μITRONに対応、 MCUでスマホレベルの高性能GUI/HMIを実現する 『Qt for MCUs』-The Qt Company
日本市場向けにMCUソリューションをカスタマイズ。 部品コストの削減と高品質なユーザーインターフェースの実現を両立します。
2020年7月7日- The Qt Company(本社:フィンランド エスポー、日本オフィス:東京都千代田区、日本オフィス代表:Dan Koo)は、日本の製造業において多用されている組込みOS・リアルタイムOSカーネル仕様「μITRON4.0」をベースにしたマイクロコントローラー(マイコン、MCU)を用いて、MCU上でスマートフォンのように鮮やかで直感的なGUI/HMIを実現するソリューション「Qt for MCUs」のポーティングおよびデモ実行に向けたカスタマイズを行い、すでに公開されているFreeRTOS版と同等のパフォーマンスの実現を確認しました。
IoT化やスマートデバイスの普及を受け、ネットワークへ接続されるデバイスが急速に増加しています。それに比例して、これらのデバイスをコントロールするユーザーインターフェース(UI)の需要も加速しています。その中で、スマートフォンの高性能なUIに慣れ親しんだ現代のユーザーを満足させることのできる鮮やかで直感的なGUI/HMIが、業界を問わず、製品の競争力を決定づける重要な要素となっています。しかし、それと同時にリアルタイム処理、低消費電力、高速起動、部品コストおよび開発コストの削減など、従来の製品以上に厳しい要求仕様の達成が求められています。
The Qt Companyでは部品コストの低いマイコンの活用がこれらの課題を解決するソリューションであると考え、MCU上でスマホレベルのUIを実現するソリューション「Qt for MCUs」を提供しています。この度、この「Qt for MCUs」を日本の皆様に活用していただきやすいよう、日本の製造業において多く利用されている組込みOS・リアルタイムOSカーネル仕様である「μITRON」に対応しました。
「Qt for MCUs」はダウンロード、評価、購入が可能です。μITRONベースのMCUでの利用について詳細をご希望の方は03-6264-4500または japan@qt.io までお気軽にお問い合わせください。
【The Qt Companyについて】
Qtグループ(Nasdaq Helsinki:QTCOM)は、70以上の業界で強い存在感を放つグローバルなソフトウェア開発会社で、数百万種類ものデバイスやアプリケーションを支える独自のテクノロジーで業界をリードしています。現在、Qtは世界各国の主なグローバル企業および開発者にご利用いただいており、その独自のテクノロジーを活用することにより、多くのお客様が比類のないユーザーエクスペリエンスを提供しながら、同時に社内のデジタル化を推し進めています。2019年の総売上は5840万ユーロ、従業員数は約340人です。
詳細は https://www.qt.io/jp/ をご覧ください。
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