演劇界で大ブームの『桜姫東文章』を「人間力研修」実施の 「劇団 山の手事情社」が東京芸術劇場シアターウエストで上演
様々な出来事が一人の姫に襲い掛かかる!伝えるのはまさに人間力そのもの
2020.01.10 15:00
京葉中小企業労務協会(所在地:千葉県船橋市、会長:石倉 雅恵)は、当協会が提供している「人間力研修」において演劇ワークを行っている劇団「山の手事情社」が創立35周年の締めくくりとして、2020年3月14日(土)~17日(火)、東京芸術劇場シアターウエストにおいて創立35周年記念公演 第二弾として演劇界で大ブームとなっている『桜姫東文章』を上演いたします。
URL: https://drama-kensyu.com/
過去の公演
■空前の『桜姫』ブーム到来中!
鶴屋南北の作品は、上演がしばらく途絶えた後、ある時期に復活上演され人気と関心が異様に高まるという、いわゆる“南北ブーム”を繰り返しています。第1次南北ブームは大正時代、第2次南北ブームは戦後の昭和。そして今、ふたたび―。
実はこの令和の現代、『桜姫東文章』を原作とする演劇作品が次々と上演されています。
2019年9月、阿佐ヶ谷スパイダースが舞台を昭和に移した物語として上演。2020年1月、京都・南座で上演される『サクラヒメ』。また山の手事情社の公演と同じ3月には、明治座にて中村勘九郎×中村七之助による通し狂言が上演予定。さらに昨年ルーマニアの演劇賞を3部門で受賞した話題作『スカーレット・プリンセス』(『桜姫東文章』が原作)も、5月に日本公演が決定。まさに世界規模で『桜姫』ブームが起きていると言える中、山の手事情社は創立35周年の締めくくりとして『桜姫東文章』を上演します。
■作者:鶴屋南北(1755~1829)
https://www.atpress.ne.jp/releases/202855/img_202855_2.jpg
~観客をびっくりさせることに人生を賭けた男~
江戸時代に活躍した歌舞伎狂言の戯作者です。旧作をパロディにしたり、実際に起こった事件をいくつも取り入れたり、様々な舞台仕掛けを考案するなど、南北の作品はとにかく奇想天外!
かの有名なお岩さんが出てくる、血みどろ残酷怪談話の傑作『東海道四谷怪談』の作者として知られています。
■「劇団 山の手事情社」について
1984年に早稲田大学の演劇研究会を母体に結成され、以来、一貫して実験的な舞台を通して現代演劇のあるべき姿を模索し、先鋭的な舞台作りを行なってきました。
1990年代後半からは、戯曲を用いつつリアリズムをどう乗り越えるかという課題に取り組み、《四畳半》と呼ばれる新たな様式的演技スタイルを確立しました。現在、ギリシア悲劇やシェイクスピア、近松門左衛門など古今東西のテキストの上演に挑んでいます。
その精力的な活動は国内のみならず、海外でも大きな注目を集め、2009年より、ヨーロッパ三大演劇祭のひとつであるルーマニアのシビウ国際演劇祭に招聘され、海外のカンパニーとしては異例の3年連続メイン会場(国立ラドゥ・スタンカ劇場)での上演を実現。2012年には、国立ラドゥ・スタンカ劇場で主宰・安田雅弘演出による「A Japanese Story」(「女殺油地獄」原作:近松門左衛門)が製作され、現在レパートリー作品として上演されています。2013年には同演劇祭で「道成寺」(原作:郡虎彦ら)を上演し、これらの活動が評価され、主宰の安田雅弘は、シビウ国際演劇祭より故中村勘三郎氏、野田秀樹氏らとともに「特別功労賞」を受賞しました。
人間力研修で提供される演劇ワークは、演劇関係者及び教育関係者にも高く評価される独自の俳優養成方法《山の手メソッド》を土台にしています。
■創立35周年記念公演 第二弾
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今年度創立35周年を迎える「劇団 山の手事情社」。35周年記念の第二弾として、3月14日より、東京池袋の東京芸術劇場シアターウエストにて『桜姫東文章』を上演します。
6月に山の手事情社が上演した『methods』は、社員研修で提供している演劇ワークのメニューでもある《山の手メソッド》を、観て・聴いて・体感する公演。今回の『桜姫東文章』は《山の手メソッド》の手法を用いて発展させた作品と言えます。山の手事情社が鶴屋南北作品に初挑戦!
■『桜姫東文章』公演の詳細
1.公演期間:2020年3月14日(土)~17日(火)
2.会場:東京芸術劇場シアターウエスト(東京都豊島区西池袋1-8-1)
3.構成・演出:安田雅弘
公演情報: https://www.yamanote-j.org/performance/20650.html
■人間力研修の概要
企業の若手社員向けの社会人基礎力研修や、管理職候補向けのリーダーシップ研修等を、劇団の演出家や俳優の指導による演劇ワークとセットで提供するユニークな研修です。
海外ではコミュニケーションや表現を学ぶ演劇の授業が既に存在し、平成23年の文部科学省によるコミュニケーション教育推進会議でも、演劇教育がコミュニケーション力の育成に有効であると言及されています。サービスを享受するのが人間である限り、AIやロボットでは絶対に代替できない、豊かな人間力で差別化を図るための研修です。
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