エジプト・リビアはどうなる?ムスリム同胞団が生出演! 「NHK」の国際討論番組で“中東民主化”について熱い議論
2011.05.20 18:00
NHKの新しいスタイルの国際討論番組「プロジェクト WISDOM(ウィズダム)」(NHK BS1)は、5月21日(土)午後10時から午後11時49分まで(途中10分間のニュースをはさむ)、「混迷する中東情勢 世界はどう向き合うか」というテーマの放送を行います。
「プロジェクト WISDOM(ウィズダム)」は去年4月から特集番組として始まったNHK BS1の国際討論番組です。今年4月からは月1回の生放送の定時番組として、さらにパワーアップ。日英2か国語のウェブサイトを立ち上げ世界中から様々な意見を集め議論を重ねた上で、IPネットワーク等で結ばれた世界各地の第1級の知性“WISDOM”たちが国際討論を繰り広げていきます。さらに、今回からはツイッターでも意見の投稿を寄せてもらい、双方向性を高め、これまでの討論番組にない新たな発想や鋭い意見を伝えていきます。
今回は“中東の民主化の行方”がテーマです。チュニジア、エジプトの独裁政権を崩壊させた民主化のうねりは、中東各国へ広がっています。しかし、リビアではカダフィ大佐が反政府勢力へ激しい攻撃を加え、シリアでも激しい弾圧が行われるなど、中東の民主化をめぐる動きは、こう着状態に陥っています。「民主主義は根付くのか」「過激なイスラム主義国家とはならないか」。世界は「アラブの奇跡」と呼ばれる民主化の行く末を、期待と不安の目で見つめています。混迷する中東情勢に世界はどう向き合うのかを議論していきます。
第1部「中東民主化はどのような広がりを見せるのか」には、エジプトから、ムスリム同胞団の幹部で今月新たに結成された「自由公正党」の副代表、イサーム・アルアリヤーン氏、民主化の1つのモデルとされるトルコからは、コチ大学教授のアリ・チャルコール氏、アラブ首長国連邦のドバイからは、民主化の王政への影響を研究しているドバイ政治大学院のタリク・ユセフ氏、また、アメリカからは中東研究家の第一人者、フアン・コール氏が登場します。
第2部「世界は中東民主化にどう向き合うか」には、アメリカから引き続き、民主党穏健派のフアン・コール氏、同じくアメリカからは、安全保障・テロ対策の専門家、国防大学助教授のセバスチャン・ゴーカ氏、元イギリス国際戦略研究所の中東リスク分析の研究者、マモーン・ファンディ氏、そして、エジプトからはカイロ大学の政治学部長のハサン・ナファア氏が登場します。番組では、生放送中にツイッターで、視聴者からご意見を募集し、紹介していきます。
番組名 : NHK BS1「プロジェクト WISDOM(ウィズダム)」
放送予定 : 2011年5月21日(土) 午後10時~午後11時49分
テーマ : 「混迷する中東情勢 世界はどう向き合うか」
URL : http://www.nhk.or.jp/wisdom/
ツイッター ハッシュタグ:#nhk_wisdom
この番組は、NHKの関連グループ会社、株式会社NHKグローバルメディアサービス(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:平田 哲)が制作します。
【株式会社NHKグローバルメディアサービス 会社概要】
商号 : 株式会社NHKグローバルメディアサービス
代表者名 : 代表取締役社長 平田 哲
本社所在地 : 〒150-0047 東京都渋谷区神山町9番2号
設立年月日 : 平成21(2009)年4月1日
株式会社NHK情報ネットワーク(平成元年9月設立)と、
株式会社日本文字放送(昭和60年11月設立)との
合併により発足
主な事業内容: (1)日本放送協会の委託等による情報の収集・交換および
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および翻訳・同時通訳
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資本金 : 4億3,500万円
URL : http://www.nhk-g.co.jp/
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