シニア女性にも進む食の効率化
- 『R&Dシニアレポート2020』より -
株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント(所在地:東京都新宿区、代表取締役:松田 武久)では、 “平成から令和へ。変わりゆくシニアをまるごと理解する『シニアレポート2020』”を発売中です。
今回は、『シニアレポート2020』から、「シニア女性にも進む食の効率化」についてレポートします。
今回は、『シニアレポート2020』から、「シニア女性にも進む食の効率化」についてレポートします。
調査結果
●シニア女性において「より効率的に調理をしたい」志向は高まる。(図1)
日々の食事にスーパーやコンビニで売っているお惣菜やレンジでチンするだけの便利なおかずを利用する方は多いのではないでしょうか。最近では、シニアがスーパーなどでお惣菜を購入している姿をよく見かけます。シニア女性の料理についての意識を見ると、「料理にはいつも時間や手間をかける」「材料選択・下ごしらえも自分でしないと気がすまない」という意識は、2013年に比べ減少傾向にあります。反対に、「後かたづけが簡単な料理を作る」「インスタント・冷食・惣菜などで料理の手間を省くようにしている」は増加傾向が見られます。就業率の伸びている60代女性だけでなく70代女性でもこれらの傾向が見られることから、シニア女性においても「より効率的に調理をしたい」という志向が高まっていると言えます。
●「インスタント食品にひと工夫して食べる」のが高齢層に広まる。(図2)
「おふくろの味」「妻の手料理」に象徴されるように“女性は料理をするもの”という固定観念があったからか、以前はインスタント食品を利用することに抵抗感があるというシニアが多かったように思います。しかし今回、70代女性で「インスタント食品にひと工夫して食べるのが好き」という意識の増加が見られました。インスタント食品への抵抗感が薄れ、上手く活用しつつ、自分好みにアレンジした料理を楽しんでいるということではないかと考えられます。
●「普段の食生活」に対する信頼感が失われつつある。(図3)
食生活の意識では「普段の食生活で十分健康は維持できる」と思う女性全体の割合が年々下がり続けており、20年前に比べて2割程度減少しています。シニア女性も例外ではなく、60代女性では20年前からの下げ幅が大きくなっています。健康や食に関する情報が普及し、足りない栄養素の話や、昔の常識があてはまらないという話を聞くことが影響していると思われます。また、インスタント食品などを使う分、手づくりと違って何がどれだけ入っているかわかりにくい、手を抜いている気がする、などの不安感があるのではないでしょうか。
日々の食事にスーパーやコンビニで売っているお惣菜やレンジでチンするだけの便利なおかずを利用する方は多いのではないでしょうか。最近では、シニアがスーパーなどでお惣菜を購入している姿をよく見かけます。シニア女性の料理についての意識を見ると、「料理にはいつも時間や手間をかける」「材料選択・下ごしらえも自分でしないと気がすまない」という意識は、2013年に比べ減少傾向にあります。反対に、「後かたづけが簡単な料理を作る」「インスタント・冷食・惣菜などで料理の手間を省くようにしている」は増加傾向が見られます。就業率の伸びている60代女性だけでなく70代女性でもこれらの傾向が見られることから、シニア女性においても「より効率的に調理をしたい」という志向が高まっていると言えます。
●「インスタント食品にひと工夫して食べる」のが高齢層に広まる。(図2)
「おふくろの味」「妻の手料理」に象徴されるように“女性は料理をするもの”という固定観念があったからか、以前はインスタント食品を利用することに抵抗感があるというシニアが多かったように思います。しかし今回、70代女性で「インスタント食品にひと工夫して食べるのが好き」という意識の増加が見られました。インスタント食品への抵抗感が薄れ、上手く活用しつつ、自分好みにアレンジした料理を楽しんでいるということではないかと考えられます。
●「普段の食生活」に対する信頼感が失われつつある。(図3)
食生活の意識では「普段の食生活で十分健康は維持できる」と思う女性全体の割合が年々下がり続けており、20年前に比べて2割程度減少しています。シニア女性も例外ではなく、60代女性では20年前からの下げ幅が大きくなっています。健康や食に関する情報が普及し、足りない栄養素の話や、昔の常識があてはまらないという話を聞くことが影響していると思われます。また、インスタント食品などを使う分、手づくりと違って何がどれだけ入っているかわかりにくい、手を抜いている気がする、などの不安感があるのではないでしょうか。
R&D’s View
◇便利な食品を上手く活用し、美味しく食べて十分な栄養摂取を。
年を取ると食が細くなりがちですが、「人生100年時代」と言われる今、健康で長生きするには、「食べる」が基本です。R&Dオリジナルサービス「iDOBATA KAIGI」(65~74歳の女性のコミュニティ)の100回を超える茶話会でも、「家族が減って料理へのモチベーションが下がった」「三度の食事を作るのは体力的にもおっくう」という話を聞きます。一方、インスタント食品については、「最近は企業努力でまずいものなんてない」「久しぶりに食べたら、おいしくて見直した」というように、手抜きというよりポジティブにとらえている意見も聞きます。インスタント食品もうまく使っておいしく食べ、長く健康をエンジョイしていただきたいと思います。
