GSアライアンス株式会社の植物、木、廃木材、紙、古紙などの リサイクル材料を複合化させた 100%天然バイオマスの生分解性樹脂(石油0)が グリーンプラ、バイオマスプラ認証を取得
2019.11.11 12:00
地球温暖化、資源枯渇などの問題や、海洋のマイクロプラスチック問題を含む世界的なプラスチックゴミ問題による地球環境破壊は深刻化しており、生態系を破壊する壊滅的なレベルになりつつあります。2050年には海中に漂うプラスチックゴミの量が魚の量を上回る可能性があると言われており、既に我々人体にマイクロプラスチックが環境中から入りつつあるという報告もあります。このような状況において、プラスチックリサイクルの推進や、プラスチックそのものの使用量の削減、また環境中で分解する生分解性プラスチックなどの実用化、さらなる研究開発が進められています。
竹、木、植物、廃木材を複合化させた100%天然バイオマス生分解性樹脂(石油0)
紙、古紙を複合化させた100%天然バイオマス生分解性樹脂(石油0)
GSアライアンス株式会社(本社:兵庫県川西市、代表取締役社長:森 良平 博士(工学))は、あらゆるリサイクル原料を用いて当社が製造している樹脂材料が、日本バイオマスプラスチック協会のグリーンプラ、バイオマスプラの認証を取得したことをお知らせいたします。
樹脂材料は、植物、木、廃木材、紙、古紙などのリサイクル材料を複合化させた100%天然バイオマスの生分解性樹脂(石油0)です。
これらの樹脂は添加剤などもバイオマス由来のものを選択しているので、100%天然バイオマスからできています。石油を一切使用しない生分解性材料を作ることにこだわっており、植物や紙などの原料も用いることにより、環境に限りなく優しい材料となっております。またリサイクル材料を用いているので、コストの面からも利点があります。
このような木、植物、古紙などのリサイクル材料を用いたリサイクル材料を用いた樹脂材料でグリーンプラ、バイオマスプラの認証を取得したような例は他にありません。限りなく環境に優しい材料が認められたと思われます。
さらに当社にはセルロースナノファイバーと樹脂を複合化する技術が既にあり、これらの材料にもその技術を応用しています。セルロースナノファイバーも天然バイオマスの生分解性材料なので、この技術を組み合わせることにより石油を一切使わずに生分解性を維持したまま機械的強度なども向上させています。
今後はさらなるサンプル出荷を進めていき、加えてこれらの材料の機械的強度、結晶性、耐熱性、寸法安定性、成形性といった樹脂としての機能の向上などの検討も同時に進めていきます。また自社の登録商標であるNano Sakuraを商品名としたカトラリー、皿、ボトル、袋、フィルムなどの各種成形品にもこのような限りなく環境に優しい材料を用いてビジネス展開していきます。
Nano Sakuraのロゴ
■会社概要
商号 : GSアライアンス株式会社
代表者 : 代表取締役社長 森 良平(工学博士)
所在地 : 〒666-0015 兵庫県川西市小花2-22-11
事業内容: 環境、エネルギー分野の最先端材料の研究開発と製造販売
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