女子中高生とサラリーマンの「疲労」に関する比較調査 いまどき女子中高生はサラリーマンより疲れている 女子中高生が疲れを感じる原因の1位は「人間関係」
2011.07.20 13:00
森永製菓株式会社(本社:東京都港区芝、代表取締役社長:矢田 雅之)のロングセラーブランド『ハイチュウ』は、女子中高生を応援するというコンセプトのもと、このたび彼女たちの疲れ・ストレスの実態を“疲れている人の代表格”サラリーマンと比較して把握するため、女子中高生約400人と30代~50代の男性会社員約400人を対象に「疲労と眠気に関する意識調査」を実施しました。
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調査結果 図1・図2
また、日ごろ女子中高生の皆さんが疲れ・ストレスを感じていて、日中に眠くなっているという実態を真剣に受けとめ、ハイチュウでは「女子中高生の疲れを吹き飛ばす」究極のアイテムの開発に乗り出しました。これらのアイテムは、本年7月26日(火)に、ハイチュウブランドサイトにて公開し、プレゼントキャンペーンの賞品として活用する予定となっております。
ハイチュウブランドサイト: http://www.morinaga.co.jp/hi-chew/
ハイチュウは、今後も女子中高生の皆さんの楽しい生活を応援するため、積極的な商品開発・キャンペーンを行い、楽しいメッセージを発信してまいります。
<調査結果の概観>
1. 女子中高生の8割以上が日常的に疲れ・ストレスを感じている。
・日常的に疲れ・ストレスを感じている女子中高生は全体の84%<図1>
・30代から50代の男性サラリーマンが疲れ・ストレスを感じている割合は80%にとどまる<図2>
2. 6割の女子中高生が同級生との関係にストレスを抱えている。<図3>
・同級生との人間関係に疲れ・ストレスがあると答えた女子中高生が61.4%
・女子中高生の3人に1人以上は、家庭での人間関係にも疲れ・ストレスを感じている
3. 97%の女子中高生が授業中に眠気を感じ、7割以上が実際に寝たことがある。
・女子中高生の5人に1人は、授業中に常に眠気を感じている<図4>
・実際に授業中に寝たことがある女子中高生は75.5%<図5>
・7割以上の女子中高生は、授業に集中していない<図6>
<調査結果の詳細>
1. 女子中高生の8割以上が日常的に疲れ・ストレスを感じている(図1・図2参照)。
女子中高生400人に普段どのくらい疲れ・ストレスを感じているか聞いたところ、「とても疲れ・ストレスを感じている」と答えたのは全体の26.5%、「やや疲れ・ストレスを感じている」と答えたのは57.5%にも及び、女子中高生の84%が日常的に疲れ・ストレスを感じていることが分かりました。30代~50代のサラリーマンの80%と比較すると、女子中高生の方がサラリーマン以上に疲れを感じているという現状が浮かび上がりました。
また、さらにブレイクダウンして「女子中学生」と「女子高校生」で比較したところ(共にn=206)「とても疲れ・ストレスを感じている」と答えた女子中学生が28.2%、女子高校生が24.8%と、僅差ながら年齢の若い女子中学生のほうがより強いストレスにさらされていることが分かりました。
調査結果(図1・図2): http://www.atpress.ne.jp/releases/21616/1_1.jpg
2. 女子中高生の6割以上が同級生との関係にストレスを抱えている(図3参照)。
女子中高生400人に何に対してストレスを感じるか聞いたところ、「同級生との人間関係」がトップという結果に。その他にも様々な人間関係で悩む女子中高生の姿が結果から見ることができ、3人に1人以上が家庭での人間関係にも悩んでいることが分かりました。
ちなみに、30代~50代サラリーマンでは、1位が同率で「仕事」「上司・先輩との人間関係」となり、こちらは目上の人間とのコミュニケーションに苦労している様子がうかがえます。
調査結果(図3): http://www.atpress.ne.jp/releases/21616/2_2.jpg
3. 97%の女子中高生が授業中に眠気を感じ、7割以上が実際に寝たことがある(図4・図5・図6参照)。
女子中高生400人に授業中に眠くなることはあるか聞いたところ、22.6%が常に眠く、42%が眠くなることが多いということが分かりました。
また、授業中に授業を聞く以外のことで実際にしたことがあることを訊ねたところ、授業中に寝たことがある女子中高生は75.5%もいることが調査結果から判明しました。逆に、授業中に眠くなったときに「眠気を覚ます」「意地でも寝ない」と回答した女子中高生に、自由回答で「どのようにして眠気を覚ますのか?」と尋ねました。その結果「舌をかむ」(15歳)、「まつげを抜く」(16歳)など体に刺激を与えて我慢していたり、「先生に見られたら内申などに影響してくる、と自分を脅す」(13歳)、「積極的に発表して先生に見られていると意識する」(13歳)といった寝てしまうことで生じるであろうデメリットに思いを馳せるパターンや、「友だちと手紙で恋バナをする」(12歳)、「楽しいことを考えてテンションを上げる」(14歳)など授業とは関係ない楽しいことに思考を振り向けることで眠気に耐えるなど、それぞれに苦労している様子がうかがえました。
女子中高生400人に授業中に、他のことを考えたり・他のことをしたりしたことがあるか聞いたところ70.6%が「頻繁にある」と答え、7割が授業に集中していない実態が明らかになりました。一方で30代~50代サラリーマンの場合には「頻繁にある」が33.3%であり、集中力の面で大きな差があることが浮き彫りになりました。
調査結果(図4・図5): http://www.atpress.ne.jp/releases/21616/3_3.jpg
調査結果(図6): http://www.atpress.ne.jp/releases/21616/4_4.jpg
<調査概要>
■調査主体:森永製菓株式会社「ハイチュウ」ブランド
■調査時期:2011年7月4日(月)
■調査対象:全国の女子中高生、30代~50代男性サラリーマン 計800人
[内訳](単位/人)
女子 中学生12-15歳 200
女子 高校生15-18歳 200
男性 会社員30代 133
男性 会社員40代 133
男性 会社員50代 133
■調査方法:アンケート調査(インターネットによる)