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原爆の恐ろしさを後世に遺す責務として、被爆国から世界へ発信  電子絵本アプリ「こえほん」で語り部のメッセージを配信開始 ~ 「平和祈念文庫」で次世代へと平和の輪を広げる ~

 モバイルコンテンツやEコマース事業を運営する、株式会社アイフリーク(以下、当社)は、電子絵本アプリ「こえほん」(以下、こえほん)にて、戦争を語る活動をしている方たちの作品を、8月2日(火)より配信開始いたします。なお、この度の活動における収益は、作者の方々の意向に沿った形で全額寄付させていただきます。


配信作品[1] 二重被爆

 「こえほん」は、親子間のコミュニケーション創造や、子どもたちの情操教育に力を入れているアプリです。「こえほん」では、子どもたちが大人になったときに、少しでも素敵な世界であるように何か出来ることはないかと考え、社会貢献活動も行っています。
 その一環として、子どもたちが大人になったとき、平和な世界であるようにという願いをこめて、戦争語り部の一端を担う活動「平和祈念文庫」を刊行しました。


■「平和祈念文庫」刊行の目的
 終戦から60年以上が過ぎ、戦争のリアルな体験談を次世代に伝え、現在の平和を願い続けていこうとする「戦争の語り部」たちが年々少なくなってきています。
 身近に戦争体験のある人が少ない子どもたちの中には、戦争の恐ろしさを知らないまま、大人になっていくケースもあります。戦争でも特に原爆の恐ろしさを、唯一の被爆国でもある日本人は子どもたちへ、またその次の世代に、そして世界に伝えていく必要があります。
 彼らが後世に残そうとしたメッセージ(絵と声)を電子書籍という形で継承し、日本だけではなく世界に向け配信することで、少しでも平和の輪が広がることを願い、「平和祈念文庫」を刊行致しました。

≪配信作品[1]≫
作品名 :二重被爆
作者  :山口 彊さん
販売価格:85円

【内容】
広島と長崎で二度被爆した二重被爆者である山口彊さん。
本作品の短歌は自身の被爆体験を詠んだ短歌集『人間筏』より抜粋。今の若い人たちにも理解できるよう、短歌の背景と説明文を添えて制作しました。

【山口 彊(やまぐち つとむ)さん プロフィール】
1916年生まれ。広島と長崎で二度にわたって被爆した二重被爆者。2009年3月24日に長崎市原爆対策部より「二重被爆者として公式認定」される。
晩年は「被爆体験の語り部」活動を行い、記録映画『二重被爆(監督:青木亮)』に出演し、核兵器廃絶を訴えた。文才にも優れ、自らの証言を綴った『生かされている命』を出版。第37回原爆忌文芸大会で長崎県知事賞を受賞。
2010年1月4日死去。93歳。

【声の出演】
加藤 登紀子(かとう ときこ)さん
シンガーソングライター、女優、声優として活躍。記録映画「二重被爆~語り部 山口彊の遺言」へのナレーター出演をきっかけに、本作でもナレーションを担当。

【画像イメージ】
http://www.atpress.ne.jp/releases/21282/1_1.gif

 本作品の売上は、有限会社タキシーズが配信する記録映画「二重被爆~山口彊の遺言」多国語版制作、加藤 登紀子さんの平和活動などに、全額寄付されます。


≪配信作品[2]≫
作品名 :さくらの祈り
作者  :佐治 妙心さん
販売価格:85円

【内容】
長崎で被爆して亡くなった林嘉代子さん(当時15歳)をしのび、林さんの母親が同校に植えた桜を題材にした、平和紙芝居長崎編「さくらの祈り」を基に制作。原爆の悲惨な状況を知ると同時に、親子の絆を再確認できる作品です。

【佐治 妙心(さじ みょうしん)さん プロフィール】
静岡県伊豆市の日蓮宗・妙蔵寺の僧侶。
小学生の時訪れた、広島平和記念公園内の「原爆の子の像」のモデルとなった佐々木禎子さん(当時12歳)のことを多くの人に知ってもらいたいと考え、平和紙芝居を制作。読み語りを始める。中学生の時から毎年広島、長崎の平和公園で紙芝居の上演を重ね、現在は全国で読み語りの依頼を受け、平和の祈りを語り伝える。

【画像イメージ】
http://www.atpress.ne.jp/releases/21282/2_2.gif

 本作品の売上は、佐治妙心さんが行っている「平和紙芝居」読み語り活動資金として、全額寄付されます。


≪配信作品[3]≫
作品名 :原爆の落ちたヒロシマ
作者  :升川 貴志栄さん
販売価格:85円

【内容】
「原爆の落ちたヒロシマ」は本人の制作した原爆紙芝居。原爆投下直後の広島で、被爆して大怪我を負い、見失った息子を探す母の姿を、自身の経験に基づき描いた作品です。
広島平和記念資料館より資料の提供を得て本作品を制作しました。

【升川 貴志栄(ますかわ きしえ)さん プロフィール】
明治31年生まれ。広島で被爆して右足を骨折、長男を失う。戦後は被爆婦人を中心に「なみき会」、「原水爆禁止広島母の会」を結成、会長となり、平和活動を継続した。昭和51年9月20日死去。78歳。

【画像イメージ】
http://www.atpress.ne.jp/releases/21282/3_3.gif

 本作品の売上は平和活動の資金として、広島平和記念資料館に全額寄付されます。


■「こえほん」とは
 アンデルセンやグリムなど世界に伝わる名作童話や、日本の昔ばなし、オリジナル作品など、さまざまな紙芝居風絵本が購入できる、無料アプリです。家族みんなで声を録音して楽しむことや、自分の本棚に好きな絵本を並べることもできます。また、「こえほんストア」では一部無料にて絵本を提供しています。
(App Store iPad教育カテゴリランキング1位獲得/100,000ダウンロード実績 ※7月20日現在)
(アプリ紹介URL http://www.pict-box.com/app )

※利用条件
・iOS 3.1.3 以降
・Android 2.2以降(Android端末用アプリ「こえほん」は8月配信予定)
・海外版「PICVO」は8月配信予定

・iPhone、iPod touch および iPad 互換


【株式会社アイフリーク 会社概要】
会社名 : 株式会社アイフリーク
代表者 : 代表取締役社長 伊藤 幸司 (いとう こうじ)
設立  : 2000年6月
本社  : 福岡県福岡市中央区薬院1-1-1
      (東京支店:東京都渋谷区道玄坂1-12-1)
資本金 : 4億5,919万円(2011年3月末現在)
主要株主: 永田 万里子・株式会社エムワイエヌ・RIP1号R&D投資組合 他
      (大阪証券取引所 JASDAQ市場上場 証券コード:3845)
事業内容: モバイルコンテンツ事業・Eコマース事業
URL   : http://www.i-freek.co.jp/ (コーポレートサイト)


※本リリースに記載の事項は発表日時点での最新情報となります。
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※本プレスリリースのお問い合わせは本社(福岡)ではお受けしていません。あらかじめご了承下さい。
※「こえほん」は株式会社アイフリークが商標登録出願中です。
※その他、各社の社名、製品名、サービス名は各社の商標または登録商標です。

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