うつ病やストレス関連疾患など心の健康問題へ対応する 「認知行動療法師」の資格認定制度を開始
2019.11.27 09:30
この度、一般社団法人 日本認知・行動療法学会(事務局:東京都千代田区、理事長:嶋田 洋徳)は、国民の心の健康増進ならびに精神保健福祉施策の充実に資する社会貢献事業として、「認知行動療法師」の資格認定制度を創設することにいたしました。
【「認知行動療法師」資格制度創設の背景】
認知行動療法は、うつ病や不安症、ストレス関連疾患をはじめとする多くの心の健康問題への精神心理的アプローチとして、その有効性が確認され、医療保健、教育、福祉、産業労働、司法犯罪分野等で広く普及するようになりました。
今後ますます認知行動療法への国民の期待が高まる中、認知行動療法を行う者の知識、技能、資質の質保証が重要な課題となっております。本学会では、認知行動療法の実践家に必要とされる基本的な知識、技能、資質に関するガイドラインを定め、それに基づく教育研修制度を整備し、一定のレベルに到達した者に「認知行動療法師」という資格を認定する制度を整備するとともに、有資格者の継続研修と実践力評価を行うことで、我が国の認知行動療法の質保証ならびにさらなる普及・発展に寄与していきたいと考えております。
【「認知行動療法師」資格制度の内容】
「認知行動療法師」の資格認定制度の詳細は別紙資料をご参照ください。なお、本資格制度は、本学会の会員にとどまらず、対人援助に携わる各種専門職に開かれた資格制度といたします。
資格制度補足資料
https://www.atpress.ne.jp/releases/199171/att_199171_1.pdf
教育研修プログラム補足資料