コロナ後の世界こそ、3000円投資生活をやるべき理由
2020年5月25日、約1か月半におよぶ緊急事態宣言が解除された日、私たちがコロナ後をどう生き抜けばいいのか、お金のプロが解説します。
80万部と突破したシリーズ『貯金感覚でできる3000円投資生活 デラックス』が、コロナ後の金融不安から、また再び注目を集めています。
著者で家計再生コンサルタントの横山光昭さんに、今生き抜くためのお金対策を解説していただきました。
著者で家計再生コンサルタントの横山光昭さんに、今生き抜くためのお金対策を解説していただきました。
2020年の初頭から始まったコロナショックの中で本当に多くのことを考えました。
不況なんてなければいいのですが、大型の不況は、リーマンショック、などを見てのとおり、定期的に起こります。これは個人の力で避けることはできず、不況は起きるもの。この後の人生でも少なくとも数回は、私たちを襲うでしょう。
ですから、将来必ずくる不況に対し、「どう備えるか」、真剣に考えねばなりません。
コロナショックのように、自粛という厳しい経済不安を抱えることもありえる中、単純に、収入と貯金だけで乗り越えられるという人なら問題ないかもしれませんが、そういう人は少ないと思います。
厳しい収入減に見舞われたり、考えていた老後プランが崩れたり、倒産、業務の縮小、働き方を変えざるを得なかったり。
そうした中、来たる不安に対し、個人ができる対策は何かというと、強い家計のもと貯金を作った上で取り組む投資です。
それも、3000円投資生活でも触れたように「つみたてNISA」を利用した長期投資。
不動産や個別株の売買、FXなどのリスクの高い投資ではなく、「不況がくることも織り込み済み」でできる長期の投資を選ぶのが正解となります。
なぜ、3000円投資のような長期投資は強いのか
コロナ後、できることならすぐにでも、3000円投資生活を始めていただきたいのですが、その理由はいくつもあります。
まず、世界的に株価が下がっているため長期投資を始めるにはベストのタイミングだということです。
これまでも、2007年サブプライムローン問題や、2008年のリーマンショックなど大変な不況がありました。身近である国内でいうと、日経平均は2万円どころか1万割れ。7000円台の時もあり、1万円付近がしばらく続いた時代もあります。
もしもですが、その時から長期で積み立て投資をしていたら、今、どうなっているでしょう。1万円割れで買った投資信託は、どんどん価値を上げていき、さらには複利効果で大きな利益をもたらしてくれたでしょう。2020年の現時点で、大きな結果を手にしている人は、株価が低かった2000年前半から投資をしている人です。
つまり、5年後、10年後のために、お買い得な今こそ投資を始めるべき。
これが一つ目の理由です。
次に、貯金をするよりも効率よくお金が増えること。
本文でも紹介していますが、例えば年40万円の貯金を20年続ければ800万円。
今の状況の場合、銀行に預けているだけでは、800万円からほぼ変わりませんが、「貯金」ではなく800万円を投資すれば1500万円に増える可能性も――。詳しい説明は本文に譲りますが、もし1500万円を自力で貯めようとすれば、倍の約40年かかります。
つまり、お金を増やしたいのなら、投資も検討すべきなのです。
今回のコロナショックで貯金が減ってしまった人や、将来入るはずのお金が消えてしまった人。今からコツコツと貯金だけで頑張ろうとしても、なかなか厳しいという方は、これを機に貯金に加えお金が増える投資を選択肢に入れるべきだと私は考えています。
最後の理由は、長期投資は大不況に強いことです。
『貯金感覚でできる3000円投資生活 デラックス』のP118~125に詳しく記載していますが、たとえ恐慌が起こり、一時的に暴落しても、結局市場は回復し、暴落時の影響を吸収したうえで、右肩上がりの成長をしています。
「暴落時の影響を飲み込んだうえ」という言葉について、少し説明しますね。
ポイントは、不況時にもコツコツと投資を続けることです。
「buy&hold」なんて言い方もしますが、一つ目の理由であげたように株価が下がったときに買った商品は、将来大きく育ち、リターンとなってかえってきます。
結局、投資をずっと続けていれば、景気がいい時に買ったものも、不況の時に買ったものも合わさり、やり方は本書に書いてありますが、結果として4~6%くらいの利益になってくれる。これが長期投資の魅力です。
ですから、少しでもリスク(不確実性)を抑えつつ、資産を作るためにはコツコツとそれこそ3000円投資生活のように、投資を続けていくことが大切です。
何年後か、再び今回のような経済ショックが我々を襲った時「もっと貯金できていれば」、「もっと準備していれば安心できた」と後悔することがないよう、未来のために長期投資をすぐに始めるべきです。
コロナは、私たちに経済的に大きなダメージを与えました。
しかし、このまま不況に飲まれるのではなく、一人ひとりができることを考え、将来に備えなければいけません。
