22卒学生600名に聞く「オンライン就活」意識調査 オンライン就活をすることについて、 7割が「メリットを感じる」と回答。
―『iroots』ユーザーアンケート集計結果―
人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する新卒学生向けスカウトサービス『iroots』( https://iroots.jp/ )上で、サイトを利用している2022年に卒業予定の大学生/大学院生を対象に「オンライン就活」についてアンケートを実施。669名から回答を得ました。以下、結果をご報告します。
調査結果 概要
★ 22卒学生の8割が、オンラインでの「就活セミナー・イベント」に参加経験あり。
★ オンライン就活をすることについて、7割が「メリットを感じる」と回答。
★ オンラインでの参加に抵抗がある就活イベントは、「最終面接」「インターンシップイベント」。
調査結果 詳細
1:22卒学生の8割が、オンラインでの「就活セミナー・イベント」に参加経験あり。(図1)
『iroots』に登録している22卒学生に、参加経験のあるオンラインでの就活イベントについて伺うと、最も多かったのは「就活セミナー・イベント」(84%)でした。次いで「企業説明会」(55%)が続きます。
【図1】オンラインでの就活イベントで参加したことがあるものを教えて下さい。(複数回答可)
2:オンライン就活をすることについて、7割が「メリットを感じる」と回答。(図2)
「オンライン就活をすることについて、メリットとデメリットどちらを感じますか?」と伺うと、70%が「メリットを感じる」(メリットを感じる:30%、どちらかというとメリットを感じる:40%)と回答しました。具体的なコメントも紹介します。
【図2】オンライン就活をすることについて、メリットとデメリットどちらを感じますか?
メリットを感じる(どちらかというとメリットを感じる)と回答した学生のコメント
・地方に住んでいるため、オンラインのほうが交通費もかからず、参加しやすい。
・気軽に参加できるし、質問もしやすい。
・チャットで同年代同士で悩みを共有できる。
・理系院生なので研究室との両立を考えると、頻繁にオフラインイベントに出向くのは難しい。オンラインだと、隙間時間で見ることができてありがたい。
・移動時間がなくなることでより多くのイベントに参加するなど有効な時間の活用ができる上、気軽に参加できるから。
・リラックスして面接やグループディスカッションに臨めることは、大きなメリットとなっていると思います。
・留学中でも日本企業を受けられたり、地元から離れた企業とも繋がれるから。
デメリットを感じる(どちらかというとデメリットを感じる)と回答した方のコメント
・オンラインでは画面越しなので、実際の対面よりもコミュニケーションの取りづらさや人の雰囲気の掴みにくさなどがある。
・採用に直結するような最終の面接などがオンラインだと、本来の自分が伝わらないのではないかと心配だから。
・自分を伝えることが難しい一方で、参加障壁は下がっているから。
・実家で親などに聞かれるところで面接を受けるのが居心地が悪い。
・聞きにくい部分やパワーポイントの画質が悪く図が見えないことがあるため。
・説明会や面接において実際に対面で会うよりも獲得できる情報量が少ないように感じるから。
・自分の人生を決める場面であるのに、画面越しで話が進むことで実感が湧きづらいから。
3:オンラインでの参加に抵抗がある就活イベントは、「最終面接」「インターンシップイベント」。(図3)
「オンラインでの参加に抵抗がある就活イベントは何ですか?」と伺うと、最も多かったのは「最終面接」(67%)でした。回答した方からは、『オンライン上では緊張感が下がり、ネット接続の問題も起こりうるから、重要な面接ではできるだけ避けたい』、『最終面接は、自分の熱意を伝える最後のチャンス。できれば対面で伝えたい』といったコメントが寄せられました。
次いで、「インターンシップイベント」(48%)が続きます。『複数人で話すため、オンラインだとタイミングが難しかったり、共有が難しい』、『インターンでは、会社でどのような人とどのように働くのかに着目しているので、オンラインの場合には得られる情報が少なくなるから』などの声が寄せられました。
「あると良いと思うオンライン就活コンテンツ」について、学生の声も紹介します。
【図3】オンラインでの参加に抵抗がある就活イベントは何ですか?(複数回答可)
あると良いと思うオンライン就活コンテンツ
・ウィズコロナの中で前向きになれるような就活テクニックや強みの出し方鍛え方を教えるコンテンツ。
・企業の人と数分間対談できるコンテンツ。
・座談会など、就活生が気軽に話せる場があればいいなと思います。
・全国の就活生と交流できるオンラインイベントがあるといいなと思います。今現在、同じ大学内の学生としか関われてないので、全国各地の就活生で悩みを共有したり、ほかの地方学生の就活への向き合い方などを情報交換できる場があればいいなと思います。
・オンラインでも臨場感があるような仕組み、例えばVRインターンなど、PCの画面越しだけではない取り組みがあればいいと思う。
【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『iroots』( https://iroots.jp/ )を利用する2022年に卒業予定の大学生/大学院生
■有効回答数:669名
■調査期間:2020年5月22日 ~ 5月29日
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