本田圭佑、高岡浩三、溝口勇児による 21世紀の課題に挑む挑戦者を支援し、自らも挑戦する WEIN挑戦者FUND 設立
挑戦者 本田圭佑、元ネスレ日本株式会社 代表取締役社長兼CEO 高岡浩三、元株式会社FiNC Technologies代表取締役CEO 溝口勇児がファウンダーとなり2020年6月 「WEIN 挑戦者FUND」を設立いたします。
WEIN 挑戦者FUND :https://wein.co.jp
撮影 蜷川実花 (リモート撮影)
「WEIN挑戦者FUND」は21世紀の課題に挑む挑戦者を支援し、また、自らも事業を行い21世紀の課題解決に向け挑戦するファンドです。
1.21世紀の課題解決に挑む「国内のスタートアップ投資」
投資するだけでなく、スタートアップに不足しがちな人的リソースや、成長資金戦略、マーケティングなどのノウハウをプロフェッショナルがハイレベルで体系的にサポートします。
Well-Beingの領域で、21世紀の課題解決に向かうスタートアップ全てが対象となります。
2.21世紀の課題解決に向けた「自社事業の創造」
スタートアップのエコシステムという観点とWell-Beingの領域で自社事業を創造します。
3.21世紀の課題解決に向けた「大企業やスタートアップとの共同事業」
日本でオープンイノベーションやコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)がなかなか成功しない理由として、「各企業におけるイノベーションが何か」についての目利きがされていないことと「オープンイノベーションを形にするための人的リソース不足」が挙げられます。WEIN挑戦者FUNDではこの「イノベーションに対する目利き力」、「人的リソースおよびノウハウ」を提供し、Well-Beingの領域で大企業が再びイノベーションを起こし、またスタートアップの成長を加速させる共同事業を展開いたします。
【設立の背景】
■21世紀の課題先進国日本
日本は20世紀最大の課題「戦争・飢餓・病気」を克服したと言われています。
戦後発展を続け世界の中でも貧困が少なく、平和な国になりました。
一方で、日本はWell-Beingという観点で最も深刻な課題を抱えています。
生産性が向上したことにより、「孤独・退屈・不安」が生まれSNS上でも深刻な問題を引き起こしています。これは、21世紀を生きる我々が挑まなければいけない課題です。
21世紀の課題「孤独・退屈・不安」は、挑戦する、または挑戦に関わることで解消されます。しかし、挑戦する人、挑戦に関わる人が日本には少なく、欧米と比べた場合の起業率は約半分にとどまります[1]。また挑戦するハードルも高く、特に資金は、アメリカはGDP比で日本の4倍[2]ですが、スタートアップ企業への投資額でみると37倍もの差があります(アメリカ14兆円、日本0.38兆円。2018年度[3])。
[1] 出典:中小企業庁
[2] 出典 IMF - World Economic Outlook Databases
[3] 出典 Venture Enterprise Center, Japan. ベンチャー白書2018
■今、WEIN挑戦者FUNDを立ち上げる背景
現在、新型コロナウィルス感染症拡大の影響で厳しい状況が続いており、社会的にも不安が広がっています。しかし、変革期を迎えた今だからこそ、挑戦者が現れ日本がリーダーになると我々は信じています。
そのために、夢や志が社会に向く挑戦者や挑戦に関わる人を増やし、資金的にも人材的にもノウハウ的にも体系的にしっかりサポートすることが非常に重要であると我々は考えます。
我々は、自らも挑戦者となり、挑戦者のための「国内No.1の挑戦者エコシステム」をつくってまいります。
WEIN 挑戦者FUND :https://wein.co.jp
【代表パートナー/Co-Founderからのメッセージ】
WEIN挑戦者FUND 代表パートナー/Co-Founder 溝口勇児
高校在学中からフィットネストレーナーとして一人ひとりの健康をサポートし、2012年にはウェルネス領域でFiNCを創業、より多くの人に生活の土台である心と体の健康を届けたいと思ってやってきた。健康がないと生活の全てが崩れるようなものであるが、人が生きる 意味は幸せになることだと僕は思っている。
しかし、日本は自分が幸せだと感じている人が少ない。これは生産性が向上したことにより、あらゆる面でゆとりができ「孤独・退屈・不安」が生まれてきたことが原因だと考えている。日本は21世紀の課題「孤独・退屈・不安」先進国だが、この問題に真剣に取り組んでいるプレイヤーがいない。
「孤独・退屈・不安」は挑戦し、挑戦に関わることで解消される。
だからWEIN挑戦者FUNDは、挑戦する人、挑戦に関わる人を増やす国内No.1のエコシステムを構築し、21世紀の課題解決に挑む。
WEIN挑戦者FUND 代表パートナー/Co-Founder 高岡浩三
これまでの経験から日本のイノベーションの推進におけるスタートアップ企業の役割が 極めて重要との想いをもっている。退任のタイミングで溝口さんから要請を受けたことから、WEIN挑戦者FUNDで日本のイノベーションを加速させるために参画した。
