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日本初 産地を明確にできるブロックチェーン技術を使った ダイヤモンドトレーサビリティビューアシステムを導入

新規入荷ダイヤモンドに搭載予定

ロシア産バージンダイヤモンド(新品ダイヤ)を取り扱う株式会社バージンダイヤモンド(所在地:東京都台東区、代表取締役社長:松本 裕昭、以下 当社)は、販売する天然ダイヤモンドの信頼性を担保するため、ブロックチェーン技術を使ったトレーサビリティビューアシステム(特許出願中)を導入することとなりました。1月搭載予定です。

また、2020年1月20日(月)~1月23日(木)の期間、東京ビッグサイトで開催されるIJT(国際宝飾展)に出展いたします。(出展ゾーン:一般ジュエリーエリア A2-95「株式会社バージンダイヤモンド」)


GIAシーリングの説明


■エシカル(倫理的)なダイヤモンドの実現のため新システムを導入

天然ダイヤモンドを扱う貴金属業界では、ダイヤモンドに関わる詳細な情報が購入時に知らされぬまま流通しております。

今回のシステムにより当社が解消する課題は、合成ダイヤ*1、紛争ダイヤ*2、二次加工ダイヤ*3、との違いを明確にすることで、お客様がそれらを取捨選択できる状態にした上で、値段や品質からご自身の価値観に従って選べるようにする点にあります。また、鑑定書の偽装問題も解決することができました。



当社が扱う天然ダイヤモンドは、こうした問題がないエシカル(倫理的)な製品であることを証明できる、ロシア連邦のサハ共和国のダイヤ原石を買い付けています。


買い付け時に発行されたアルロサ(ロシア政府系のダイヤモンド生産者)附番ナンバーは、GIAで鑑定書を取得する際に、ダイヤモンドのガードルにナンバーをレーザー刻印します。


・アルロサからラフ(原石)で仕入れた場合は、アルロサ→GIA東京→ロシア自社研磨工場→GIA東京→バージンダイヤモンドというルートにて、GIAの産地証明を取得します。


・アルロサからルース(研磨済みダイヤ)で仕入れた場合は、未開封のままGIA東京へ持ち込み、GIAの鑑定書が作成されると共に不正開封防止仕様の安全な容器の中に密封されるので、「二次流通」「二次加工」「人工ダイヤ」「紛争ダイヤ」など当社がアルロサから購入した以外のダイヤが紛れ込むことがないよう第三者機関であるGIA東京と協力関係の下、トレーサビリティが保たれます。


この一連の生産履歴を一貫管理できる当社は、耐改ざん性の高いブロックチェーン技術を活用した生産履歴管理システム(トレーサビリティビューアシステム)に登録することで、さらなる信頼性の向上をご提供いたします。

トレーサビリティビューアシステムは、当社が2019年11月以降に入荷したダイヤモンドから登録されます。本システムによる品質の客観性と可視化の向上により、お客様に一層の信頼と安心をご提供して参ります。



■信頼性が担保できる生産履歴管理システム

トレーサビリティビューアシステムでは、当社が販売するダイヤモンドの情報を、原石の買い付けから、研磨、流通、販売まで1点ずつ登録していきます。登録する情報は次のような項目です。


・シリアル番号

・契約書

・キンバリープロセス

・研磨前の原石

・原石研磨プラン

・研磨後のダイヤ

・鑑定書


上記の情報を登録するとブロックチェーンに記憶されます。ダイヤモンドを購入するお客様は、WebサイトのリンクまたはQRコードから登録されたダイヤモンドの情報を確認することができます。このような情報を開示することで、ダイヤモンドの信頼性を担保できるようになりました。


また、単なる機械的なデータの正しさだけではなく、お客様の心も大切にしている当社では、メモリアル機能も搭載されており、想い出の動画、写真などを登録することで、家族の記念を刻むこともできるようになっています。



■日本初の産地を明確にできるダイヤモンドシステム

このトレーサビリティビューアシステムは、日本初のアルロサ サイトホルダーとして、GIA東京にて産地証明を取得しています。

日本では、工業用ダイヤ以外のダイヤモンド原石を輸入・研磨している会社は希少です。当社は、ダイヤモンド原石の買付・研磨・輸入・製作・販売を一貫して行っているため、産出国から販売までの追跡データをシステムに登録することが可能となりました。


サンプルページ: https://mi-are.com/demo.html



今後、当社ではダイヤモンドを購入するお客様に対して正しい情報を発信するとともに、情報を開示することを業界の基準として広めていきたいと思います。


*1 天然ダイヤモンドと実質的に同じ化学組成、結晶構造、物理的特性を持つもの。偽物ではないが、天然でもない。

*2 シエラレオネなど内戦地域で産出されるダイヤモンドをはじめとした宝石類のうち、紛争当事者の資金源となっているもの。現在では取引は禁止されている。

*3 貴金属販売店や質流れ品のダイヤモンドを業者が購入し、再度加工して販売されているダイヤのこと。鑑定書があるため、品質は確認できるが、産地が不明なもの。



■株式会社バージンダイヤモンドについて

名称     : 株式会社バージンダイヤモンド

本社所在地  : 東京都台東区浅草橋3-34-10 ドヌール浅草橋202

代表取締役社長: 松本 裕昭(まつもと・ひろあき)

設立     : 2008年8月

資本金    : 1億円

URL      : http://www.virgindiamond.co.jp

事業内容   : インターネットによるジュエリー、アクセサリー宝飾品販売

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