国内初、ニュージーランド教育導入型の 幼稚舎併設オフィスを開設 ポートフォリオやコーナー保育により 個性を伸ばす教育「テファリキ」を実現
~国家資格キャリアコンサルタントが常駐し、 子育て女性の職業設計やキャリアも支援~
2020.05.01 11:00
子育て女性のキャリア形成を支援する企業、株式会社peekaboo(所在地:広島県広島市、代表:小村 佳子、以下「peekaboo(ピーカブー)」)は、国内初となるニュージーランド教育を取り入れた幼稚舎併設オフィス「ピーカブーキャリアラボ」(広島市安佐南区八木、以下 キャリラボ)を開設したことをお知らせします。
最大の特長は、世界中から注目を集めているニュージーランドの教育カリキュラム「テファリキ」を採用している点です。縦割り保育かつ少人数グループにて、約200平米の幼稚舎と園庭全体を活用し、広いワンフロアの部屋でコーナー保育をしながら、一人ひとりの主体性・個性を大事にした保育をしています。
また、国家資格であるキャリアコンサルタント(※)を取得したアドバイザーが新たに常駐し、子育て女性の職業設計のサポートやビジネス研修を担います。
キャリラボ外観
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▲コーナー保育の様子。常時10エリア以上用意しています。
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▲気分が乗らない日やゆっくり本を読みたいときは「だらだらスペース」が大活躍します。
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▲色別バッチでグループを作り縦割り保育を実施。肩にバッチをつけいるので、相手がどのグループか把握できます。
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▲大量のブロックを使い、集中して組み立てている園児たち。
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▲自分の好きな色を作って全身を使って表現する園児。見て触れる楽しさを体感できます
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▲具体物を使いながら形や組み合わせを学ぶ時間もあります
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▲3拠点目となる「ピーカブーキャリアラボ」。1階部分は幼稚舎、2階部分がオフィス
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▲キャリアコンサルタントが常駐する「キャリアルーム」
昨今、子育て支援策などは充実しつつある一方、実際には妊娠・出産を理由に「キャリアの断絶」が起こる女性も多く、いざ仕事へ復帰したいと思っていても、子どもの預け先の確保ができず断念するケースも少なくありません。
peekabooは、働きたい子育て女性に保育園と仕事をセットして提供する「保育園併設オフィス」事業を行なっており、子育て女性のキャリア断絶の払拭を目指し、子どもの教育と子育て女性への仕事提供・キャリアサポートを行っています。これまでに広島県内に2拠点、さらに昨秋からスタートしたフランチャイズ事業により香川県内に1拠点を設置してきました。広島県内の拠点では、現在までに子育て女性約200名のキャリア創出と子どもの保育を行っています。
■「キャリラボ」特徴
(1) 世界中で注目されている幼児教育カリキュラムを教育基準として導入
1996年にニュージーランドで導入され、昨今世界中で注目を集める幼児教育カリキュラムである「テファリキ」を幼稚舎の教育基準として導入しています。
本カリキュラムでは、集団行動で同じ目標・同じレベルに向かって達成を目指す従来の日本教育とは異なり、子ども一人ひとりが自分のやりたいことや好きなことを選んで意思決定を行い、自主性をもって行動できるよう教育を行っています。これにより、子どもに主体性が身に付き、6歳までに子ども自身でやりたいことを見つける経験や集中力を養うことが目的です。
本施設内の幼稚舎では、1月より既存の受け入れ園児に向けニュージーランド教育を提供してきましたが、この度新たな園児を受け入れ本格的にオープンすることになりました。
ニュージーランド教育としては、常時10種以上の遊びから好きなものを子どもが選ぶ「コーナー保育」のほか、子どもと保護者・保育士が連携を図る「ポートフォリオ」を取り入れ、常時様々な独自プログラムを展開しています。家庭ではできないダイナミックな「造形」やバランスや体幹を鍛える「体操」、人の話を聞き思考を深める「哲学」の授業やブロックなど具体物を使い視覚と共に手足を動かすことで論理的思考を培う「体感学習」などを取り入れ、多様性を理解し子どもの個性を引き出す教育を展開しています。また全ての活動の土台には、一般財団法人日本キッズコーチング協会(東京都中央区)理事長竹内エリカ氏の考案のキッズコーチング(発達心理学・気質心理学・行動科学)を採用しています。
(2) 子育て女性のキャリア形成の支援を強化
peekabooでは本施設開設に伴い、peekabooで働く子育て女性たちが、自分自身のキャリアや将来のありたい姿について、国家資格保有のキャリアコンサルタントとともに考える場を作り、子育てから手が離れた時に思いのままに社会復帰ができるように「キャリア事業」を立ち上げました。
