コロナ自粛により24時間体制の育児をするママに向けた 親子間のストレスを軽減する情報サイト「ソノママネット」開設! 自分らしい子育てが再発見できるきっかけに
― 2~5歳の親子関係・発達目安を診断する「オヤトコ診断」と連携 ―
発達心理学をベースに情報発信で子育て家庭を支援する一般社団法人日本こども成育協会(東京都中央区、代表理事:羽富 孝、以下 当協会)は、2~5歳児の乳幼児の親向けに、「子どものとの関わり方や伸ばし方」など「子育ての迷いごと」にアプローチするWEB情報サイト「ソノママネット(以下 本サイトという)」を、2020年5月13日より公開いたします。
特に、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の延長により休園やリモートワークをせざるを得ない環境下で「親子の時間」が増大、密室育児が続く中で、多くの親子にストレスがかかっています。そこで、乳幼児ママに緊急インタビューをした結果、そのストレスを軽減するために、親子関係を客観視することで冷静になるための情報や、我が子の「今」を観察し、より効果的に働きかけるヒントの提供の必然性を感じ、開設に至りました。
最大の特徴は、当協会が2020年3月19日にリリースした「オヤトコ診断」との連携をしていることで、一般論ではなく、より「自分のための情報」として活用できるように構成していることです。
■本サイトのコンセプトは「自分らしい子育て再発見!」
幼児期(2~5歳)の親にとっては「自分の子育てこれでいいの?」という正解のない試行錯誤の中で、子育て、家事、仕事に忙殺され疲弊しています。「ワンオペ育児」という言葉が話題となるように、子育てはほぼ母親が担っている実態(当協会アンケート約75%)があります。そんな母親たちは「情報量が多すぎて何を信頼していいか判らない」という悩みを抱えたまま子育てになかなか自信が持てず、さらに現在の状況が続くことで専門機関に直接相談することもままならない状態です。先の見えない状況から、目の前の子どもへの過干渉へつながり、やがて虐待の引き金を引くことになりえると考えています。3月に当協会がリリースした「オヤトコ診断」と併せて「ソノママネット」で自分の子どもとの親子関係タイプに合った情報に触れることによって、自分たち親子の関係を見直すきっかけにつながります。
▼ソノママネット・自分らしい子育て再発見サイト
■ソノママネットの概要、メリット
本サイトは、発達心理学によって紐解かれた子どもの成育時の変化について、子どもの認知発達支援の専門家・沢井 佳子氏監修による「こども発達スケール(R)」に基づき「わかりやすく」「親しみやすい」情報として提供しています。
本サイトは無料でアクセスすることができ、誰でも閲覧することができます。
特に、当協会が開発した「オヤトコ診断」(子どもの誕生日を登録するとその子どもの年齢に合った設問が提示され、それに答えると「親子の関わり方と愛着関係」+「子どもの今の興味・得意」を診断。診断結果と共に、タイプ別の親子の関わり方アドバイスと、子どもの興味得意ゾーン別の働きかけ方のヒントが得られ、声がけや関わり方の工夫がわかるWEBアプリ)の診断結果と照らし合わせてみることによってより「自分のための情報」として受け取ることができ、自分の子育てに活かすことができます。
本サイトの利用を通して、その時その時の自分の子育てと、子どもの育ちを客観的に観察する意識が芽生え、目の前の困りごと現象にとらわれてストレスを感じる視点から、一歩俯瞰でみる視点を提供し、窮屈になりがちな親子関係から建設的なやりとりのある親子関係へとユーザーを導くことを目指しています。
■ソノママネットの3つの特長
【親子のコミュニケーションのヒントを専門家によるコラムと遊びのレシピで提供】
子どもの発達段階によって変化する「困りごと」や「働きかけの方法」について親の子育てタイプ別や、年齢、子どもの興味得意の分野別にタグ付けされたコラムで1人1人に寄添います。
1.よしこ先生の子育てQ&A
