12メガピクセル医用カラーモニターRadiForce RX1270が 乳房トモシンセシスやマンモグラフィ表示用として 米国内販売許可を取得
EIZO株式会社(本社:石川県白山市、代表取締役社長:実盛 祥隆)は、米国食品医薬品局(FDA)より、12メガピクセル対応の30.9型医用カラーモニターRadiForce RX1270を米国内でデジタルブレストトモシンセシス(乳房トモシンセシス)、およびデジタルマンモグラフィ(乳房X線)用途として販売する許可を取得しました。
デジタルブレストトモシンセシスは、乳がんの早期検出のために乳房を撮影する方法の1つです。従来からのデジタルマンモグラフィ(乳房X線)が二次元(2D)撮影方法であるのに対して、乳房を多方向からの断層画像で捉える三次元(3D)撮影方法です。
トモシンセシスとマンモグラフィという二種類の撮影方法を組み合わせて診断することにより、乳がんの初期症状である微細な石灰化の有無や位置を把握しやすくなると期待されています。一方で、微粒かつ微妙な石灰化の陰影をモニター画面に再現するためには、高い表示性能が求められます。
RX1270は、当社の医用モニターでは最大となる12メガピクセル(横4200×縦2800ピクセル)の高解像度画面に、高密度0.1554×0.1554mmの画素ピッチ、1200cd/m2(キャリブレーション推奨輝度500cd/m2)の高輝度と1500:1の高コントラスト比を実現。トモシンセシスやマンモグラフィによる撮影画像を、忠実かつ精密、鮮明に再現します。
RadiForce RX1270の製品情報ページ
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