軽くて蒸れにくく、シワになりにくい「NEO能登上布」使用の 「ひんやり麻マスク」6月10日から予約受付開始!
「伝統」×「技術」をファッションアイテムに
2020.06.08 16:00
テクシるが独自に開発した生地「NEO能登上布」を使用した、夏のシーンで活用できる「ひんやり麻マスク」(NEO能登上布 夏用立体ファッションマスク)を6月10日(水)正午(12:00)からテクシるオンラインショップにて試験販売(予約受付)を開始します。
オンラインショップ: https://shop.texsil.jp/ (6月10日(水)正午 12:00から)
マスク4種(ロゴ入り)
商品名:ひんやり麻マスク(NEO能登上布 夏用立体ファッションマスク)
※限定1,000枚(100枚×10種類)
【開発の背景】
地域の繊維事業者有志で2019年に結成された、石川県鹿島郡中能登町の任意団体「テクシる」(代表:田中 修、以下「テクシる」)は、麻とポリエステルの複合生地「NEO能登上布」をこのたび独自に開発しました。
これは、「織物のまち」中能登町に約2,000年前から伝わる麻100%の伝統織物「能登上布」と、昭和初期から化合繊織物工業の地場産業で長く培われてきた職人の技との掛け合わせにより、実現したものです。
コロナウイルスの影響でマスクの常時着用が生活の基本となった今日、2020年の夏を快適に過ごせるお手伝いがNEO能登上布でできるのではないかと考えました。これまでテクシるで開発した10種類のサンプル生地を使用して、1,000枚のマスクを製作します(生地の特徴は以下のとおり)。
【NEO能登上布マスクの特長】
1. 薄くて軽く、心地よい肌触り
麻は軽くて蒸れにくいのが特徴(※)で、能登上布の着物などは夏にぴったりのアイテムです。ただ、顔に直接触れる場合には麻100%だとチクチクと感じてしまうもの。麻とポリエステルを複合させたNEO能登上布は、顔に触れても滑らかで、ひんやりとした肌触りです。
(※)麻の特徴
吸湿性や吸水性に優れている。
また吸収した水分を拡散する速度や、湿気を放出する速度が速い。
熱伝導率が良いので、体温を奪って放熱し、肌に接触冷感・涼感を与える。
また、生地そのものの素材感を生かしたデザインはシックな大人の雰囲気があります。機能面だけでなく、ファッションアイテムとしても楽しめます。
2. シワになりにくく扱いやすい
マスクは洗濯などの管理面が手間になりますが、NEO能登上布は生地自体がシワになりにくい素材であるため、洗濯機でも洗濯できます(ネットに入れることをオススメします)。手洗いされるとより長くご愛用できます。
3. リーズナブルな価格設定
試験販売ということで1枚1,500円という、実際の開発費・製作費に対して、かなり抑えた価格設定としました。たとえばNEO能登上布の生地自体の費用は全くみておりません。これは、幅広くたくさんのかたに手軽に手に取って親しんでいただきたいと考えているからです。また、今回の販売状況や、商品を使用された皆さまのご意見ご感想を元に、より良いモノづくりに今後つなげていきたいのです。
【新製品の概要】
名称 :ひんやり麻マスク
(NEO能登上布 夏用立体ファッションマスク)
発売開始日 :2020年6月10日(水)正午(12:00~)
販売料金 :1,500円(税込・送料無料)※お一人様5点まで
サイズ :Mサイズ(女性向けサイズ):縦130mm×横210mm
:Lサイズ(男性向けサイズ):縦135mm×横240mm
デザイン(全10種類):1. 青褐 - AOKACHI - (青色系)
:2. 群青 - GUNJOU - (青色系)
:3. 紺青 - KONJOU - (青色系)
:4. 紺鼠 - KONNEZU - (青色系)
:5. 橡 - TURUBAMI - (灰色系)
:6. 青碧 - SEIHEKI - (水色系)
:7. 舛花 - MASUHANA - (青色系)
:8. 菜の花 - NANOHANA - (黄色系)
:9. 青鈍 - AONIBI - (灰色系)
:10. 刈安 - KARIYASU - (黄色系)
販売店 :テクシる オンラインショップ
https://shop.texsil.jp/ (6月10日(水)正午 12:00から)
7.舛花 - MASUHANA(モデルアップ)
【今後の展開】
今回の試験販売の結果を元に、ぜひさまざまな新製品を開発・販売していきたいと考えています。
【団体概要】
名称 : テクシる(地元繊維事業者で結成された任意団体)
代表者 : 田中 修(武部織物株式会社 代表取締役社長)
所在地 : 〒929-1717 石川県鹿島郡中能登町良川17部17番地1
(事務局:能登テキスタイル・ラボ 内)
設立 : 2019年7月
事業内容 : 地元で受け継がれてきた織物の伝承・新製品の開発
公式サイト: https://texsil.jp/