無料会員登録

ヤクモ株式会社が東京本社ビル地下に、 「環境振動」による床揺れを体験できるショールームを開設

2020.07.03 13:00

ヤクモ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:舟木 英之)は、このほど本社ビル地下に、「環境振動」による床揺れをお客様自身が体感していただけるショールームを2020年7月1日に開設いたしました。

ショールーム全景


ショールームでは、当社の主要な商品を実際に見て触れるだけではなく、高度な振動・騒音対策に役立つ長年培ってきた技術をご紹介しています。また、振動・騒音制御についてご相談いただける心地よい空間もご用意し、皆様のお困り事解決のお手伝いをさせていただきます。

詳細URL: https://www.yacmo.co.jp/



■床揺れ体感スペースのコンセプト

オフィス・工場・商業施設など(主に鉄骨造の)ロングスパン建築物では、歩行外力・交通振動・設備機械稼働などに起因する振動問題が発生するケースが多くなって来ています。特に、ここに構造体の共振現象が重なると、予想外の大きな揺れが発生したり、振動源から離れた思わぬ場所で問題が発生することが少なくありません。


こういった所謂「環境振動」において、設計目標値の設定は施主・設計者にゆだねられるとされていますが、その目標値を決める際の目安(ものさし)になるようなものがあまり無いのが実情です。「環境振動」の居住性能評価は、日本建築学会が発刊している「居住性能確保のための環境振動設計の手引き」にあるように、グラフ上の数字を基に判定する方法が一般的ですが、この数字から実際の揺れの大きさをイメージするのは中々難しいものです。これは、振動に関して詳しくない方は勿論、振動のプロフェッショナルである構造設計者においても同様だと思います。


そこでヤクモ株式会社では、鉄骨造ロングスパン床を再現するような体感用模擬床を準備しました。ショールームの手前に設置されたこの床揺れ体感スペースでは、あらゆる振動を再現し体感していただくことができます。そして、振動問題が発生した場合にOA床下などの狭小スペースに置くだけで、振動を低減させることが可能な超薄型制振装置(TMD)の「フロアメイト(FM-30)」、電力を利用して振動を制御する制振装置(AMD)の「アクティブ・マス・ダンパー(YAMD-0050)」を展示していますので、その振動低減効果を体感していただけます。


<体感用模擬床仕様>

加速度範囲  : 数gal(感じるか感じないか)~数百gal(大地震レベル)

固有振動数  : 約7Hz(人が最も敏感な範囲で不快な揺れが再現できます)

模擬振動の種類: 歩行振動、フィットネス、設備機械など

可動部質量  : 約800kg/1基あたり



■ミーティングスペースにおける商品展示について

ショールーム奥はミーティングスペースとなっており、セミナーの開催、お客様とのお打ち合わせをすることが可能となっています。こちらでは仕上げ天井の吊り防振「シールハンガー(YH-60S)」、防振浮壁「丸形防振ゴム(YMDKタイプ、YMDGタイプ)」、防振浮床「YS工法(YB-201L)」を展示しています。天井の吊り防振はぶら下がることができ、防振床とともにその感触を体感していただけます。



■ご見学のお申し込みに関して

ごゆっくりご見学いただくために、事前のご予約をお願いしております。ご見学をご希望のお客様は、当社ホームページよりお申し込み下さい。担当者より折り返しご連絡をさせていただきます。

また、ショールームに関するお問い合わせ(展示品の詳細、その他のお問い合わせ)につきましても、お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。

皆様のご来場をお待ちしております。



■ヤクモ株式会社について

当社は、振動・騒音対策の総合エンジニアリング企業として、半世紀以上にわたって様々な防音・防振装置を開発してきました。振動理論と様々なノウハウに基づいて設計された装置は、優れた効果を発揮します。このようなユニークな技術を通じて、「人に優しい」安全で快適な生活空間づくりに貢献しています。



■会社概要

商号  : ヤクモ株式会社

所在地 : 〒141-0032 東京都品川区大崎5-4-18

代表者 : 代表取締役 舟木 英之

設立  : 1963年5月

事業内容: 防振・防音に関わる各種装置・部材の製造、リースおよび施工、

      メンテナンスなど

資本金 : 6,000万円

URL   : https://www.yacmo.co.jp/

報道関係者向け
お問い合わせ先

@Press運営事務局までご連絡ください。
ご連絡先をお伝えいたします。
お問い合わせの際はリリース番号「217760」を
担当にお伝えください。