日本ネットワークストレージラボラトリら4社、ラック監視システムの特許を出願
報道関係各位 2004年9月24日
株式会社ティアックシステムクリエイト
株式会社日本ネットワークストレージラボラトリ
株式会社ビットアイル
株式会社ブレインズ
(五十音順)
「ラック監視システム(型名:XDS-5000)の特許出願と販売について」
株式会社ティアックシステムクリエイト(本社:東京都武蔵野市、代表取締役
社長:小室隆一)、株式会社日本ネットワークストレージラボラトリ(本社:
東京都中央区、代表取締役社長:宮坂新哉)、株式会社ビットアイル(本社:
東京都港区、代表取締役社長:寺田航平)、株式会社ブレインズ(本社:東京
都世田谷区、代表取締役社長:堀内岳人)は、共同でネットワークカメラサー
バによるラック監視システムの特許を出願し開発致しました。
なお、販売に関しましては株式会社日本ネットワークストレージラボラトリが
総代理店となり全国のデータセンターに販売を開始致します。
データセンター事業者(ハウジングなどのサービス提供)は、急増するインター
ネットサービスによってサーバシステムならびに高集積化するブレートサーバ
を預かり、運用管理するビジネスが増加の一途を辿っております。しかし、膨
大するお客様システムのサーバ機器の稼働状態情報(LEDランプの点滅や色など)
を集中的かつリアルタイムに確認できず、サーバが設置されている現地にて目
視しているため、多大な時間ならびに手間を必要としています。また、エンド
ユーザーにサービスを提供するデータセンター利用者もリアルタイムにサーバ
稼働状態を直接かつ的確に確認するすべがなく、障害発生時の原因究明に多く
の時間を費やしてしるのが現状です。
そこで、このたびラック内のサーバ機器などのLEDランプや液晶ディスプレイ
の状態などを監視する超小型ネットワークカメラサーバを機器搭載のラック内
に収めることで、サーバの稼働状態をリアルタイムかつ集中的に確認すること
が可能となり、直接サーバ設置現場まで出向く必要がなくなります。
これにより、膨大なサーバを預かり、運用管理するデータセンターではリアル
タイムかつ集中的にサーバの稼働状態を確認することが可能となり、障害発生
時に原因究明の時間を大幅に改善でき、多くの時間を障害復旧に回すことがで
きるようになります。
また、近年では短時間のシステムダウンなどの障害でも大きな売上げ減少に繋
がったり、障害復旧後の対処の仕方によっても社会的信用の失墜になりかねな
い状況にあるデータセンター利用者にとって、今回のシステムは、障害発生時
の原因究明時間の短縮を図り、より戦略的な障害復旧ならびに復旧後の対処に
多くの企業リソースをあてることが可能となります。
今回のネットワークカメラサーバによるラック監視システムはお客様のシステ
ム復旧時間を大幅に短縮し、売上げ減少を最小限に食い止めることができる唯
一の監視システムです。
=システム概要=
4社によって特許出願された「ラック監視システム」は、超小型ネットワーク
カメラサーバ本体(オプションにより無線LANも可能)にNTSCレベルの超小型広
角レンズ付きCCDカメラを最大4台まで接続することができます。この超小型
CCDに使われる広角レンズは、光学的に歪を少なくしたレンズを使用している
ため、従来のように画像処理に掛かるCPU処理の負担を軽減することができま
す。また、1つのカメラのNTSC画像に対して、任意な位置に任意な大きさで最
大16ウィンドウを設定することができ、また、それぞれのウィンドウ毎に監視
条件を設定することが可能です。監視画像は、画像圧縮し監視ホストコンピュー
タにIPネットワークで送り込み監視します。また、オプションで無線LANカー
ドを本体に挿入すれば、ネットワークケーブルが無い環境でも利用が可能です。
=製品価格=
本体+カメラ1機 :オープンプライス(希望小売価格35万円)
無償保証期間 :1年
HELPDESKサポート :1年(平日9:00~17:00)
=市場規模と販売予想=
iDC面積 68万平方メートル(2003年)(iDCイニシアティブ調べ)
稼働率 30%(2003年)(iDCイニシアティブ調べ)
設置対象面積 20.4万平方メートル
市場規模 204,000個 714億円
(ラック監視システム1台/平方メートル で計算)
予想年間販売台数 2000台/年 約7億円
=ラック監視システム(XDS-500)の特徴=
1)専用CHIPの開発のため小型化を実現。
狭い場所での監視ができます。
2)ひずみの少ない特殊広角(150度)レンズの採用。
一つのカメラで広い範囲の監視ができます。
3)4台のカメラで同時監視。
異なった場所を監視できるためコスト削減ができます。
4)1台のカメラに対して16箇所のトリガエリア。
各種監視対象を細かく条件設定できます。
5)USBライトのON・OFFコントロールが可能。
暗い場所の監視設定時でもリモートで楽に設定できます。
=ラック監視システム(XDS-5000)仕様=
検知機能付きネットワークカメラサーバ仕様
ビデオ入力 RCA×4
シリアル RS232C×1(コンソールとして使用)
電源入力 DC12V
LAN 100base-TX×1