年を取ると食が細くなりがちですが、「人生100年時代」と言われる今、健康で長生きするには、「食べる」が基本です。R&Dオリジナルサービス「iDOBATA KAIGI」(65~74歳の女性のコミュニティ)の100回を超える茶話会でも、「家族が減って料理へのモチベーションが下がった」「三度の食事を作るのは体力的にもおっくう」という話を聞きます。一方、インスタント食品については、「最近は企業努力でまずいものなんてない」「久しぶりに食べたら、おいしくて見直した」というように、手抜きというよりポジティブにとらえている意見も聞きます。インスタント食品もうまく使っておいしく食べ、長く健康をエンジョイしていただきたいと思います。
調査結果グラフ
『シニアレポート2020』は、公的機関の既存調査データでシニアを取り巻く背景を整理し、弊社の独自調査で意識と実態を読み解いた全137ページから成る調査レポートです。
詳しくは、弊社ホームページ https://www.rad.co.jp/report_list/20191115/をご覧ください。
<目次>
I. 高齢化の現状
II. シニアの経済状況
III. シニアの生活意識と行動
IV. シニアの健康
V. シニアの食生活
VI. シニアの暮らし
VII. シニアライフデザインクラスター(R&Dオリジナルの生活価値観クラスター)
VIII. シニアコミュニティに見るシニアの実態
IX. ネクストシニア女性の意識と実態
X. 令和のシニアインサイト
R&Dオリジナルサービス「iDOBATA KAIGI」(65~74歳の女性のコミュニティ)は、毎月1回開催、無料でご見学いただけます。ご興味ある方は、ぜひ一度ご参加ください。
詳しくは、弊社ホームページ https://www.rad.co.jp/service/idobatakaigi/ をご覧ください。
詳しくは、弊社ホームページ https://www.rad.co.jp/report_list/20191115/をご覧ください。
<目次>
I. 高齢化の現状
II. シニアの経済状況
III. シニアの生活意識と行動
IV. シニアの健康
V. シニアの食生活
VI. シニアの暮らし
VII. シニアライフデザインクラスター(R&Dオリジナルの生活価値観クラスター)
VIII. シニアコミュニティに見るシニアの実態
IX. ネクストシニア女性の意識と実態
X. 令和のシニアインサイト
R&Dオリジナルサービス「iDOBATA KAIGI」(65~74歳の女性のコミュニティ)は、毎月1回開催、無料でご見学いただけます。ご興味ある方は、ぜひ一度ご参加ください。
詳しくは、弊社ホームページ https://www.rad.co.jp/service/idobatakaigi/ をご覧ください。
会社概要
会社名: 株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント
所在地: 〒163-1424 東京都新宿区西新宿3-20-2
代表者: 代表取締役社長 松田 武久
資本金: 30,000千円
設立 : 1968年1月17日
URL: https://www.rad.co.jp
事業内容:マーケティング・リサーチの企画設計、実施及びコンサルテーション
経営・マーケティング活動の評価及びコンサルテーション
≪引用・転載時のクレジット表記のお願い≫
本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。
<例>「(株)リサーチ・アンド・ディベロプメントが実施した調査によると・・・」
所在地: 〒163-1424 東京都新宿区西新宿3-20-2
代表者: 代表取締役社長 松田 武久
資本金: 30,000千円
設立 : 1968年1月17日
URL: https://www.rad.co.jp
事業内容:マーケティング・リサーチの企画設計、実施及びコンサルテーション
経営・マーケティング活動の評価及びコンサルテーション
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お問い合わせ先
●本分析担当:
株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント カスタマーサービス本部(羽鳥)
●本資料に関するお問い合わせ:
株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント マーケティング部(小林)
TEL:03-6859-2281 e-mail:radnews@rad.co.jp
株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント カスタマーサービス本部(羽鳥)
●本資料に関するお問い合わせ:
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- フード・飲食 その他ライフスタイル
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