第8回 日経ナショナル ジオグラフィック写真賞 受賞作品発表
世界への発信を目指すドキュメンタリー写真家を日本から発掘!
株式会社日経ナショナル ジオグラフィック(代表取締役社長:中村尚哉 所在地:東京都港区虎ノ門)は、世界への発信を目指す写真家の発掘を目的に「日経ナショナル ジオグラフィック写真賞」を2012年に創設。この度、第8回目となる受賞作品を発表しました。
グランプリには、相撲に似たインドの伝統的な格闘技「クシュティ」の稽古場を記録した龍神孝介氏「クシュティ」が受賞。龍神氏は、フォトジャーナリストとして活躍しており、2018年(第6回)にはピープル部門で優秀賞を受賞。今回は待望のグランプリ獲得となりました。ネイチャー部門の最優秀賞に、山田耕熙氏「野生の虎―際に立たされた存在―」、ピープル部門の最優秀賞に、高橋朝彦氏「ザグロス山脈に生きる」がそれぞれ受賞。今回、特別に創設された審査員奨励賞には、山下峰冬氏「夜の海」が選ばれました。
今回、審査対象が初めて組写真のみとなり、ネイチャー、ピープルの両部門合わせて121名、計146作品の応募がありました。息をのむような自然の姿や、人々の暮らしの中にある多様な営み、神秘的な迫力に満ちた自然現象や野生動物の姿など、驚きに満ちた素晴らしい写真の数々から、写真家の野町和嘉氏と中村征夫氏、「ナショナル ジオグラフィック日本版」編集長、大塚茂夫による審査の結果、各賞作品が選出されました。
第8回 日経ナショナル ジオグラフィック写真賞<概要>
「国際的に活躍できるドキュメンタリー写真家を発掘し、日本から世界へ送り出したい」との思いからはじまり、今年で第8回目を迎えます。写真家が自らのテーマを追求し、ストーリーをもった作品で表現されているかを重視。また、世界基準で通用するとともに、子どもたちでも感じ取れる強さを持つ作品であることも求めています。
■審査委員
審査委員長:野町和嘉氏(写真家) 審査委員:中村征夫氏(写真家)
審査委員:大塚茂夫(ナショナル ジオグラフィック日本版編集長)
■選考基準
真実をありのままに写していること/美しく、驚きと発見に満ちていること
ストーリーを伝えていること
■審査部門
A「ネイチャー」自然の素晴らしさや驚きの姿、動物や植物をとらえた作品
B「ピープル」 世界の人々の営み、社会、文化を活写した作品
■応募資格
プロの写真家、プロに準ずるハイアマチュア
写真家としての活動の場を広げ、活躍していく意欲のある方
■グランプリ受賞写真
グランプリ「クシュティ」
龍神孝介(川崎市)
撮影地:インド
■賞金・商品
グランプリ 1作品 賞金100万円
副賞:キャノンマーケティングジャパン
EOS R、RF24-105mm F4 L IS USM、
コントロールリングマウントアダプターEF-EOS Rのセット
ヴァイテックイメージング
ジッツオ トラベラー三脚 GT1545T+雲台GH1382TQDキット
特典1:グランプリ受賞者個展を、東京・品川のキヤノンオープンギャラリー1で、
8月28日(金)~9月28日(月)の期間、開催いたします。※日曜・祝日休館
特典2:グランプリ受賞者は、米国ナショナルジオグラフィック(ワシントンDC)に
てフォトレビュー。5月に、グランプリ受賞者が自身の作品集(ポートフォリ
オ)を、米ナショナル ジオグラフィック誌の現役のフォトエディターに見て
もらい、アドバイスと講評をもらう「ポートフォリオ・レビュー」を実施し
ます。国際的に活躍できる、ドキュメンタリー写真家としての第1歩を踏み出
してもらいます。
■最優秀賞受賞写真
最優秀賞 ネイチャー部門 「野生の虎―際に立たされた存在―」(6点の組写真)
山田耕熙(東京都港区)
撮影地:インド
最優秀賞 ピープル部門 「ザグロス山脈に生きる」(10点の組写真)
高橋朝彦(愛知県犬山市)
撮影地:イラン
■賞金・賞品
最優秀賞 ネイチャー部門、ピープル部門 各1作品 賞金10万円
副賞:キヤノンマーケティングジャパン
EOS R、RF35mm F1.8 MACRO IS STM、
コントロールリングマウントアダプター EF-EOS Rのセット
ヴァイテックイメージング NG W5310 3wayバックパック
■審査員奨励賞受賞写真
審査員奨励賞 「夜の海」 (6点組写真)
山下峰冬氏(沖縄県宮古島市)
撮影地:沖縄県
■賞金
審査員奨励賞1作品 賞金5万円
特別協賛:キヤノンマーケティングジャパン株式会社
協賛:ヴァイテックイメージング株式会社、凸版印刷株式会社
後援:公益社団法人日本写真家協会、一般社団法人日本自然科学写真協会、日本旅行写真家協会、WWFジャパン、日本野鳥の会、NPO法人フォトカルチャー倶楽部、
一般社団法人日本フォトコンテスト協会
日経ナショナル ジオグラフィック写真賞 過去(第5回~7回)受賞作品
■写真賞2018(第7回)
グランプリ「Our Land~残されたロヒンギャの日常~」三井 昌志
ネイチャー部門 最優秀賞「北の森に生きる」大竹 英洋
ピープル部門 最優秀賞「海に生きる人」西野 嘉憲
■写真賞2017(第6回)受賞作品
グランプリ 「命をつなぐ」粕谷 徹
ネイチャー部門 最優秀賞「森の小宇宙」湯淺 光則
ピープル部門 最優秀賞「冬のザンスカール谷」北原ふみえ
■写真賞2016(第5回)受賞作品
グランプリ 「儚(はかな)くも、逞(たくま)しく生きる小さな生き物たちの世界」峯水 亮
ネイチャー部門 最優秀賞「白化現象の記録」古見 きゅう
ピープル部門 最優秀賞「輝く汗と汚れた手」三井 昌志
<第1回から第7回までの受賞者、受賞作品一覧>
URL https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/photo/15/011800001/
※上記URLにて、前回まで各回の受賞作品をご覧いただけます。
プレスリリース添付資料
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