ヒーリング・ハープ～やすらぎの調べ～
清水彩華

☆音楽療法士「長坂希望」監修

私たちが普段聞いている音の中には、様々な音が含まれています。そして、その中には耳にしているのに聞こえていない音もあります。この聞こえていない音を「倍音」と言います。ハープはすべての弦が解放されている楽器です。そのため、たった一本の弦をはじいた時でも、その倍音にあたる弦がほぼすべて振動して鳴っています。ハープの音色が、柔らかで全体を包むように響き、人を心地よくさせる理由の一つは、この倍音の共鳴にあるのでしょう。ハープ（竪琴）は、紀元前4000年には存在していたと言われ、エジプトの壁画や古代の抒情詩にも登場する長い歴史を有する楽器です。旧約聖書の中には、竪琴の名手ダビデが音楽を奏でて、サウル王の心を休め癒した話が記されています。古代の人たちも理屈抜きにハープの豊かな音色が人を癒すことを知っていたのかもしれませんね。現代でも、日本だけでなく、世界中で音楽療法士がハープを使って活動したり、ハープセラピストが病院や介護施設等で活動したりしています。さぁ、みなさんも古代から私たち人間を癒してくれたハープの響きに包まれ、その豊かな倍音を感じてみてください。
音楽療法士　長坂希望（ながさかのぞみ)

バッハ：プレリュード
ヘンデル：私を泣かせてください
ビュッシー：亜麻色の髪の乙女
バッハ：主よ人の望みの喜びよ
パッヘルベル：カノン
アメイジング・グレイス
グリーグ：ソルヴェイグの歌(ペール・ギュント第2番より)
バッハ：アリオーソ
ヘンデル：ラルゴ（オンブラ・マイ・フ）
ルニエ：スケッチ（アルバムのページより）
ペシェッティ：ソナタ ハ短調第2楽章
バッハ：サラバンド パルティータ第1番ロ短調
カッチーニ：アヴェ・マリア
ベートーヴェン:月光
バッハ：アンダンテ　無伴奏ヴァイオリン ソナタ

■ソロ、アンサンブル、オーケストラなどで全国各地で演奏活動を行うハーピスト “清水彩華”による、自身のレパートリーの中から、ハープの魅力をより深く堪能できる楽曲による、王道のヒーリング・クラシック作品。
■米国の音楽療法士がハープが持つ「倍音が豊かな優しい音色」、「単旋律だけではなく和音も同時に奏でられる」という特徴に注目を集めるなか、日本と米国の両国の音楽療法士の認定を受け、障がい者施設や老人介護施設などで実際に音楽を使音楽療法を施している、音楽療法士の“長坂希望”氏監修の、究極の癒しを体感してみてはいかが。。♪

眠りのピアノ～月の光
丹 千尋

■音楽療法士 長坂希望 監修・選曲による眠りの為のピアノ曲集。

ドビュッシー：月の光 (2019Remaster)
J.S.バッハ：G線上のアリア (2019Remaster)
マクダウエル：野バラに寄せて(2019Remaster)
ショパン：前奏曲 Op.28-7(2019Remaster)
フォーレ : シシリエンヌ(2019Remaster)
J.S.バッハ：前奏曲（平均律クラヴィーア曲集より プレリュード）(2019Remaster)
ベートーヴェン：さらばピアノよ(2019Remaster)
マスネ：タイスの瞑想曲(2019Remaster)
ゴダール：ジョスランの子守歌(2019Remaster)
シューマン : トロイメライ（『子供の情景』より） (2019Remaster)
ブルクミュラー：アヴェ・マリア (2019Remaster)
ショパン：夜想曲 第2番 (2019Remaster)
ドビュッシー：亜麻色の髪の乙女 (2019Remaster)
シューベルト　セレナーデ（『白鳥の歌』より）(2019Remaster)
ブルクミュラー：天使の声(2019Remaster)
リヒナー：忘れな草(2019Remaster)
メンデルスゾーン：ベニスの舟歌 作品19−6（『無言歌集』第1巻より） (2019Remaster)

■ミディアムからスローテンポのポピュラーな選曲に加え、各楽曲は残響処理がなされ (2019Remaster)ドリーミーなサウンドに仕上がっています。
■入眠前や気持ちを穏やかにしたいときに最適な作品です。

医学博士や医師、各方面の専門家等による監修チャンネル「CROIX HEALING」

医学博士で音楽療法士の資格も持つ板東浩先生による監修内容には「このチャンネルでは、宇宙や地球、自然、四季の移ろい、波やせせらぎなどをテーマとした秀逸な音楽と映像が繰り広げられています。いずれもメロディやリズム、ハーモニーのバランスがちょうど心地よく、透明感がある音色によって心が清められるかのようです。また、詳細に聴取すると、音響学的にも随所に「揺らぎ」が存在しています。そのため、人工音ではなく自然音に近い音楽があなたの心に働きかけ、明日への活力が漲ってくることでしょう。皆さまが毎日を過ごされる中で、状況に応じた音楽と映像を選び、どうか心身を清め、和ませ、癒すように、最大限にご活用くださいませ。」と、このチャンネルの活用方法が説明されている。

薬に頼らない心療内科「ベスリクリニック」の田中理事長は「テンポの速い楽しい音楽を聴くと、私達の「脳の現実世界」は喜びに満ち溢れます。静かなゆっくりとした音楽を聴くと、私達の「脳の現実世界」は、穏やかな安心に満ちたものになります。自然の音を聴くと、「脳の現実世界」の中に、木々の緑、青い空、海、白い砂浜のさざ波が満ち溢れていくのです。時にファンファーレを聞くと、「脳の現実世界」は交感神経を通じて、心臓の拍動と呼吸を早め、これからの戦いに備えます。このように、音・音楽により、私達の「脳の現実世界」は豊饒な世界を創り出していくのです。例え外部の事実世界が痛ましく、辛い世界でも、「脳の現実世界」を私達自身が選択して創り出しことが出来ます。この未来への「希望」が、脳の側坐核（Ncleus　accumbens）のドーパミンシステム（Dopamine　System）により脳内麻薬（Opioid）を放出し、身体の疼痛を感じなくすることも出来るのです。つまり脳は、感情だけでなく、頭痛、腰痛などの身体疼痛も癒すことが出来るのです。」とメッセージが綴られています。