和菓子包装の藤澤萬華堂が フェイスシールド2,000枚を京都府に寄付
2020.05.21 09:30
和菓子・菓子店の包装紙やパッケージなどの包装資材を企画・製造する株式会社藤澤萬華堂(本社:京都市下京区、代表取締役社長:藤澤 欣也)は、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大にともない需要が高まっている医療物資の不足を少しでも解消できるよう、フェイスシールド2,000枚を京都府医療資材コントロールセンターへ無償寄付しました。
装着画像
当社は長年にわたり、お客様が精魂込めて作り上げられた銘菓を安全に包装し、引き立たせるためのパッケージ、手に取っていただけるような華やかな包装紙、そしてそれらを持ち帰ってもらうための紙袋などのデザインから製作に携わってまいりました。
京都に観光に来られた方々、そしてその銘菓を愛する方々が、銘菓の入った色とりどりの紙袋を持ち、笑顔で歩いていらっしゃる姿を目にすることで、当社の長年してきた仕事に誇りを持ってまいりました。
しかし昨今、笑顔で街を歩くどころか、人の姿さえ見ることが出来なくなりました。まさかこんな世の中が来るとは想像もできませんでした。だからと言って現状に嘆き悲しんでばかりいても、どうにもなりません。当社も何か動かなければならないと思い、銘菓を安全に包装してきたノウハウや材料を活かして医療用のフェイスシールドを製作することにいたしました。皆様の笑顔は健康があってこその笑顔です。人々の健康、人々の生命を守るため、最前線で戦って下さっている医療従事者の方々に使っていただくフェイスシールドを、当社で製作提供するのは必然だと思い、無償寄付を実施しました。街ゆく人々が安心して、また笑顔でお買い物が出来る日が一日でも早く来ますように、当社も微力ながら戦い続けてまいる所存です。
■製品について
新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るい感染者が急増する中、世界の医師や看護師、病院関係者の方々は感染リスクを負いながら最前線で戦っていただいております。そのような現場での医療物資の不足を少しでも解消できるよう、モノづくり企業として身近にあるものを流用しつつ、製造工程をできるだけ減らして、最短でお送りできるシンプルな作りにしております。メガネに装着してご使用いただくフェイスシールドとなりますので、メガネまたはメガネフレームをご準備ください。
製品画像1
製品画像2
■装着方法
装着方法
■寄付先
京都府医療資材コントロールセンターへ2,000枚を寄付
■企業情報
会社名:株式会社藤澤萬華堂
代表者:代表取締役社長 藤澤 欣也
所在地:〒600-8042 京都市下京区麩屋町通綾小路下ル俵屋町302
創業 :1877年(明治10年)
設立 :1958年(昭和33年)5月1日
藤澤 文次郎が明治の初めに木版画による東海道五十三次や、国貞、歌麿の浮世絵、大日本六十餘州名勝圖會などの版元として創業いたしました。
大正初期には京菓子界の亀屋会発行の菓子図(天地人)や菓匠会の京菓図譜などの木版画を発行し、今もなお版木を保存しております。
現在は、京都を中心に和菓子・菓子店の包装紙やパッケージなどの包装資材を企画・製造しております。
また今日でも手彫木版で印刷しているものも多々あります。
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