多数の教育者・企業・団体と協働の輪をつくり、 自宅待機の子どもたちを応援 「ウミドリる」をオンラインで公開
コクヨ、三菱ケミカルホールディングス、大日本印刷など、多様な企業で展開
日本財団「海と日本プロジェクト」は、新型コロナウイルスの感染予防のため自宅待機を余儀なくされている子どもたちに向けた「stay home with the sea」プロジェクトの一環として、元文科省視学官や有志の小学校教諭や進学塾の講師の方々のご協力により制作した、教科と海を学ぶ学習ドリル「ウミドリる(算数・国語・理科・社会)」を公開しました。推進にあたり、多くの企業・団体においても、自宅待機をしている子どもを持つ従業員が大勢おり、かつ継続的な支援が必要になる可能性があることから、日本財団「海と日本プロジェクト」のネットワークを最大活用し、さまざまな企業・団体に協働を呼びかけ、日本中の家庭に「stay home with the sea」を届ける「輪」を広げて展開をします。
■「stay home with the sea」
URL: https://uminohi.jp/stayhomewiththesea/index.html
■「ウミドリる」
URL: https://uminohi.jp/stayhomewiththesea/drill.html
■「海と日本プロジェクト」が呼びかけ、多数の企業が参画し、連携・連帯の輪を拡大
「ウミドリる」は、日本財団「海と日本プロジェクト」推進パートナー約8000企業・団体および、“Alliance for the Blue”※の協働企業(コクヨ、大日本印刷、日本教育新聞、バレットグループ、三菱ケミカルホールディングス)を中心に、多様な企業との協働により広く展開されています。
※“Alliance for the Blue”は、海と日本プロジェクトの一環として推進する海洋ごみを始めとする海洋課題の解決を目指す「Change for the blue」を積極的に実践する協働企業・団体の連合体。
■「海と日本プロジェクト」が「子どもの学習」を、“海”を介してサポート!
日本全国に緊急事態宣言が出されてから休校措置をとる学校も多く、自宅待機中の子どもたちが数多くいます。そのような中で重要視しなければならないのは、「子どもの好奇心や探求心を絶やさない」「父母による家庭での学習サポート」「子どもにも家事を手伝ってもらう」の3点と考えます。
そこで今回、休校措置によって失われた学習時間を補完し、知的な学びや探求する時間を増やすことを目的に、東京大学などの協力を得て「ウミドリる」を制作しました。学校で学ぶ国語や算数・理科・社会といった教科の中には、実は海と関係していることが多々あります。元小学校教諭であり文科省視学官も歴任された田村学氏(國學院大学教授)をはじめ、有志の小学校教諭や進学塾の講師の方々のご協力により今回のドリルが完成しました。
■ウミドリ博士が国語や算数を“海”を使って教える!?「ウミドリる」の特徴
1)小学校4年生~6年生の子どもが14日間楽しく取り組める構成やデザイン
2)教科の内容とともに海についても学べる問題を選定
3)地球や自然環境、海に興味や関心が広がる知識を「ウミドリ博士」が解説するなどといったコンテンツを用意
■「海と日本プロジェクト」とは
海は島国で生きる私たちを食で支え、ときに安らぎやワクワクを与えてくれる身近で大切な存在。
そんな海で進行する環境の悪化などの現状を「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げたい。そんな想いを込めて、日本財団、国土交通省、総合海洋政策本部(日本政府)が旗振り役となって行われるオールジャパン参加型プロジェクトが、「海と日本プロジェクト」です。
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