英弘精機株式会社 使い捨てプラスチック梱包材の使用廃止誓約 2022年までに使い捨てプラスチック梱包材の使用廃止に挑戦
2020.02.12 12:00
英弘精機株式会社(以下 EKO、東京都渋谷区)は、2022年末までに、製品パッケージに使用されているすべての使い捨てプラスチックおよび非リサイクルプラスチックの梱包材を段階的に可能な限り廃止していくという誓約を発表しました。2019年12月31日にソーシャルネットワークで世界的に発表した誓約には、環境センサーやその他の科学機器など、自社製品のすべてが対象となります。
EKOでは、再生可能エネルギー産業、研究、および学界で使用される高感度の科学機器を製造しており、その多くは世界各地へ出荷されます。製品を梱包して出荷する際、突然の落下や振動、その他の損傷を起こす可能性のある事故や状態から保護することは必要不可欠であり、使い捨てプラスチックや非リサイクルプラスチックを使用しない梱包を実現することは、EKOにとって大きな挑戦です。
ビニール袋、ストロー、マドラー、ペットボトル、梱包材、および食品の包装など、多くの日用品は使い捨てプラスチックに分類されます。 これらのプラスチックのほとんどはリサイクルすることができません。
プラスチック汚染は、広範囲における「気候緊急事態」の一つであり、急速に拡大している問題です。世界中で毎年およそ3億トンのプラスチックが生産されており*1、その大部分は使用し始めてから数分以内に廃棄され、多くの場合、海や埋め立て地に行き着きます。世界中の海にはすでに1億5,000万トン以上のプラスチックが浮遊しているのではないかと推定されています*2。
EKOの代表取締役社長である長谷川 壽一は、誓約について「大掛かりではありますが、達成可能な目標を設定したいと思い、環境汚染と気候危機の世界的な課題に取り組むため、企業として、第一歩を踏み出しました。」長谷川は続けて「これは日本の問題、中国、米国、またはヨーロッパの問題ではありません。これは世界的な問題であり、人類の課題です。」と述べています。
この誓約により、EKOは3年以内にすべての製品パッケージを見直すことを約束します。最終的に使い捨てプラスチックや非リサイクルプラスチック梱包材の使用を廃止する前に、まず最初の目標は、使い捨てプラスチックや非リサイクルプラスチック梱包材の使用を減らし、環境に優しいプラスチック梱包材を使用することです。
長谷川は、誓約の動機について、「これは私たちの企業理念に基づいたアイデアであり、自然環境の保全と保護に貢献する責任があると考えています。この活動はマネジメントや社員によって社内から推進され、みんなが行動を起こしたいという願望を表明しました。」と説明しています。
EKOは、この活動の経験を活かして、プラスチック汚染の課題と潜在的な解決策について文書化し、ソーシャルメディアを通じて、EKOが学んだ教訓と目標達成に向けた進捗状況を共有していくことで、今後同様の取り組みを検討される他の方々の参考になれば幸いであると考えています。
誓約に関する詳細情報は marketing@eko-instruments.com までお問い合わせ下さい。
*1 https://www.unenvironment.org/interactive/beat-plastic-pollution/
*2 https://science.sciencemag.org/content/347/6223/768
■英弘精機株式会社について
90年以上にわたる日本の信頼性と精度を、太陽エネルギーセンサー、環境科学、材料分析に。
英弘精機により設計および製造された機器は現在、世界中に展開されており、継続的な革新、業界をリードするターンキーソリューション、妥協のない品質へのコミットメントを通じて環境研究や再生可能エネルギー関連プロジェクトをサポートしています。
2013年、英弘精機は日射センサーのメーカーとして世界で初めて、試験所及び校正機関の国際認定ISO17025を取得し、パートナーやお客様にEKOの計測機器と校正方法の精度と信頼性に付加なる確実性を提供しています。
詳細情報は https://eko.co.jp または https://www.facebook.com/ekoinstruments/ をご覧ください。
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