被災地 岩手県大船渡市「南部どり」のアマタケ、7月1日に復興...

被災地 岩手県大船渡市 「南部どり」のアマタケ、7月1日に復興式開催!

~餌不足!!親鶏死守から早期復旧への軌跡とこれからの復興に向けて~

 東日本大震災で甚大なる被害を受けた株式会社アマタケ(所在地:岩手県大船渡市、代表取締役社長:甘竹 秀企、電話:03-5730-3121、URL: http://www.amatake.co.jp/ 、以下 アマタケ)は、親鶏を守ることにより早期復旧を実現させ、これからの復興を祈念しまして7月1日(金)に復興式を行い、震災後初の「南部どり」の出荷をスタートさせますのでお知らせ致します。

被災以来、初めて生まれたヒナ
被災以来、初めて生まれたヒナ

【東日本大震災での甚大なる被害】
 岩手県大船渡市を製造拠点とし、銘柄鶏「南部どり」のふ化・育成・生産・運送・販売まですべて自社で一貫して行っているアマタケは、3月11日の東日本大震災および巨大津波により甚大なる被害を受けました。弊社が抱える3工場のうち2工場(大船渡市、陸前高田市)が製造機能を失い、さらには道路の寸断による餌の供給不足から、育てていた100万羽の鶏を処分するしかありませんでした。そのため、現在も全国のお取引先様に商品を供給することができない状況が続いております。


【親鶏死守からの早期復興】
 そのような状況の中、弊社は数少ない餌を「親鶏」に集中させることにより、5月13日には震災後初めての「南部どり」のヒナが6,000羽ふ化しました。被災前と比べると約20%の羽数ですが、2ヶ月ぶりの元気な産声に、従業員は喜びを噛みしめながら、オス・メスを選別致しました。
 現在では、こちらのヒナ達を7月1日の被災後初めての出荷に向けて、大切に育てております。生産ラインを7月1日という早期に復旧させることができたのは、「親鶏へ餌を集中させる」という判断により実現したものです。


【7月1日(金)、復興式開催】
 来たる7月1日(金)、弊社は震災後初めての出荷に伴い、復興式を開催致します。工場の稼働再開を祝う式ですが、処理羽数が本格的に回復していないことや、大船渡市内の未だ厳しい現状を檻みて、社員・生産者・工事関係者を主に対象とした、しめやかな式典を予定しております。尚、今後は弊社商品(南部どり)を、お待ちいただいているお得意先様、お客様に1日でも早くお届けできるよう、生産羽数の回復に努めてまいります。


【株式会社アマタケについて】
<沿革>
1964年2月  甘竹飼料店 創業
1970年1月  株式会社甘竹ブロイラー 設立
1986年4月  南部どりを販売開始
1988年10月 株式会社アマタケに社名変更
1989年11月 ケンタッキーフライドチキン認定工場となる
1999年6月  すべての鶏を抗生物質・合成抗菌剤を一切使わずに育てることに成功
2008年1月  株式会社モスフードサービスと自社ブランド鶏を使用した
      商品開発についての取り組みを開始
2010年4月  南部どりブランド一新による精肉売場革新を開始

<会社概要>
社名    : 株式会社アマタケ
本社所在地 : 〒022-0003 岩手県大船渡市盛町字二本枠5
東京本社住所: 〒105-0014 東京都港区芝2-29-8 井原ビル4F・5F
URL     : http://www.amatake.co.jp/
創業    : 1964年2月
資本金   : 2億2,338万円
売上高   : 年商135億6,000万円(2008年3月期)
従業員数  : 713名(2010年4月1日)

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