【子どもの発達段階で変化する困りごとや「なんでだろう?」によしこ先生※が答えます】
例えば「イヤイヤ期」はどんな子どもも発達が進めば必ず出てくる現象です。そのとき「それがなぜ起こるのか?」がわかっているのと、目の前の言う事を聞かない子どもの姿だけを見るのとでは対処の仕方が大きく変わります。一歩引いた目線があることで、子どもの見方が変わり、ストレスの感じ方も変わります。
2.遊びのレシピ4コマ漫画
【いつもの「遊び」を子どもの何が伸びる遊びかわかるように4コマ漫画で解説します】
例えば「おままごと」も発達段階によって子どもが学び取る要素は変わってきます。発達段階ごとの遊びの変化によって「子どもの何が伸びるのか」をマンガで解説します。オヤトコ診断で「子どもの興味得意」がわかると得意分野を伸ばしたり、他の分野への興味を引き出したりすることも意図的に行えます。
3.親の子育て4タイプ別の“親子がストレス少なく過ごすためのヒント”コラム
【オヤトコ診断で見えた自分の子育てタイプに合わせたコミュニケーションのヒント】
オヤトコ診断では「親子タイプ」が診断結果で示され、親の子育ての傾向は4つのタイプ(オープン・パワフル・クール・スマート)に分類されます。心理学者エリック・バーン氏の交流分析を背景にしたママエゴグラムを土台に各タイプの特徴に合わせて、その人ならではのストレスの感じ方や子どもへの働きかけの傾向に合わせて「ちょっと肩の力を抜く」コツをママエゴグラム開発者 桑子 和佳絵氏(一般社団法人NICCOT Partners代表)のコラムでお伝えします。
■「他のママにもおススメしたい」WEBアプリ「オヤトコ診断」との連携
名称 : オヤトコ診断・2~5さい用
利用料 : 無料
使用環境: WEBブラウザ搭載のスマホ、パソコンにて診断が可能
URL : https://www.oyatokoshindan.com/
250人の利用者にアンケートにてオヤトコ診断後に「お友達におすすめしたいか」を「10」非常にそう思う、~「0」全くそう思わないで評価を募り、回答者の内8割の利用者が「友人ママにおすすめしたい」という好評価を得ています。オヤトコ診断ユーザーが診断を子育てに役立てるための受け皿として本サイトへ誘導し、本サイトにアップされる情報を「自分に役立つ情報」として受け取ることができます。また、本サイトから診断に誘導し、「親子関係の今」「子どもの今」を知ることで本サイトの情報を子育てに活かすことが可能です。
■今後の展開
(1)Instagramとの連携によって多くの子育てママの子育ての悩みに寄添う(2020年5月中に連携開始)
(2)幼稚園・保育園・子育て支援の保護者支援活動との連携(事業者向け保護者支援活動セミナーの開始2020年7月頃)
(3)動画コンテンツの拡充:監修者沢井佳子氏や各専門家(医療関係、管理栄養士、助産師、子育て諸先輩方)からのプチセミナー、ノウハウ(レシピ)や子育て応援メッセージ等(6月以降順次)
(4)サイト利用者のコミュニティを構築し、オンラインやリアルでのママサークル活動の開始(2020年中にサービス開始予定)
※サイト総合監修者 沢井 佳子氏 略歴
日本子ども成育協会理事 チャイルドラボ所長
認知発達支援と視聴覚教育メディア設計を専門とする。
お茶の水女子大学大学院修了。
1973年スタートの民放幼児教育番組の心理学スタッフなどを経て現職。
幼児教育の通信講座プログラム監修、および、幼児英語通信講座プログラム監修。地上波民放教育番組等監修。
人工知能学会「コモンセンス知識と情動研究所」幹事。「日本子ども学会」常任理事。
■開発法人概要
商号 : 一般社団法人日本子ども成育協会
代表者 : 代表理事 羽富 孝
所在地 : 〒103-0013 東京都中央区人形町1-3-6AIC 共同ビル3F
設立 : 2017年2月
事業内容: 子ども成育に関する情報発信・講座/イベント運営・R&D
- カテゴリ:
- サービス
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