九州電力株式会社と株式会社オプティムは、AI技術を活用した「多目的AIカメラサービス」が福岡市実証実験フルサポート事業「Beyond Coronavirus」実証実験プロジェクトに採択されたため、本年度、福岡市内において実証実験を行います。

「多目的AIカメラサービス」とは、1台のカメラで撮影した画像をAIで解析し、混雑検知やマスク装着有無の判別など複数のサービスを同時に提供するものです。1台のカメラで複数のサービスを利用でき、カメラの増設が不要であることから、必要なサービスを柔軟かつ安価に利用することが可能となります。

今回の実証実験では、福岡市内の公共施設等に本サービスを提供し、有用性や技術的課題、運用上の課題等を検証する予定です。実証実験の結果をもとに、今後のビジネスモデルの検討を行います。

本サービスの提供により、新型コロナウイルス感染症を予防する、新しい生活様式を取り入れたまちづくりに貢献してまいります。

九州電力とオプティムは、AI・IoT等を活用した新たなサービスや新規事業の検討・開発に関する「戦略的提携」を締結しており、今回の実証実験は、本提携に基づく共同案件となります。(2018年10月4日お知らせ済み)

両社は、これらの取組みを通じて新たな事業の創出を図ることで九州の発展に貢献するとともに、九州域外、更には海外へと展開を進めてまいります。

実証実験イメージ