最大検知ウィンドウ数 64(1カメラあたり16)
検知色 7色(消灯・点灯・赤緑・青・黄・オレンジ)
検知間隔 100ms~5s(最短検知間隔は、接続カメラ数に依存)
検知時動作 指定IPアドレスに対してアラーム発報
指定メールアドレス(最大8)に対してメール送信
その他 USB1.1×1(照明用として使用)
外形寸法 D:84mm W:124mm H:28mm
カメラ外形寸法 D:28.35mm W:40mm H:40mm
監視ソフトウェア仕様
サーバグループ管理 ネットワークカメラサーバをグループ化して管理可能。
最大256グループ登録可能
登録サーバ数 最大65,536(1グループあたり最大256)
登録カメラ数 最大262,144(1サーバあたり最大4)
アラーム受信時動作 アラーム発生カメラ画像表示
登録音声による警告
表示灯による警告(パトライト社製PHE-3FBに対応)
=会社紹介及び役割分担=
本体部分の開発製造 ブレインズ
広角レンズ付きカメラ部分の開発製造 ティアックシステムクリエイト
製品仕様決定 ビットアイル
製品企画・総代理店 日本ネットワークストレージラボラトリ
『株式会社ティアックシステムクリエイトについて』
【商号】 株式会社ティアックシステムクリエイト
【設立】 1990年4月4日
【代表取締役社長】 小室 隆一
【所在地】 東京都武蔵野市中町3-7-3
TEL 0422-52-5181(代表)
【URL】 http://www.tsc.teac.co.jp/
(株)ティアックシステムクリエイトは1990年4月、ティアック(株)の100%出資
子会社として、ティアック(株)の情報システム部門が独立し創業いたしました。
現在は官公庁、企業、研究所等向けにセキュリティ製品、CTI製品、CD-R自動
ライティング&プリンティング装置、パッケージソフトウェア、SANファイル
共有システム、ネットワークシステムのインテグレーション、システムの受託
開発、ソリューションビジネスを幅広く展開いたしております。
私たちはTEAC Groupの一員として、私たちの持つスキルをベースに幅広く社会
に貢献できるよう今後とも努力して参ります。
『株式会社日本ネットワークストレージラボラトリについて』
【商号】 株式会社日本ネットワークストレージラボラトリ
【設立】 2003年9月24日
【代表取締役社長】 宮坂 新哉
【所在地】 東京都中央区日本橋大伝馬町12-19 TIDビル
TEL 03-3666-6595(代表)
【URL】 http://www.jnsl.co.jp/
(株)日本ネットワークストレージラボラトリ(JNSL)は、ネットワーク及びデー
タストレージ分野におけるビジネスプロデュースを行っております。従来のコ
ンサルティングサービスと違い実際に営業活動も一緒に行い確度の高い新規ビ
ジネスを実現しております。また、JNSLではお客様に合った協業パートナーを
お探し、お客様のみでは実現できなかったビッグビジネスを実現しております。
『株式会社ビットアイルについて』
【商号】 株式会社ビットアイル
【設立】 2000年6月14日
【代表取締役社長】 寺田 航平
【所在地】 東京都港区港南2-16-4
TEL 03-5715-1141(代表)
【URL】 http://www.bit-isle.jp/
株式会社ビットアイルは、総合ITアウトソーシングカンパニーとして、インター
ネットデータセンター事業をベースとして、システム運用サービス、セキュリ
ティー・ストレージサービス、アーカイビングサービス、ディザスターリカバ
リーサービス、様々なアプリケーションのサービスモデル化や、モバイルに特
化したマーケティング・広告・ASP事業など、顧客にITサービスを提供する企
業が必要とする様々なサービスを統合的に提供する企業体です。「顧客企業の
成長をサポートする」ことをミッションとして、今後とも新しいサービスを提
供し続けます。
『株式会社ブレインズについて』
【商号】 株式会社ブレインズ
【設立】 1986年8月6日
【代表取締役社長】 堀内 岳人
【所在地】 東京都世田谷区玉川2-27-8 玉川ビジネスパーク4F
TEL 03-3708-8761(代表)
【URL】 http://www.brains.co.jp/
株式会社ブレインズは、画像音声処理、通信、人工知能などの高度な技術をも
とに、ソフトウェア・ハードウェアの各種システムを開発してまいりました。
また、1999年にはNetBSDを日立Super-Hシリーズに移植し、これをOSとして採
用したネットワークマルチメディアサーバmmEyeシリーズの開発、販売を開始
致しました。
株式会社ブレインズは、これからも「製品の独自性」と「高度な技術」を信条
として、お客様の幅広いご要望にお応えし、最適なシステムをご提供致します。
【プレスリリースに関するお問合せ先】
株式会社日本ネットワークストレージラボラトリ
担当:宮坂新哉
TEL:03-3666-6595
E-MAIL: miyasaka@jnsl.co.jp
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