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「ジオ神戸本山中町」が「2019年度グッドデザイン賞」を受賞 ~マンションブランド〈ジオ〉では、10件目の受賞~

阪急阪神不動産株式会社(本社:大阪市北区/社長:若林常夫)では、『ジオ神戸本山中町(神戸市東灘区)』が、集合住宅部門において「2019年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しましたので、お知らせします。当社のマンションブランド〈ジオ〉に関しまして、今回の受賞は昨年の「ジオ四谷荒木町」に続くもので、合計10件目の受賞となります。


『ジオ神戸本山中町』は、六甲山系の麓、閑静な邸宅街に建つ集合住宅です。邸宅としてのプライバシーを確保するため閉鎖的になりがちな内廊下を「開放感あふれる内廊下」という斬新な発想の下、中央部のエレベーターホールに大きな開口部を設けたことが、平面計画の最大の特長です。また、建物中央部に吹抜けを設けることで、六甲山系の麓という立地ならではの、明るくのびやかな空気感を内部に取り込むとともに、六甲山系に生息する樹々を中心とした植栽計画を行い、建物周辺を行き交う人にも季節の移ろいを感じさせる住まいづくりを実現させました。

更に、長方形の平面を田の字型に4つに分割することで、全邸角住戸を実現し、南側住戸には明るくあたたかな陽光が舞い込み、北側住戸からは六甲山系の眺望を愉しむことができるよう計画しました。


『グッドデザイン賞』とは

1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加しています。これまでの受賞件数は46,000件にのぼり受賞のシンボルである「Gマーク」は、よいデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。


審査員コメント

長方形平面を田の字型に4ユニットへと分割し、その中心を縦動線とセンターホール的な共用部とする基本プランをベースとしている。こうすることで4ユニット全てが2辺を外部に接する角部屋となって各室は十分な自然光を取り入れることができ、またインナーテラスの採用も合わせて、晴天時に限らない自然な通風を獲得できるなど、居住環境へのメリットは大きい。この平面形式を可能にしたのは、センターホール型に特有の二方向避難の問題をX階段を用いることで解決し、またセンターホールにありがちな暗さについては、全層を吹き抜けるライトコートを並置することで、心地良い共用部へと転換した等の工夫による。各立面はシンメトリを基調に整えられ、タイルの色調選定も落ち着いていて各部のディテールも合わせて自然な格式を得ており、地域のトーンとよく合っている。目新しいというよりも、熟練した上手さを感じさせる無理のない設計であり評価したい。


【ジオ神戸本山中町】 物件概要



阪急阪神不動産株式会社 https://www.hhp.co.jp/


リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/file_sys/news/7174_3970178d641ca00f3bdfe01afef235fd2f980402.pdf


発行元:阪急阪神ホールディングス

    大阪市北区芝田1-16-1

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