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AIで振り込め詐欺を検出、 通知するカメラソリューションの実証を 北洋銀行の店舗で7月13日から開始

株式会社ビズライト・テクノロジー(本社:東京、社長:田中 博見、証券コード:4383)は、株式会社JVCケンウッド(本社:横浜、会長:辻 孝夫、証券コード:6632)と共同開発を進めているエッジAIカメラのプロトタイプを活用し、株式会社北洋銀行の実店舗において、振り込め詐欺を未然に防ぐソリューション実証を行います。


株式会社ビズライト・テクノロジー

https://bizright.co.jp/

株式会社JVCケンウッド

https://www.jvckenwood.com/jp.html

骨格推定による通話検出のイメージ


1. 背景と目的

令和元年のオレオレ詐欺の被害額は111.6億円、還付金詐欺は30.1億円で、1日あたり3,882万円にも上る大きな社会問題です。(注)こうした社会課題をテクノロジーで解決するための試みとして、本実証では、ATMの前で電話をかけている姿勢を骨格推定で検出し、銀行内の職員にパトランプで通知します。職員が状況に応じて適切なお声がけを行うことで、振り込め詐欺を未然に防ぐものです。


2. 日時・場所

期間:2020年7月13日から半年間程度を予定

時間:平日9時00分から15時00分(窓口営業時間内のみ対応)

場所:北洋銀行の一部店舗


3. エッジAIカメラの特長と今後の取り組み

本実証において使用するエッジAIカメラは、プライバシーに配慮して映像・録音を一切することなく、エッジAIによるディープラーニング処理を行います(歩容に関するデータは取得せず、解析も行いません)。問題が検出された場合の構内職員への通知は、サブギガ帯を利用したワイヤレスで行うため配線工事が不要です。銀行の既存ネットワークも利用しないため、従前のセキュリティレベルを脆弱化させることはありません。

今後は無人のATMコーナーやコンビニエンスストアのATMでの検出、通知について検証を重ねるとともに、構内職員による声がけ方法など現場における防犯施策について検討を進め、本格導入を急ぎます。


(注)警察庁『特殊詐欺の認知・検挙状況等について(平成31年1月~令和元年12月)』のうち「オレオレ詐欺」、「還付金詐欺」より



■株式会社ビズライト・テクノロジーについて

ハードウェアが分かるソフトウェア開発集団として、Raspberry Piをコアとしたエッジボックス「BH」の提供とともに、エッジAIとIoT分野への取り組みを強化しており、2020年9月よりカメラ一体型デバイスの発売も予定しています。2020年4月からは、埼玉高速鉄道(東京メトロ南北線、東急目黒線直通)の車内において、AIテクノロジーを利用したダイナミックデジタルサイネージのメディア開発と運用をしています。2018年5月2日に東京証券取引所 TOKYO PRO Market(コード番号4383)に上場しました。


所在地: 〒101-0021

     東京都千代田区外神田2-17-2 共和ホームズ延寿御茶ノ水2階

URL  : https://bizright.co.jp/

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