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アリソン製AT、日野自動車製中型トラックの 豪州販売台数65パーセントを占める

【日本語抄訳版】アリソントランスミッションは、オーストラリアで販売されている新型日野500シリーズのスタンダードキャブトラックの65パーセントが、中型トラックのオプションとして人気の高いアリソン製オートマチックトランスミッションを搭載していることを明らかにしました。


アリソン製AT搭載 新型日野500シリーズ


シドニー(オーストラリア)―近年、オーストラリアで販売される日野自動車製中型トラックのオプションとして、アリソン社のフルオートマチックトランスミッションが高い割合で採用されていることから、変貌する豪州のトラック市場でのニーズならびに交通渋滞が進む都市部で操業する輸送業者のニーズを満たすのはアリソンATであることが実証されています。


日野オーストラリアのダニエル・ペトロフスキー製品戦略部長によると、アリソン製オートマチックの需要は増加の一途をたどり、今後も伸び続けるとのことです。


ペトロフスキー氏は、「顧客はフルオートマチックを高く評価し、切り替えを進めています。燃費や性能に関する満足度が高く、ATでは交通状況に応じてより素早く加速ができ、都市部の交通渋滞の中でも移動時間を短縮することができます」と述べました。


市場の潮流が2ペダル操作へと向かう中、アリソン製品は最適な選択肢となっています。主に、大都市圏での使用に際して、マニュアル式トラックの運転ができる、あるいはマニュアル式の運転を希望するドライバーを確保できないためです。


「我々は10年も前から、2019年までには中型トラックの80パーセント前後がオートマチック車になるだろうと予想していましたが、市場は予想通りのトレンドとなり、その数字も間も無く達成しそうです。当社のあらゆる車種でATを採用する傾向にある中、日野500シリーズはオートマチックの要望が高く、アリソン製ATを戦略的に採用しています。なぜなら業務用では本物のオートマチック車が好まれるため、特に350馬力以下のクラスではアリソンが最良のソリューションなのです」とペトロフスキー氏は語っています。


オーストラリアでアリソントランスミッションの販売・マーケティングを担当するロベルト・カバニーノ部長は、「前のモデル同様、6速オートマチックを新型500シリーズのスタンダードキャブモデルに搭載するため、日野自動車と密接な連携を図りました。この性能は、我々の緊密な技術協力を示す素晴らしい実例なのです」と述べました。


アリソン社のフルオートマチックトランスミッションは、三菱ふそう、いすゞ、UDといった他のトラックメーカーの中型トラックを購入するバイヤーからも支持を得ており、アリソン製品がオプションで選べる場合には高確率で採用されています。


またカバニーノ氏は、「アリソン製オートマチックは確かな実績があり、パワーの途切れないスムーズなシフトチェンジを実現し、この市場のトラックバイヤーにとって非常に魅力的です。本物のオートマチックはアリソンだけです。他のメーカーでは2ペダル方式のギアボックスを同等品だとしていますが、実際には異なるものです。熟練ドライバーの確保がますます困難な課題となり、都市部で操業する物流業者の多くがマニュアル式トラックのクラッチなどの動力伝達装置部品を変えねばならず、それに伴うコストアップや生産性の低下を問題視しています」と述べました。


新しい日野500シリーズに搭載されるアリソン製オートマチックには純正のATFが充填されています。日野自動車では、ATF交換のインターバルは最大48万キロメートルであると試算しており、ダウンタイムやメンテナンスコストを削減し、生産性が向上するとしています。



■アリソントランスミッションについて

アリソントランスミッション(Allison Transmission、NYSE:ALSN)は、中型・大型商用車用のオートマチックトランスミッション、および都市バスのハイブリッドシステムの世界最大手メーカーです。アリソンは、あらゆる市場・用途(塵芥収集車、建機、消防車両、キャンピングカー、エネルギー開発・鉱山用機器、軍需用装輪車両・無限軌道車両など)で活躍しています。1915年の創業以来、本社を米国インディアナ州インディアナポリスに拠点を置き、従業員数は全世界で約2,900人です。世界中の80以上の市場でビジネスを展開し、オランダと中国、ブラジルに地域本部、米国とハンガリー、インドに製造拠点を設けています。また、約1,400か所の独立した販売・サービスディーラーで充実したサポートを提供しております。

詳細については、こちらをご参照ください。

https://www.allisontransmission.com/

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