第16回「ぼうさい探検隊マップコンクール」入選作品決定 ~全国47都道府県から2,541作品の応募、 1月25日の表彰式で新しい取組みを披露~
一般社団法人 日本損害保険協会(会長:金杉 恭三)は、第16回「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」の入選作品を決定しました(詳細は別紙1参照)。
「ぼうさい探検隊」は、子どもたちの防災意識の向上や地域コミュニティーの強化を目的として実施しています。子どもたちがまちを探検しながら、まちにある防災、防犯、交通安全に関係のある施設や設備を発見し、マップにまとめる実践的安全教育プログラムです。2004年から毎年、マップコンクールを開催し、作成したマップを表彰しています。
第16回は、残暑や台風等の自然災害の影響で取り止める団体もあった中、全国47都道府県の小学校、子ども会、児童館、少年消防団など594団体から2,541作品が寄せられ、16,492人の多くの児童が参加しました。団体数については、前回から28団体増加し、過去最多となりました。
作品全体の傾向としては、地域性・ビジュアル性で「見る人にわかりやすく伝えよう」という姿勢を感じる作品が多数あり、いずれも力作ばかりでした。また、市区町村など自治体に対して具体的に「提言」「改善点」などを書いた作品も多く、まち探検を通じて、子どもの視点でのまちへの提言が浸透し、より安心・安全なまちにしようという熱意が感じられました。
今年度の表彰式は、2020年1月25日(土)15時から、損保会館(東京都千代田区神田淡路町2-9)で開催します(詳細は別紙2参照)。当日は、子どもたちの提言によってまちが改善された事例などをご紹介させていただくほか、タブレットを活用したぼうさい探検隊の新しい取組みについて説明する予定です。是非ご来場ください。
※当協会ホームページ( http://www.sonpo.or.jp/ )
別紙1: https://www.atpress.ne.jp/releases/201228/att_201228_1.pdf
別紙2: https://www.atpress.ne.jp/releases/201228/att_201228_2.pdf
■応募作品の特徴
各テーマの作品の特徴は次のとおりです。
1.「防災」をテーマとした作品の特徴
・自然災害をテーマに取り入れた作品が多くあった。
・地域にとって防災時に必要な情報を考え、誰のためのマップなのか、ターゲットを絞って提案している作品があった。
2.「防犯」をテーマとした作品の特徴
・より安全なまちにするためにはどうしたらよいかという視点で、地域の人々にアンケートを実施し、回答を表やグラフにまとめた作品が多くあった。
・「い・か・の・お・す・し」※を紹介するなど、不審者への注意を促す作品が多くあった。
※防犯標語
「いかない」「のらない」「おおきな声で呼ぶ」「すぐ逃げる」「しらせる」のこと
3.「交通安全」をテーマとした作品の特徴
・「見守りボランティア・スクールガード」や「交通安全パレード」など、地域で取組んでいる活動について、紹介している作品があった。
・地域の人へのインタビューを通じて、交通ルールやマナーを守ることの大切さを学んだことがうかがえた。
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