます。
◆注釈
※1:「ONE X」
「ONE X」は、「全ての人が“コト”を興せる社会を創る」をミッションに掲げる、地方を基軸にした共創型実行団体です。主に大企業の若手社員が有志で所属しており、様々な分野とコラボレーションすることで、課題を発見する場の創造や課題解決を行っています。
https://www.facebook.com/onexxxx/
※2:「NPO法人G-net」
「NPO法人G-net」は、岐阜を拠点に、地域の中小企業の経営革新と担い手となる人材育成を通じた地域活性に取り組むNPOです。大学生と地域の魅力ある中小企業を繋ぐ長期実践型インターンシップや、地域の右腕人材に特化した就職採用支援事業を地域密着で展開しています。17年に兼業やプロボノによる社会人と地域のマッチング事業をスタート。若者と地域を多様な形で繋げられる仕組み作りを推進しています。
※3:「ふるさと兼業」
「ふるさと兼業」は、隙間時間を活用して、故郷など関心ある地域や事業に兼業・プロボノで参画できるマッチングプラットフォームwebです。地域毎に兼業を支援する専属コーディネーターを設置し、受入側、参画側を丁寧にフォローできる体制を整えているのが特徴です。ひとりひとりの多様な働き方の推進と、関係人口の創出等の地域と都市部をつなぐ取り組みを通じた地域産業の活性化を目指しています。
※4:「ONE JAPAN CONFERENCE 2019」
「ONE JAPAN CONFERENCE 2019」は、大企業の若手有志団体コミュニティであるONE JAPAN Resource Managementが年に一度開催するイベントです。例年各分野の第一人者を登壇者として招き、有志団体加盟社、一般と学生を合わせて1,000人以上が来場し、今年で3度目の開催となります。
https://onejapan2019ippan.peatix.com/?lang=ja
※5:予定するイベント「新しい働き方会議」(名古屋・金沢開催)
NPO法人G-netが運営する地域の中小企業15社と100人の参加者による兼業・プロボノマッチングイベント。中部経済産業局の委託を受け、2018年度より開催。昨年度は12社100人で実施し、60件のエントリー、20件のマッチングが生まれている。各マッチングプロジェクトのコーディネートでの協働を行います。
名古屋会場:2019年10月6日(日)/金沢会場:2019年10月13日(日)
https://furusatokengyo.jp/project/feature/newhatarakikatakaigi2019/