個別のキャリア相談のほか、妊娠・出産を機に仕事をやめた女性や社会人経験の少ない女性に対し、Excel研修やPowerPoint研修、ビジネスマナー研修など、本格的な社会復帰に必要となるビジネススキル研修を提供します。今後は、peekabooで働いていない子育て女性も利用できるサービスなども展開予定です。
※キャリアコンサルタントとは
平成28年より国家資格となった「キャリアコンサルタント」は名称独占資格とされ、登録のない者は、キャリアコンサルタントを名乗ることができません。現在、企業や大学、行政機関、人材派遣業界で活躍しています。転職やキャリアアップへの効果的な自己分析や面接指導などを行います。
■「peekaboo幼稚舎」におけるニュージーランド教育の取り組み事例
【ポートフォリオ】
一人一人の子どもの成長記録を記したポートフォリオを導入しています。これは、子どもひとりひとりが、今抱いている興味や関心を持っている姿・体験を記録していくものです。子どもや保護者がいつでも見られるようにしていて、「子ども・保育士・保護者」が三位一体となって子どもの育ちを共有しています。
【コーナー保育】
室内にコーナーがいつも設置してあり、子どもたちが自主的に遊びを選ぶことができる環境にしています。それぞれコーナーが区切ってあることで、集中して遊べる環境です。
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▲遊びをコーナー毎に分け、園児が遊びに集中できる空間を設けています。
【マットタイム】
朝と給食前と帰りの会では、マットに座り、絵本を読んだり、歌を歌ったり、話を聞く時間としてメリハリをつけています。
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▲マットタイムの様子。お話や歌などを行います。
【Show and tell】
自分の好きな物・好きなことを、みんなの前で発表をするshow and tell という取り組みをしています。自分の伝えたいことを、筋道を立てて言えることは、社会に出て必要な力であり、何より自分に自信をもてるようになることで自己肯定感が育ちます。
【集合の合図は音楽】
音楽が鳴ったら集まる合図であり、「あつまるよ」と言わなくても自然に集まれるようにしています。
【片付け方法】
音楽が鳴ったら全員で集まり、何を片付けるかを決めてからそれぞれ片付けを開始します。例えば、先生が「おままごとを片付けたい人」と言えば、園児は「はい(挙手)」と答え、先生が「どうぞ」と声かけをします。何を片づけるのかを自分で決め、自分から行動を促す方法です。
【園庭】
園庭は、あえて凸凹をたくさん作っていたり、課題のある遊具にしたり、集中して遊びこめる環境になっています。
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▲課題のある遊具や水や土などの感触を全身で体感できる工夫を施しています。
■「ピーカブーキャリアラボ」の概要
所在地 :広島県広島市安佐南区八木1丁目20-14
幼稚舎定員:年少12名(現在7名)、年中12名(現在7名)、年長12名(現在3名)
1階部分は幼稚舎で2階部分は子育て女性の働くオフィスとなっています。1階部分の幼稚舎では年少から年長までのお子様をひとりひとりの主体性・個性を大事にした縦割り保育をしています。また2階部分はオフィスでは、キャリア事業部以外に、会議室や研修スペースもあります。peekaboo幼稚舎を作るにあたり、ニュージーランドで「ほうかごEnglish」オンライン英会話スクールを運営されている奥村 優子さんに、現地視察の際協力していただき、peekaboo幼稚舎でニュージーランド教育を取り入れることができました。
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▲子育て女性たちがwebライティングの仕事を行なっているキャリアラボ2階オフィス部分
特徴:
(1)ニュージーランド教育
「テファリキ」というニュージーランドの幼児教育カリキュラムを導入しています。テファリキとは、4つの原則と5つの要素から成り立っており、子どもが遊びを通して学ぶべきことはコミュニケーション手段だと考えられています。子ども同士が遊びを通して疑問解決や推理、自分なりの表現、共有の方法などを身につけ、集団生活の基礎固めをしていきます。また、子ども一人ひとりの観察日記「ポートフォリオ」を取り入れ、子どもの興味のあるものやできるようになったことを共有しています。子ども一人ひとりをしっかりと見守り、その子の得意なことや興味のあることをより伸ばしていくことを目的としています。
【「テファリキ」4つの原則】
・Empowerment:幼児教育で、学び成長する力を自ら身につけさせる
・Holistic Development:幼児教育は、個人としてではなく、全体の中で成長してく
・Family and Community:家族や幼稚舎、地域を巻き込む幼児教育を進めていく
・Relationships:子どもは相手や場所、物を通じて関係性を築いていく
【「テファリキ」5つの要素】
・Well-being:健康と幸福を大切にして育てる
