AI画像解析を用いた帳票のデジタル化エンジンを開発

2020年中に自動化サービスの開発・提供を目指す

 デジタルハイブリッドのトッパン・フォームズ株式会社(以下トッパンフォームズ)は、AIによる画像解析技術を用いて帳票の画像から枠や線、入力項目などの情報を自動認識し、帳票項目を構造化したデータを生成・出力するエンジン「DeepForms(ディープフォームズ)」を株式会社オープンストリーム(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 吉原 和彦、以下オープンストリーム)と共同開発しました。*1

 トッパンフォームズは「DeepForms」を用いて、帳票レイアウトデータやWebフォームの生成、OCR帳票を読み取る定義ファイルの設定などを自動化し、帳票作成の工数削減による業務効率化を支援するサービスを2020年中に開発・提供します。SaaSサービスでの提供や当社ソリューションへの導入などを予定しており、本サービスの提供によりお客さまの働き方改革や生産性向上、コスト削減などに貢献していきます。


【背景】

 デジタル化の進展に伴い、各企業が社内外で行う各種手続きを紙帳票から電子帳票での運用に切り替えています。しかし、切り替えに伴うシステム構築には煩雑なプログラム開発やIT人材不足などにより、多大な時間とコストを要しており、効率化・省力化が求められています。

 このたび開発した「DeepForms」は、トッパンフォームズが保有する大量の帳票データの学習や、オープンストリームが持つ転移学習をはじめとする最新のディープラーニング技術を活用することで、AIを用いた画像解析技術で80%を超える認識率を実現し、お客さまの業務に適用可能な高精度を実現しています。


以上


*1 トッパンフォームズとオープンストリームで共同特許出願中。

※「デジタルハイブリッド」「DeepForms/ディープフォームズ」は、

  トッパン・フォームズ株式会社の登録商標です。

※ その他記載された製品名などは各社の登録商標あるいは商標です。 

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