ライフネット生命調べ 増税による負担増加額予想 平均は5,655円/月 お子さまのいる人の平均は6,829円/月 月々の節約目標額 平均額は6,766円/月 お子さまのいる人の平均は8,193円/月
~消費税増税による家計の見直し・節約に関する調査2019~
ライフネット生命保険株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:森亮介)は2019年10月16日~17日の2日間、全国の20歳~59歳の男女を対象に、「消費税増税による家計の見直し・節約に関する調査2019」をインターネットリサーチで実施、1,000名の有効回答を集計しました。
[アンケート総括]
■増税が消費者に与える影響 負担増加額の予想と節約目標は?
◆増税による負担増加額予想 平均額は5,655円/月 お子さまのいる人の平均は6,829円/月
◆月々の節約目標額 平均額は6,766円/月 お子さまのいる人の平均は8,193円/月
2019年10月に、消費税が8%から10%に引き上げられました。増税前後における、家計の状況や意識について聞きました。
はじめに、全回答者(1,000名)に、今回の消費税増税によって、月々どのくらい負担が増えると思うか聞いたところ、「5,000円」(23.6%)や「10,000円」(16.3%)に回答が集まり、平均額は5,655円となりました。
お子さまのいる人(430名)については、平均額が6,829円で、全体の平均額と比べて1,174円高くなりました。お子さまのいる人は、増税による負担増加額を高く見積もっているようです。
次に、全回答者(1,000名)に、今後、月々どのくらい節約をしたいと思うか聞いたところ、「5,000円」(23.7%)や「10,000円」(22.3%)に回答が集まり、平均額は6,766円となりました。
お子さまのいる人(430名)についてみると、平均額は8,193円で、全体の平均額と比べて1,427円高くなりました。節約目標を高めに設定している人が多いようです。
■増税後の節約と家計の見直しの実態は?
◆増税後に行ったこと 「キャッシュレス決済での買い物」「家計の見直し・節約」が高い割合
◆増税後に見直し・節約した家計費目 1位「食費」 “ガマン型節約”が多数派
◆今後、家計の見直し・節約として行いたいもの 1位「格安スマホへの乗り換え」
では、節約と家計の見直しの実態はどうなっているのでしょうか。全回答者(1,000名)に、消費税増税後に行ったことを聞いたところ、「特になし」(42.9%)が最も高く、次いで、「キャッシュレス決済での買い物」(26.5%)、「家計の見直し・節約」(19.7%)となりました。また、「ポイント還元キャンペーンをチェック」(18.0%)や「ポイント還元キャンペーンで買い物」(17.7%)といったポイント還元に関する項目も上位になりました。
続いて、消費税増税後に家計の見直し・節約を行った人(197名)に、消費税増税後に見直し・節約したものを聞きました。「食費」(49.2%)が最も高く、次いで「外食・飲み会費」(47.7%)、「衣類・雑貨費」(36.5%)、「娯楽費」(31.0%)、「水道光熱費」(20.3%)となりました。一度見直せば効果が持続する“スッキリ型節約”より、日々の生活での出費を抑える“ガマン型節約”が上位となりました。
今後家計の見直し・節約を行いたい人(289名)に、今後見直し・節約したいものを聞いたところ、「食費」(52.6%)が最も高く、次いで「外食・飲み会費」(45.7%)、「衣類・雑貨費」(34.3%)、「水道光熱費」「娯楽費」(いずれも33.6%)となりました。“ガマン型節約”の意向が高いようです。
“スッキリ型節約”では、「通信費(パソコン・携帯電話)」(29.1%)が高い割合となり、「保険」(13.1%)との回答も一定数みられました。
また、全回答者(1,000名)に、今後、家計の見直し・節約として行いたいものを聞いたところ、「格安スマホへの乗り換え」(11.1%)が最も高く、次いで「ふるさと納税の利用」(10.5%)、「電力会社の乗り換え」(7.7%)、「保険の乗り換え」(7.5%)、「フリマアプリの利用」(7.0%)となりました。通信料を見直すために格安スマホを検討する人が多いようです。また、返礼品が魅力的なふるさと納税に関する項目が上位となりました。税制面で優遇されるNISA(少額投資非課税制度)、iDeCo(個人型確定拠出年金)や、車の維持費を節約できるカーシェアリングに関心を持っている人もいるようです。
お子さまのいる人(430名)では、「保険の乗り換え」(9.5%)が1割近くとなりました。
■実践していて切なくなった節約術とは?
◆実践して切なくなった節約術の1位に「食費の見直し」、3位に「光熱費削減」
◆切なくなった節約術では「昼食抜き」「水シャワー」「割引シール待ち」といった回答が
ところで、節約を頑張りすぎて、切なさを感じてしまうことはあるのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、実践して切なくなった節約術を自由回答形式で聞いたところ、1位は「食費の見直し・削減をする」、2位は「水道代を削減する・節水する」、3位は「光熱費を削減する・節電する」となりました。
詳しい内容をみると、1位の「食費の見直し・削減をする」については「昼食を抜きにする(30代女性)」、「肉や魚のない野菜だけの食卓(30代女性)」といった回答がみられました。2位以下の項目については「水シャワー(20代男性)」、「スーパーで割引シールが貼られるのを待つ(30代女性)」、「ティッシュを半分にして使用する(50代女性)」、「もやし生活(20代女性)」などの回答がみられました。
プレスリリース添付資料
- カテゴリ:
- 調査・報告
- ジャンル:
- 保険 その他ライフスタイル 社会(国内)
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