芸能人のYouTube参入が進んでいると言われ、実際に2019年には150人以上の芸能人がYouTubeにチャンネルを開設し、様々な動画をアップロードしています。
その中で、テレビでの視聴者にあたるチャンネル登録者数が最も多いのはどの芸能人なのでしょうか。
ランキング形式で発表いたします。

登録者数で圧倒的なのはなんといっても嵐です。
チャンネル開設から1日で100万人という登録者数はその後も伸び続け、2月3日現在253万人を達成しています。さらに11月にはYouTube生配信でライブを行い、同時視聴77万人という日本記録を樹立しました。
そういった既存ファンにとって嬉しい企画だけでなく、アニメ「ONE PIECE」とのコラボレーションアニメなど、新規層のファン獲得にも熱心です。
決してもとの知名度だけでこの登録者数を達成したわけではなく、ファンを大事にしつつ新規層にもアプローチする戦略が大成功した例であると言えるでしょう。

「雨上がり決死隊」宮迫博之さんは吉本興業と契約を解消後、2019年11月にYouTubeチャンネルを開設しました。
その後2020年1月に不祥事に関する謝罪動画を投稿し、大反響を呼び登録者数を大きく伸ばしました。
その後はヒカルさん、DJ社長さんら有名ユーチューバーとの対談動画などを投稿し、本格的にYouTubeの世界で活動していく意気込みを感じさせています。
一流ユーチューバーたちにひけをとらない更新頻度と動画のクオリティ、今後宮迫さんがどのように活動を広げていくか、注目です。

モデル・女優として活躍しているローラさんも、2019年11月にYouTubeチャンネルを開設し、翌年1月に初めて動画を投稿したことで話題になりました。
日本ではCMでの活動が中心となり、かつてバラエティで見せたようなタメ口のキュートな姿が見られることは少なくなってしまいました。
ですがこのチャンネルでは、在りし日の彼女の天然ぷりが炸裂するかのような「動画を撮影しようとして失敗したことの報告の動画」という、反省会動画までもが投稿されています。
彼女のキャラクターが好きだったという方にとっては、きっと垂涎のチャンネルとなっているはずです。ぜひチェックしてみてください。

過激なパフォーマンスと芸に対する真摯な姿勢から、数々の伝説を打ち立てている芸人の江頭2:50さんは、1月30日にチャンネルを開設。わずか5日で登録者数60万人を達成しました。
最初の動画からお尻書道を披露し、後の動画では出来上がった作品を堂々と背後に掲げてトークするその姿からは一切の妥協も感じられません。
今後、江頭さんの新たな伝説が作られていくのをリアルタイムで見守りたいと思う人が大勢いることが、この登録者数の原因でしょう。
唯一残念なことは、YouTube上で乳首の露出はNGとのことで胸にはガムテープが貼られてしまっていることでしょうか。今後どのように厳しいYouTubeの規約を潜脱していくかも見どころです。

ダルビッシュ有さんはもともとメインのYouTubeチャンネルを持っており、そちらでも40万人以上のチャンネル登録者数を有していましたが、「フランクにやっていく」として2020年1月にサブチャンネルを開設しました。
初回から撮影風景の機材を見せるというぶっちゃけっぷりと、大リーガーであるにも関わらず一層存在を身近に感じさせてくれるトーク内容はファンにとっては嬉しいものです。
人気ゲーム「フォートナイト」などゲームの実況でも視聴者を魅了する語り口は健在で、特に「プロ野球スピリッツ」のガチャ結果に「一緒に自主トレしてる」というなかなかないコメントには、思わず笑みをこぼさずにいられません。

先日、Googleの親会社でもあるAlphabet社が、YouTubeの収益について年間1兆6000億円と発表しました。
広告収益では実に前年比の36％増で、YouTube市場は今後もどんどん広がっていくことが予測されています。
芸能人にとってYouTubeの利点として、テレビ放送と異なり時間や出演枠の限りが無いことで幅広く出演・活動できることや、生配信によりライブや現地に来られない人にも活躍を届けられることも挙げられます。
宮迫さんや江頭2:50さんといったテレビ外での活動の場を模索する芸能人のほか、アイドルグループAKB48現役メンバーである村山彩希さん・岡田奈々さん・ 茂木忍さん・向井地美音さんらが新たに「ゆうなぁもぎおんチャンネル」を設立するなど、アイドル業界からの参入も活発です。

今後も毎月、YouTubeに参入した芸能人の皆さんを紹介していきます。ぜひサイトもチェックしてみてください。

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