リクルートスタッフィング情報サービス、ネパールにて 『海外IT人材の日本就職プログラム』を開始 ―将来日本で働きたいネパールのIT人材を現地で育成・採用―
2019.11.27 17:15
株式会社リクルートスタッフィング情報サービス(本社:東京都江東区、代表取締役社長:中川 将宏)は、ネパールの最高学府であるトリブバン大学(Tribhuvan University Institute of Engineering、以下IOE)にて、奨学金付の日本語コースの支援を開始し、ネパールのITエンジニアの採用をスタートします。
【エンジニアとして日本での就労に“チャレンジ”する海外IT人材を創出】
日本における労働力不足は深刻な問題となっており、経済産業省によると(※1)、IT業界では2030年に79万人もの労働者が不足すると言われています。この労働力不足に対して、当社ではIT職未経験であっても新しい分野で“チャレンジ”をしたいと考えている人材を中心に採用を行い、ITエンジニアとして育成する「ITエンジニア創出」を軸とした派遣事業を展開してまいりました。
この度「日本での就労に“チャレンジ”したいエンジニア」を創出することを目的に、その第1弾として、世界中から国境を越えたグローバル採用支援を行うフォースバレー・コンシェルジュ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:柴崎 洋平)の高度IT人材日本就労プログラムである「Connect Jobクラス」に参画し、ネパールのトリブバン大学IOEの学生を対象に、奨学金付の日本語コースの支援を開始します。学生は専攻のコンピューターサイエンスの学業に加え、日本語やビジネスマナーなど日本での就業に向けて必要な教育を2年間受け、大学卒業後には当社へ入社し、日本での就業を予定しています。
■日本就職プログラムのスキーム
■「Connect Job クラス」開校式での当社代表取締役社長 中川のスピーチ
■学生への内定証書授与後の記念撮影
■当社入社予定の学生との懇親会での記念撮影
■トリブバン大学(IOE)学生の日本語授業風景
ネパールでは現在、失業率が10%を超え、また60%を超える人々が農林業や漁業に就いており(※2)、ITエンジニアとして高等教育を受けても、エンジニアとして働ける場が非常に限られている状況です。大学で学んだ専門知識を活かし、日本でITエンジニアとしての経験を積むことで、日本での活躍が期待されると同時に、将来母国に帰国した際に、その経験を元に母国の経済発展に寄与していくことも期待されています。
今後もリクルートスタッフィング情報サービスは国境を越えてITエンジニアの創出・育成を行い、社会・経済の発展に貢献してまいります。
(※1)経済産業省
「ITベンチャー等によるイノベーション促進のための人材育成・確保モデル事業」より
(※2)在ネパール日本国大使館
「図説 ネパール経済2019」より
<フォースバレー・コンシェルジュ株式会社 概要>
世界中の人材と企業・大学を繋ぐ、 国を越えた人材コンサルティング事業を展開。「必要な人財を必要なタイミングで世界中から採用出来るスキームの構築」を目的に、世界中から人材を採用するための戦略策定、採用支援から入社後の活躍のリテンションプランまで、一気通貫でサポートを行う。
所在地 : 東京都千代田区麹町5-3 第7秋山ビルディング6F
代表者 : 代表取締役社長 柴崎 洋平
資本金 : 9,572万円
事業内容: グローバルリクルーティング事業
コーポレートサイト: https://www.4th-valley.com/
<株式会社リクルートスタッフィング情報サービス 概要>
IT職未経験層を中心とした方々を採用し、ITエンジニアとして育成する「ITエンジニア創出」を軸とした派遣事業を展開。
所在地 :東京都江東区亀戸5-2-3 さくら亀戸ビル3階
代表者 :代表取締役社長 中川 将宏
資本金 :1,000万円
事業内容:IT領域における「労働者派遣事業」「アウトソーシング事業」「有料職業紹介事業」
コーポレートサイト: https://www.rs-is.co.jp/