2019年度(72期)の業績、第4四半期におけるコロナ影響で 売上高400億円弱 前期比微増 利益も同微増  2020年度(73期)の展望、前期比2割減を想定

~業務全般の見直し、社員の意識改革や能力向上などの変革に着手~

 照明器具専業メーカーの大光電機株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:前芝 辰二)は、2020年5月28日、2019年度(72期)の業績報告と、2020年度(73期)の展望を発表します。


住宅向けカタログ「D.LIGHTING STYLE」


■2019年度 72期 業績報告と2020年度73期の展望

 2019年度の売上高は約396億円(前期比約1%増)でした。2020年1月時点では400億円突破は確実と予想していました。しかし、第4四半期終盤の同年3月、新型コロナウイルス感染拡大によるホテルの施工延期などの影響で400億円には届きませんでした。経常利益と純利益も前期比微増ながら約2%の増益でした。


 次に2020年度の展望としては、前期から暗転します。同2月時点で、ホテル・飲食店などのサービス業、訪日外国人減少による物販に多大な影響があり、事業形態がBtoBの大光電機には5月に影響が及ぶと予想していました。現状その通り、推移しています。売上高は7月までは厳しく、それ以降も第二波や第三波が予想されることから、通期で厳しい状況が続くとみています。前期比で2割減収を想定しています。現時点のシミュレーションとして3割減収の場合でも、経営に甚大な影響が及ばない態勢を確立しています。



■新型コロナウイルスの影響に対する独自の取り組み

 大光電機は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策を講じています。政府方針に従い、特に東京・大阪の社員は8割を在宅勤務としています。厳しい現状を機会と捉え、コロナ収束後の新しい時代を見据え、新しい働き方や評価制度の研究にも取り組んでいます。3月からの役員によるオンライン会議では、変革すべき諸課題を共有し、営業スタッフの業務効率向上など新しい仕組みづくりにも着手しています。社員教育の一環として、購入した1,800冊の書籍を在宅勤務の社員に配布したり、270人に通信教育を受講させたりしています。業務全般の見直しと、個人の意識改革と能力向上のために変革を始めています。



■今年度の新製品開発およびカタログ発刊計画

 新商品を掲載した住宅向けカタログ「D.LIGHTING STYLE」(ディー.ライティングスタイル)を4月に予定通り発刊、対面ではなく現在郵送で顧客に配布しています。店舗・施設向けカタログ「LZ」(エルゼット)に関しては、当初6月を予定していましたが、商品開発やカタログ制作がコロナの影響を受けていることから、現在8月発刊を予定しています。


住宅向けカタログ「D.LIGHTING STYLE 2020-2021」

ページ数:全828ページ

掲載点数:約3,000点



◆大光電機株式会社( http://www.lighting-daiko.co.jp/ )

社名         :大光電機株式会社

代表者        :代表取締役社長 前芝 辰二(まえしば しんじ)

設立         :1948年

所在地        :大阪市中央区高麗橋3-2-7 高麗橋ビル

首都圏ハウジング営業部:東京都墨田区両国4-31-17

資本金        :4億9,000万円

従業員数       :850人

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