『国際武器移転史』第9号刊行 台湾・韓国の安全保障政策と防衛産業政策に関する 論考をはじめ、最新の研究成果を発表
2020.01.21 11:00
明治大学国際武器移転史研究所は2020年1月、機関誌『国際武器移転史』第9号を刊行しました。冷戦期の台湾と韓国の安全保障政策と防衛産業政策や、19 世紀半ばのイギリス海軍における煙害防止技術の軍事利用をはじめ、多様なテーマに関する研究成果を掲載しています。
明治大学は、2015年に重点領域研究を推進する「研究クラスター」として国際武器移転史研究所を設立しました。2018年に同研究所は大学付属研究機関である「特別推進研究インスティテュート」に昇格し、このテーマに関する世界水準の研究拠点の形成を目指して活動を展開しています。
国際武器移転史研究所は、軍縮・軍備管理に関する総合的歴史研究と「現代」の政策論議とを接合させ、従来の閉ざされた研究組織では達成されなかった学際的・国際的研究を展開することにより、近現代の軍縮・軍備管理という世界的課題を追究していきます。
■『国際武器移転史』は、2016年1月の第1号発刊以降、すべての内容を国際武器移転史研究所ウェブサイトにて無料公開しています。
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