・Belongings:子どもと家族、グループのなかで自分自身が所属感を感じられる
・Contribution:子ども一人ひとりの貢献に価値あり、全て平等に社会から必要とされている
・Communication:自分のことを理解し、相手の考えも受け入れる
・Exploration:自分から沢山の経験をして学ぶ
以前より交流のあるニュージーランド親子留学のサポートを行う奥村さんにも助言いただきました。
<kiki Communications Ltd. 代表 奥村 優子 氏 プロフィール>
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ニュージーランド・オークランド在住。オークランドで起業し、現在オンラインスクール「ほうかごEnglish」を運営するkiki Communications Ltd.の代表。 ニュージーランドにて5歳からの親子留学や11歳以上を対象とした子ども単身留学のサポートも行う。海外でスクールの運営、留学生の受け入れをしながら子育てをこなす子育て女性のひとり。
<一般財団法人日本キッズコーチング協会 理事長 竹内 エリカ 氏プロフィール>
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一般財団法人日本キッズコーチング協会理事長
幼児教育者、2児の母
お茶の水女子大学大学院人文科学研究科修士課程修了。20年にわたって子どもの心理、教育、育成について研究し、これまで約15,000人、子どもから大学生を指導してきた。発達支援では多動症・不登校の克服、運動指導では全国規模の大会で第1位他、14賞のコーチ実績がある。「あそび学」を専門にし、あそびによる発達診断、プレイセラピー、運動支援プログラムの研究開発・執筆に携わり、国内外での研究発表などにも参加する。保育・幼児教育関係者への講演活動なども精力的に行う。結婚・出産をきっかけに子どもの育成と母親への支援を目的として一般財団法人日本キッズコーチング協会を設立。コンピテンス心理学・気質心理学・行動科学をベースに、0歳から6歳までの子どもの認知特性を活かした指導法キッズコーチング法を考案、実践する。元気の天才を育成する」を合言葉にキッズコーチング資格認定・執筆講演活動・支援プログラムの開発・幼児教室の運営を中心に活動している。「竹内エリカのわくわく子育てカフェ」ラジオパーソナリティでもある。
「一生を決める0歳から6歳までの育て方」シリーズほかアジア5カ国で翻訳。61冊25万部。
(2)peekabooの「キャリア事業」について
国家資格であるキャリアコンサルタントを取得した従業員がキャリラボに常駐し、子育て女性が抱えている悩みを様々な角度から分析しアドバイスを行います。将来の自分がどうありたいかを見つける場として、アドバイザーが相談者とともに将来像に向けて今をどう生きるかを考え、キャリア形成のサポートを行います。個別のキャリア相談だけでなく、ExcelやPowerPointなど社会で必要なビジネススキルを身に付ける研修なども随時開催予定です。
キャリアコンサルタント:松田 美保
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前職は事務系の仕事を正社員で9年間勤務し、転勤のない仕事を探していたところ、peekabooに出会う。文章作成が好きなため、WEBライティングの仕事に興味があり、併設の保育園もあることから入社。現在peekabooの取締役を務めながら、3児の子どもを育てている。
■関連者からの声
教育者側、利用者側、両方からの声を集めました。(下記添付ファイルからご確認いただけます)
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■株式会社peekaboo 会社概要
所在地 : 広島県広島市安佐南区八木1-20-12 セセラガーデン1F
代表取締役社長: 小村 佳子
設立 : 平成29年1月5日
事業内容 : WEBライティング事業/アウトソーシング事業/メディア事業/保育園の運営
■peekabooの提供する「保育施設併設オフィス」の概要
peekabooのオフィスでは、子育て女性がまず短時間の勤務から仕事復帰することができるほか、さらに将来子どもから手が離れた際の選択肢も増やせるよう、幅広い職場で応用可能な言語化力・段取り力・コミュニケーションスキルが身につく「webライティング」や「アウトソーシング」をメイン業務としています。ライフスタイルの変化や子どもの成長に合わせて在宅ワークへ切り替えやキャリアアップ、別会社への転職のフォローを行っています。
■株式会社peekaboo 代表 小村 佳子プロフィール
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3児の母。兵庫県芦屋市出身。広島市中区在住。アパレル販売員として勤務した後、2011年より株式会社リクルートライフスタイルへ入社。Hotpepperの美容ページの提案・企画営業に携わり、入社1年目にして営業成績1位の他各種受賞歴は30回超。リクルート時代の顧客先だった赤井との結婚出産を機に、 2016年6月に株式会社CREATIVELABへ入社し、子育て女性のキャリア支援を目的にpeekaboo事業をスタート。その後、2017年1月5日にCREATIVELABより分社化し、株式会社peekabooの代表取締役に就任。