年収800万円以上の外資系・日系企業社員における 「転職のきっかけ」実態調査
転職のきっかけ、第1位は「キャリアアップ」、第2位は「給与・報酬アップ」。 日系企業社員のほうが、転職時に「年齢」を不安視する傾向が強い。 ―グローバル人材紹介会社 エンワールド・ジャパン ユーザーアンケート―
日本最大級のグローバル人材紹介会社・人材派遣会社であるエンワールド・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:ヴィジェイ・ディオール)は、エンワールド・ジャパンのサービス登録者で、現在正社員で働いている年収800万円以上の方を対象に「転職のきっかけ」についてアンケートを行い、1,332名から回答を得ました。
<調査結果 概要>
■「転職を考え始めたきっかけ・理由」第1位は「キャリアアップ」(52%)。
第2位は「給与・報酬アップ」(47%)、外資系・日系企業社員ともに同順位。
もっとも差が大きかったのは「会社の考え・風土が合わない」。
■転職で不安なこと、6割が「現在の年齢」と回答。
日系企業社員のほうが、外資系企業社員よりも「年齢」と回答する割合が高い。
■「転職で実現したいこと」の上位3回答は、
「キャリアアップ」「給与・報酬アップ」「スキルアップ」。
■「転職を成功させるためにやっていること」第1位、
外資系企業社員は「人材紹介会社への登録・相談」(68%)。
日系企業社員は「転職サイトへの登録」(69%)。
<調査結果 詳細>
【1】「転職を考え始めたきっかけ・理由」第1位は「キャリアアップ」(52%)。
第2位は「給与・報酬アップ」(47%)、外資系・日系企業社員ともに同順位。
もっとも差が大きかったのは「会社の考え・風土が合わない」。(図1)
年収800万円以上の方に、転職を考え始めたきっかけ・理由について伺いました。もっとも多かったのは、外資系・日系企業社員ともに「キャリアアップ(昇進・仕事の幅を広げたい)」で、過半数を超えました。(外資系企業社員:51%、日系企業社員:54%)。
外資系・日系企業社員でもっとも大きな差がでたのは「会社の考え・風土が合わない」(同:24%、32%)。日系企業社員の回答が、外資系企業社員を8ポイント上回りました。
「その他」には、「業務とのミスマッチ」「年齢(定年を迎えた、定年に近いなど)」「企業の倒産・縮小」「ハラスメント」「勤務地・通勤時間」「家庭の事情」などの理由が挙げられました。
【2】転職で不安なこと、6割が「現在の年齢」と回答。
日系企業社員のほうが、外資系企業社員よりも「年齢」と回答する割合が高い。(図2)
「転職を考える上で不安に感じることはありますか」と伺うと、最も多かったのは、外資系・日系企業社員ともに「現在の年齢」で約6割に上りました。(外資系企業社員:57%、日系企業社員:63%)。日系企業社員の回答が、外資系企業社員の回答を6ポイント上回り、日系企業社員の方が年齢を不安視していることがわかります。
第2位は「希望する仕事の求人があるか」(同:38%、34%)、第3位「自分の経験・スキルに市場の需要があるか」(同:33%、32%)となっており、いずれも外資系・日系企業社員で同順位でした。外資系・日系企業社員の回答でポイント差が大きかったのは、「現在の年齢」と同じく6ポイント差があった「家族の理解が得られるか」(同:5%、11%)でした。
「その他」では「入社後のギャップ(業務内容、職場環境)」や「面接・適性試験」「自由度」などが見られました。「特にない」と回答したのは11%にとどまっており、多くの方が転職に何かしらの不安を抱えていることが分かりました。
【3】「転職で実現したいこと」の上位3回答は、
「キャリアアップ」「給与・報酬アップ」「スキルアップ」。(図3)
「転職で実現したいこと」の上位3回答は、外資系・日系企業社員ともに「キャリアアップ(昇進・仕事の幅を広げたい)」(外資系企業社員:60%、日系企業社員:61%)、「給与・報酬を上げたい」(同:59%、62%)、「スキルアップ(新しい知識・技術の取得、自分の能力を試したい)」(同:48%、47%)でした。
最もポイント差が大きかったのは「ワークライフバランス(残業時間、休暇の取得等)の改善」で、外資系企業社員の回答が7ポイント上回りました。(外資系企業社員:30%、日系企業社員:23%)
「その他」には「これまでのスキルや経験を活かす」「会社・社会への貢献」「達成感・満足度・やりがい・モチベーション」「居住地(Uターンなど)」が挙げられました。
【4】「転職を成功させるためにやっていること」第1位、
外資系企業社員は「人材紹介会社への登録・相談」(68%)。
日系企業社員は「転職サイトへの登録」(69%)。(図4)
「転職を成功させるために、具体的に行っていることはありますか」と伺うと、外資系企業社員は「人材紹介会社に登録・相談している」(68%)、日系企業社員は「転職サイト(企業へ直接応募できるサイト)に登録している」(69%)がそれぞれ最多の回答となりました。
第3位は外資系・日系企業社員ともに「インターネットを利用した情報収集をしている(SNSを含む)」が挙げられました。
「その他」では、日系企業社員から「英語学習」といった回答が多く見られました。
【調査概要】
調査方法 :インターネット調査
調査地域 :全国
調査対象 :エンワールド・ジャパン サービス登録者 1,332名
勤務先企業区分比率:外資系企業 58%、日系企業 42%
年齢構成 :20代 1%、30代 20%、40代 46%、50代 32%、
60代以上 1%
調査実施期間 :2019年9月5日~9月11日
- カテゴリ:
- 調査・報告
- タグ:
- その他ライフスタイル 経済(国内) ビジネス全般
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