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令和元年度第2次助成金の贈呈先を決定

~建造物や美術工芸品の修理など、計16件・1千4百万円余りを助成します~

 公益財団法人大和文化財保存会(理事長 近鉄グループホールディングス株式会社 代表取締役社長 吉田昌功)は、文化財の修理や復旧などに対する助成を年2回行っており、このたび令和元年度第2次助成金の贈呈先を決定しました。

 内訳は建造物関係が7件、美術工芸品関係が4件、民俗関係が2件、史跡・天然記念物関係が3件と、幅広い分野にわたり、助成先も、神社が6件、寺院が5件、自治会・保存会が2件、研究機関等が2件、個人が1件と、バラエティーに富んでいます。

 中でも、称念寺本堂(橿原市今井町)は、2010年(平成22年)から長期にわたって解体修理工事が行われてきましたが、いよいよ屋根の覆いが取れ、完工も間近(令和3年度予定)となっています。また、橿原市十市町で長年住民が守ってきた木造大日如来坐像は、現在奈良国立博物館に寄託されていますが、今回の助成を受けて自治会が地区内の寺院に収蔵庫を建設し、今後は地元での保存・公開への取り組みを進める予定です。

 大和文化財保存会は、「奈良県下における国宝その他の諸文化財の保存に関する事業を促進助成し、もって国民文化の向上に寄与する」ことを目的に、近畿日本鉄道株式会社(現 近鉄グループホールディングス株式会社)が創業50周年記念として奈良県に寄付した基金をもとに、1960年(昭和35年)9月に設立されました。“国のまほろば”ともいわれる奈良県において、国や県に協力して、文化財の保護のための活動を続けています。今後とも、文化財や記念物の修理、復旧などに対し、幅広い支援を行い、文化財保護に対する理解を深めるとともに、地域文化の存続発展にも貢献できるよう努めてまいります。 

 助成先等の詳細は別紙のとおりです。

別紙

https://www.atpress.ne.jp/releases/208673/att_208673_1.pdf





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