グッドイヤー、自己再生型コンセプトタイヤ “reCharge”を発表 カスタマイズされたカプセル(カートリッジ)により、 タイヤを自己再生
2020.03.06 17:00
2020年3月3日ブリュッセル - ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー(以下 グッドイヤー)は、画期的な自己再生型コンセプトタイヤreChargeを発表しました。同コンセプトタイヤは、タイヤ自らが環境に適応、変化し、利用者のモビリティニーズに応えます。
Mike Rytokoskiグッドイヤー・ヨーロッパ、Vice President兼Chief Marketing Officerは、「グッドイヤーは、個々の消費者のモビリティニーズに、より確実に応えられるタイヤを追い求めてきました」「当社はこの度、パーソナライズ化と簡易化が進む、電動モビリティの将来に適合するコンセプトタイヤを完成しました」と述べました。
このreChargeコンセプトには、多くの革新的な特徴がありますが、それは次の3つのポイントに集約されます。
■パーソナライズ
reChargeコンセプトの核となるのは、再充填が可能で、生成分解できるトレッドコンパウンドです。個々のカプセル(カートリッジ)による再充填が可能となるため、タイヤ交換のプロセスが劇的に簡易なものとなります。カスタマイズされた液体コンパウンドを含有したカプセル(カートリッジ)を充填することでトレッドを再生、天候や路面の状態、またドライバーの運転方法にも、時間の経過とともにタイヤが適応することを可能にします。AIにより、個々のドライバーのプロフィールが生成され、カスタマイズされた液体コンパウンドが作成されます。これにより、利用者の用途にあわせ調合されたコンパウンドが生成されます。
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■サステナブル
コンパウンドは、生物由来物質を原料とし、世界で最も強力な天然素材の一つである「蜘蛛の糸」から発想を得た繊維で強化されています。これにより、耐久性が極めて高く、100%生分解が可能なものとなっています。
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■手間要らず
再充填可能なカプセルを使うことで、タイヤ交換のプロセスが劇的に簡易なものとなるだけでなく、軽量なエアレス・フレームがトレッドを支えるトール・アンド・ナロー形状となります。これは薄くて頑丈なメンテナンスを要さない構造であり、これにより、空気圧のメンテナンスやパンクによる無駄な時間が無くなります。
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ルクセンブルク・グッドイヤーイノベーションセンターの主任デザイナーを務めるSebastien Fontaineは、「グッドイヤー reChargeは、妥協の一切ないコンセプトタイヤです。パーソナライズされ、サステナブル、そして手間要らずで、電動モビリティの一翼を担うと確信しています」と述べています。
reChargeのプロモーションムービーは、下記よりお楽しみいただけます。
≪グッドイヤーについて≫
グッドイヤーは世界屈指の大手タイヤ会社です。従業員数は約6万4,000人で世界22か国、48の拠点を展開しています。米国オハイオ州アクロンとルクセンブルクのコルマーベルグの2か所に技術開発センターを有し、技術・性能の両面でタイヤ業界の標準を形づける最先端の製品とサービスを開発しています。グッドイヤーと製品の詳細情報は、 https://www.goodyear.com/corporate をご覧ください。
≪日本グッドイヤー株式会社≫
日本グッドイヤー株式会社は1952年創立。国産および輸入品のグッドイヤーブランドのタイヤを、補修用タイヤ市場で販売しています。日本グッドイヤー関連会社の日本ジャイアントタイヤ株式会社は、土木建築車両用・重機用オフロードタイヤを兵庫県たつの市の工場で生産しています。又グッドイヤーは日本において航空機用タイヤのマーケティングと販売も行っています。日本グッドイヤー株式会社とその製品について、ホームページで詳しい情報がご覧頂けます。日本グッドイヤー株式会社ホームページ: https://www.goodyear.co.jp/
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