明治大学国際武器移転史研究所 研究叢書5 『航空の二〇世紀-航空熱・世界大戦・冷戦-』発行
明治大学国際武器移転史研究所の研究叢書『航空の二〇世紀-航空熱・世界大戦・冷戦-』(日本経済評論社、2020年3月、高田 馨里編)がこのたび発行されます。
・本書の説明
【人類の空飛ぶ夢は20世紀の「航空熱」を引き起こし、やがて航空技術、航路、大衆ともに戦争へと駆り立てられることになる。航空黎明期から冷戦期までの軍民航空の世界史。】
本書は、第1部では、「航空熱」がいつ頃生まれ、それに対して個人・社会・国家がどのように反応したかを追う。第2部では、戦間期から第二次世界大戦期における日本の航空に注目して、航空がどのように軍事動員されたかを解明する。そして第3部では、冷戦の時代に現代につながる世界の航空秩序や民間航空文化がどのように形成されたかを明らかにしている。新たな「航空の世界史」を提示する。
第1部 「航空熱」の時代
第 1 章 航空熱と世界記録更新 (小野塚知二)
第 2 章 大正期の飛行熱 (鈴木淳)
第 3 章 海軍航空機生産構想と実現の方法 (千田武志)
第 4 章 航空機開発と大西洋横断飛行 (永岑三千輝)
第2部 世界大戦の時代
第 5 章 日独航空連絡の展開 1919〜1945 (田嶋信雄)
第 6 章 戦前中期における軍と大学(水沢光)
第 7 章 太平洋戦争における日本航空戦力の配備・補給 (西尾隆志)
第 8 章 ライセンス生産の失敗 (西牟田祐二)
第3部 冷戦の時代
第 9 章 日本の翼の消滅から復活へ(高田馨里)
第10 章 冷戦期インドにおけるナショナル・エアパワーの形成 (横井勝彦)
第11 章 パキスタン民間航空とアメリカの対パキスタン援助1950〜1961
(S・ワカー・H・ザイディ)
第12 章 ジェット時代のフェミニズム (フィル・ティーマイヤー)
■本書の概要は、 国際武器移転史研究所ウェブサイトにてご覧いただけます
URL:http://www.kisc.meiji.ac.jp/~transfer/book/book_006.html
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