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“やさしい日本語”で外国人住民が必要な情報を映像化 明治大学国際日本学部山脇ゼミが「新型コロナウィルス」と「国民健康保険」をテーマに制作


明治大学国際日本学部 山脇啓造ゼミナールではこのたび、多文化共生の取り組みの一環で、在日外国人住民に向けて、「新型コロナウィルス感染症(COVID-19)」および「国民健康保険」に関する情報を“やさしい日本語”で表現した解説動画を制作しました。


▼コロナ関連情報に関する動画

https://www.meiji.ac.jp/nippon/info/2020/6t5h7p000034a695.html

・どどどで学ぶ(1)生活福祉資金

・どどどで学ぶ(2)住居確保給付金

・コロナで困った時は?(1)生活編

・コロナで困った時は?(2)仕事編


▼国民健康保険に関する動画

https://www.meiji.ac.jp/nippon/info/2020/6t5h7p0000347eoy.html

・国民健康保険(1)-国民健康保険ってなーに?

・国民健康保険(2)-加入手続き編

・国民健康保険(3)-保険料編

・国民健康保険(4)-Q&A編


明治大学国際日本学部では、2013年に国際化・先端研究・社会連携の拠点を目指す中野キャンパスが誕生して以来、中野区をフィールドにさまざまな教育・研究活動が行われてきました。

国際日本学部では多様なテーマのゼミナールが設置されています。中でも、山脇啓造ゼミナールは「多文化共生のまちづくり」を研究テーマに掲げ、実践志向で地域密着の活動を続けています。

2020年度春学期は、新型コロナウィルス感染症の影響により、学生がキャンパスで自由に活動できない状況になっております。このような中で、山脇ゼミでは4月末に、3年生がオンライン「ゼミ合宿」を開くなど、ゼミ活動をオンラインで行っています。

3年生は、このオンラインゼミ合宿をきっかけに、「社会ニーズが最も高いテーマは何か」を探りました。そして、外国人住民のために、新型コロナウィルスに関連した情報をまとめた動画を“やさしい日本語”を用いて4本制作しました。やさしい日本語とは、誰にとっても分かりやすいように、簡単な語彙や文法で、短くはっきりと話す日本語のことを指します。

4年生は、「中野区の外国人住民施策にとって最もニーズの高いテーマ」を探りました。こちらは2019年夏から中野区多文化共生担当者と相談しながら進めることで、最もニーズが高いのは「国民健康保険の加入に関する情報伝達」であることがわかりました。それ以来、やさしい日本語を使って、中野キャンパスでロケをしながら、国民健康保険の加入に関する動画を4本制作しました。(本来、2019年度中に完成予定でしたが、新型コロナウィルス感染症の影響で、区役所との調整が中断したため、ようやくこのたび完成しました。)


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