業界の枠を超えたオープンイノベーションプログラム、第3弾! 『TAKASAGO ACCELERATOR 2020』4月1日より募集開始
2020.04.02 10:00
高砂熱学工業株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長COO:小島 和人、以下「当社」)は、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:村林 聡)およびeiicon company(本社:東京都港区、代表:中村 亜由子)とともに3回目となる『TAKASAGO ACCELERATOR 2020』を開催し、2020年4月1日(水)より募集を開始しますので、お知らせいたします。
『TAKASAGO ACCELERATOR 2020』は、当社とともに新たなビジネスを生み出すオープンイノベーションプログラムです。今回のプログラムでは「環境クリエイターとして、豊かに暮らせる未来の地球を創る。」のコンセプトのもと、「建設/設備管理 現場の効率化・自動化」「オフィスで働く人のウェルネスを向上させる環境づくり」「循環型社会の実現に向けた環境ビジネス創造」の3つのテーマで募集を行います。2020年4月1日(水)より専用サイト( https://eiicon.net/about/takasago-accelerator2020/ )上でエントリーを開始し、2020年6月より審査を行い、審査を通過した企業と実証実験等を通して事業展開を検討していきます。
TAKASAGO ACCELERATOR 2020
過去2回のプログラムでは、現場業務の効率化に向けたサービスを共同開発し、グループ会社の設備管理現場に本格導入したのをはじめ、建設・設備管理業界だけでなく、他業種への展開も目指しています。第3回となる今回は、経営企画、開発、事業統括の各部門、およびグループ事業会社のコミットのもと、さらにスピーディーに実現可能性を高めるインキュベーション体制を構築し、豊かに暮らせる未来の地球創造をともに目指します。
【募集テーマ】
以下の3つのテーマにおいて共創パートナーを募集します。
(1)「建設/設備管理 現場の効率化・自動化」
例)・IoT活用による、現場資機材管理の効率化
・VR・AR活用による、プレゼンテーションの効率化
・遠隔操作ロボットやスマートデバイス活用による、現場監視・作業指示の効率化
・ドローンと3D計測技術による、現場進捗管理の効率化・自動化
・画像認識・センシング技術による、巡回・巡視点検の効率化・自動化 etc.
(2)「オフィスで働く人のウェルネスを向上させる環境づくり」
例)・個々の執務者の感覚/動作のセンシング結果に基づく、パーソナライズされたオフィス環境づくり
・オフィスで働く個人やチームの生産性を高めるIoTサービス開発
・無線センサ/スマートデバイス等を活用した、室内温熱環境の可視化 etc.
(3)「循環型社会の実現に向けた環境ビジネス創造」
例)・バイオマスや廃棄物等の有価物(材料、製品、燃料)への変換
・休耕地や遊休施設のリノベーションによる循環型社会の実現
・AIやIoTを活用した上記取組の効率化や自治体連携によるサービス提供 etc.
【提供リソース】
(1) 本格的な事業化を目指すインキュベーション体制
プログラム採択企業は、事業化検討に向けたインキュベーションを進めていきます(1社あたり上限約500万円の事業検証費用をご用意)。
(2) 開発部門によるサポート
事業部の課題に基づいたテーマに対して、課題を熟知した開発部門のプロジェクトオーナーがフルコミットでサポート。現場に精通した社員との共創で、実現可能性を高めます。
(3) 実証実験フィールドの提供
建設現場・設備管理現場、当社オフィス・R&D施設などの実証実験フィールドを提供します。
【スケジュール】
2020年4月1日(水) :エントリー受付開始
2020年5月12日(火)・19日(火):プログラム説明会
2020年5月31日(日) :エントリー締切
2020年6月~7月 :選考(書類・面談・プレゼン)
2020年9月中旬~2月下旬 :インキュベーション期間(事業仮説の検証のためのPoC)
2021年3月上旬 :成果報告会(DEMODAY)
※以降、事業化に向けた本格的な開発フェーズへ
【エントリー方法】
eiiconウェブサイト内の専用サイトからエントリーいただけます。
専用サイト: https://eiicon.net/about/takasago-accelerator2020/
【応募資格】
・法人登記がなされていること。企業規模は問わない。
・プロダクトや技術をお持ちであること。
(参考)過去のプログラムの実績
・第1回 高砂熱学工業アクセラレータ(2017年度募集)
LiLz株式会社との、IoTカメラと機械学習を活用したメータ自動読み取りサービスの共同開発
設備管理の現場業務の効率化と品質向上を目的として、IoTカメラと機械学習でメーターの読み取りを自動化するクラウドサービス「LiLz Gauge(リルズゲージ)」をLiLz株式会社(本社:沖縄県宜野湾市、代表取締役社長:大西 敬吾)と共同開発。現場での実証実験を経て、サービス開始に向け2020年2月よりカメラ量産開始。
<採択後の受賞実績>
・九州・山口ベンチャーアワーズ「大賞(スタートアップ部門)」、「NICT賞」(2018.10)
・平成30年度起業家万博「ソフトバンク賞」、「日本マイクロソフト賞」(2019.3)
・CEATEC AWARD 2019 トータルソリューション部門「グランプリ」(2019.10)
・第2回 高砂熱学工業アクセラレータ(2018年度募集)
株式会社ネインとの、ヒアラブルIoTデバイスを活用した音声点検サービスの共同開発
建設・設備管理の現場の作業効率の大幅な向上・作業員の負担軽減を目的として、ヒアラブルIoTデバイスを活用した音声点検サービスを株式会社ネイン(本社:東京都渋谷区、代表取締役兼CEO:山本 健太郎)と共同開発。現場での実証実験を経て、2020年春にサービス開始予定。
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