また、自分らしい、楽しい人生を送るためにも、働いて得る収入だけでなく「投資のように稼いでくれる手段」を持っておくことが重要です。
自分が頑張れないときは、投資に頑張ってもらおう。そのくらいの気持ちでいられれば、本当に心が楽になります。
コロナ後の世界、自分や家族の将来を守るためにも、ぜひ3000円投資を始めてください。
横山光昭より。
ですから、将来必ずくる不況に対し、「どう備えるか」、真剣に考えねばなりません。
コロナショックのように、自粛という厳しい経済不安を抱えることもありえる中、単純に、収入と貯金だけで乗り越えられるという人なら問題ないかもしれませんが、そういう人は少ないと思います。
厳しい収入減に見舞われたり、考えていた老後プランが崩れたり、倒産、業務の縮小、働き方を変えざるを得なかったり。
そうした中、来たる不安に対し、個人ができる対策は何かというと、強い家計のもと貯金を作った上で取り組む投資です。
それも、3000円投資生活でも触れたように「つみたてNISA」を利用した長期投資。
不動産や個別株の売買、FXなどのリスクの高い投資ではなく、「不況がくることも織り込み済み」でできる長期の投資を選ぶのが正解となります。
なぜ、3000円投資のような長期投資は強いのか
コロナ後、できることならすぐにでも、3000円投資生活を始めていただきたいのですが、その理由はいくつもあります。
まず、世界的に株価が下がっているため長期投資を始めるにはベストのタイミングだということです。
これまでも、2007年サブプライムローン問題や、2008年のリーマンショックなど大変な不況がありました。身近である国内でいうと、日経平均は2万円どころか1万割れ。7000円台の時もあり、1万円付近がしばらく続いた時代もあります。
もしもですが、その時から長期で積み立て投資をしていたら、今、どうなっているでしょう。1万円割れで買った投資信託は、どんどん価値を上げていき、さらには複利効果で大きな利益をもたらしてくれたでしょう。2020年の現時点で、大きな結果を手にしている人は、株価が低かった2000年前半から投資をしている人です。
つまり、5年後、10年後のために、お買い得な今こそ投資を始めるべき。
これが一つ目の理由です。
次に、貯金をするよりも効率よくお金が増えること。
本文でも紹介していますが、例えば年40万円の貯金を20年続ければ800万円。
今の状況の場合、銀行に預けているだけでは、800万円からほぼ変わりませんが、「貯金」ではなく800万円を投資すれば1500万円に増える可能性も――。詳しい説明は本文に譲りますが、もし1500万円を自力で貯めようとすれば、倍の約40年かかります。
つまり、お金を増やしたいのなら、投資も検討すべきなのです。
今回のコロナショックで貯金が減ってしまった人や、将来入るはずのお金が消えてしまった人。今からコツコツと貯金だけで頑張ろうとしても、なかなか厳しいという方は、これを機に貯金に加えお金が増える投資を選択肢に入れるべきだと私は考えています。
最後の理由は、長期投資は大不況に強いことです。
『貯金感覚でできる3000円投資生活 デラックス』のP118~125に詳しく記載していますが、たとえ恐慌が起こり、一時的に暴落しても、結局市場は回復し、暴落時の影響を吸収したうえで、右肩上がりの成長をしています。
「暴落時の影響を飲み込んだうえ」という言葉について、少し説明しますね。
ポイントは、不況時にもコツコツと投資を続けることです。
「buy&hold」なんて言い方もしますが、一つ目の理由であげたように株価が下がったときに買った商品は、将来大きく育ち、リターンとなってかえってきます。
結局、投資をずっと続けていれば、景気がいい時に買ったものも、不況の時に買ったものも合わさり、やり方は本書に書いてありますが、結果として4~6%くらいの利益になってくれる。これが長期投資の魅力です。
ですから、少しでもリスク(不確実性)を抑えつつ、資産を作るためにはコツコツとそれこそ3000円投資生活のように、投資を続けていくことが大切です。
何年後か、再び今回のような経済ショックが我々を襲った時「もっと貯金できていれば」、「もっと準備していれば安心できた」と後悔することがないよう、未来のために長期投資をすぐに始めるべきです。
コロナは、私たちに経済的に大きなダメージを与えました。
しかし、このまま不況に飲まれるのではなく、一人ひとりができることを考え、将来に備えなければいけません。
また、自分らしい、楽しい人生を送るためにも、働いて得る収入だけでなく「投資のように稼いでくれる手段」を持っておくことが重要です。
自分が頑張れないときは、投資に頑張ってもらおう。そのくらいの気持ちでいられれば、本当に心が楽になります。
コロナ後の世界、自分や家族の将来を守るためにも、ぜひ3000円投資を始めてください。
横山光昭より。
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