ライオン「ハブラシ・リサイクル」活動で1年間で約19万本を回...

ライオン「ハブラシ・リサイクル」活動で1年間で約19万本を回収  資源循環に努める

 ライオン株式会社(代表取締役社長・掬川 正純)は、使用済みハブラシを回収してリサイクルするプログラムを2015年から実施しています。当社では、2018年10月から2019年9月の1年間で、190,491本のハブラシを回収しリサイクルしましたので、報告いたします。



■ライオン「ハブラシ・リサイクル」活動とは

 ライオンは、2015年より、テラサイクルジャパン合同会社(※)と提携し、使用済みハブラシを回収し、熱溶解の後、再生プラスチックとしてプランター等にリサイクルしています。

 本プログラムでは、参加希望者が個人・学校・団体などの単位で事前に「ハブラシ回収プログラム」ホームページから参加登録し、回収ボックスなどを設置してハブラシを集めます。使用済みハブラシが200本(約2kg)以上集まったところで回収、回収量に応じてテラサイクルポイントが付与されます。このポイントは、プランター等のリサイクル製品への交換や任意のNPO団体・教育機関への寄付に使用することも可能です。


「ハブラシ・リサイクル活動」の流れ


 2019年9月末時点で登録参加者は、学校や医療機関など544団体となり、2015年のプログラム開始から累計で約56万本を回収しています。今後は、自治体の公共施設や販売店を中心に回収ボックスを設置して、生活者の方との接点を増やしてまいります。



(※)テラサイクルジャパン合同会社

 2001年アメリカで創業。「捨てるという概念を捨てよう」という理念のもと、世界21ヵ国でリサイクルプログラムを実施している。プログラム参加者が費用を負担することなく、使用済みの製品等を回収。回収量に応じたポイント交換制度で、参加者はリサイクル品の入手や団体への募金・寄付ができる仕組みを展開している。


【手作りボックスでハブラシ回収を行う学生】

https://www.atpress.ne.jp/releases/196715/img_196715_2.jpg


【イベント会場に設置されたハブラシ回収ボックス】

https://www.atpress.ne.jp/releases/196715/img_196715_3.jpg



■口腔衛生と環境の両立に向けた「ハブラシ・リサイクル」

 ハブラシは使い続けると毛先が開き、新しいハブラシに比較して汚れを落とす力が2割から4割低下します。また、見た目に毛先が大きく開いていなくても、長期間使用すると毛の弾力がなくなり、汚れを落とす力が弱まります。適正なハブラシの清掃力を保つために、当社では「1ヵ月に1度」の交換をおすすめしています。当社は、口腔衛生のために交換したハブラシを貴重な資源として循環できるよう、使用済みハブラシを回収してリサイクルするプログラムを2015年にアジアで初めて開始し、「お口にいい!」と「環境にもいい!」を両立できる仕組みづくりに取り組んでいます。


 当社は、2019年6月に「LION Eco Challenge 2050」を目標に掲げ、事業を通じての「資源循環(プラスチック、水資源)」に努めています。今後も、生活者のみなさんとともに、人と地球の健やかな未来に貢献してまいります。



◆ライオンの「ハブラシ・リサイクル」活動:

https://www.lion.co.jp/ja/csr/toothbrush-recycling/


◆「ハブラシ回収プログラム」ホームページ(テラサイクルジャパン合同会社ホームページ内):

https://www.terracycle.com/ja-JP/brigades/habrush



*10月は「リデュース・リユース・リサイクル推進月間(略称:3R推進月間)」です。

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