日本のコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)におけるオープン・イノベーションの成果が出ないのも、「何がイノベーション」で「真の社会課題が何か」が定義されないまま投資されているからである。今後は、大企業およびスタートアップの経営とマーケティングのアドバイザリーとして、大企業のイノベーションに貢献し、スタートアップ企業の成長を加速させていく。
WEIN挑戦者FUND 代表パートナー/Co-Founder 本田圭佑
これまで日米あわせて50社くらい投資してきたが、もっともっと挑戦者をサポートできるんじゃないか、という思いがあった。ただ、サッカーもやりながら、しっかりコミットすることができないというジレンマがあった。
今回は溝口さん、高岡さんと一緒に行うことで、組織的、体系的にスタートアップをサポートできるようになる。投資した後もコミットし続けるという強みが出せる。
WEIN挑戦者FUNDでやりたいことは2つある。日本を代表する企業を輩出するようなファンドにしたい。そして、社会をよくしたいという起業家に集まってもらい、21世紀の課題解決に挑みたい。
僕は遠隔での関わりになるので、個人のファンドであるKsk Angel Fundで学んだことを活かしながら、さまざまなオファーを受けたり、情報発信したりする面で力を発揮する。投資の意思決定には関わる。日々の事業サポートは、溝口さん、高岡さんが力を発揮する。
Ksk Angel Fundにくる投資案件の全てを、今後はWEIN挑戦者FUNDを通じて投資していく。
【代表パートナー/Co-Founderプロフィール 】
・WEIN 挑戦者FUND 代表パートナー/Co-Founder 溝口 勇児
高校在学中からトレーナーとして活動し、今日までプロ野球選手やプロ バスケットボール選手、芸能人等、延べ数百人を超えるトップアスリート及び著名人のカラダ作りに携わる。またコンサルタントとして数多くの新規事業の立ち上げや企業の再建を担い、予防・ヘルスケア・ウェルネス分野での経験、知見を蓄積。2012年にFiNC Technologiesを設立し、代表取締役社長CEOに就任。総額150億円超の資金調達をした後、2019年12月に代表取締役社長を退任。2020年4月より国際NGOジャパンハートアドバイザー就任。WIRED INNOVATION AWARD2018イノヴェイター20人、日経ビジネス「若手社長が選ぶベスト 社長」に選出。
・WEIN挑戦者FUND 代表パートナー/Co-Founder 高岡 浩三
1983年ネスレ日本株式会社入社。各種ブランドマネジャー等を経て、「キットカット受験生応援キャンペーン」を成功させる。2010年11月ネスレ日本株式会社代表取締役社長兼CEOに就任。「ネスカフェ アンバサダー」などの新しいビジネスモデルの構築を通じて高利益率を実現する一方、管理部門も含め、あらゆる部門に「マーケティング」を採り入れ、グローバルに通用する成熟先進国ビジネスモデルの構築に力を注ぐ。2020年3月末にネスレ日本CEOを退任後、ケイアンドカンパニー株式会社代表取締役として、B2Cのデジタルトランスフォーメーション(DX)を中心とするコンサルティング活動を行っている。
・WEIN挑戦者FUND 代表パートナー/Co-Founder 本田 圭佑
サッカー選手として過去3回のワールドカップに出場し、各大会にてゴール・アシストを記録した世界で6人目のプレイヤーとなる。ビジネス面では現在、世界74カ所の地域でサッカースクール・クラブを運営。16年にはエンジェル投資を始め、現在50以上のスタートアップに投資している。18年には、世界的俳優ウィル・スミスとのベンチャーキャピタルファンド「ドリーマーズファンド」を発表。
【WEIN挑戦者FUND 概要】
■設立 2020年6月予定
■所在地 東京都港区海岸1丁目4−22 SNビル10階
■Webサイト https://wein.co.jp
■代表者
WEIN挑戦者FUND 代表パートナー/Co-Founder 溝口勇児
WEIN挑戦者FUND 代表パートナー/Co-Founder 高岡浩三
WEIN挑戦者FUND 代表パートナー/Co-Founder 本田圭佑
■事業概要
21世紀の課題である孤独、退屈、不安に挑む挑戦者を支援し、また自らも
事業を行い課題解決に向け挑戦するファンド
(1)21世紀の課題に挑戦するスタートアップへの投資
(2)21世紀の課題解決に向けた自らの事業創造
(3)21世紀の課題解決に向けた大企業やスタートアップとの共同事業の展開
■名前の由来
WEINは、ウェルビーイング(Well-being)とリンク(Link)を掛け合わせた造語。
また、21世紀の課題に挑む挑戦者を支援し、自らの挑戦するファンドであることから、「WEIN挑戦者FUND」と名付けた。
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