界 津軽 “中止さ負げねぇ”祭りロスから立ち上がる、弘前ねぷ...

界 津軽 “中止さ負げねぇ”祭りロスから立ち上がる、弘前ねぷた絵師連携プロジェクト「ねぷたのかわりまつり」開催 期間:2020年7月23日〜8月31日

国内に展開する星野リゾートの小規模な温泉旅館ブランド「界」のうち、青森県・大鰐温泉に位置する界 津軽では、中止になった「弘前ねぷたまつり」に携わる人々の思いをつなぐ「ねぷたのかわりまつり」を開催します。地元のねぷた絵師と協業し「ねぷた絵展示ギャラりー」と「ねぷた絵付け体験」の場をもうけ、ねぷた絵の知られざる姿に迫ります。新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、毎年160万人が訪れる「弘前ねぷたまつり」が中止に追い込まれ、地元の活気にも影響がでる中、それでも祭りロスから立ち上がる地元連携プロジェクトを展開します。

背景

新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、全国各地で祭りやイベントが続々と中止を決定しています。開催を楽しみにしていた観客や利用者の落胆の声があがるのはもちろんのこと、開催に関わりの深かった伝統工芸の作家、職人の方々は活躍の場を失い、さまざまな困難に直面しているという悩みが寄せられています。観光業界も苦境に置かれている中、界では、事業者間で互いに励ましあい、少しでも地元の人々の心をなごませ、笑顔が戻る道を見いだしたいという思いから、本活動を開始させることにしました。中止になったからといって、ただがっかりして、指をくわえてみているだけではない、常にイノベーションの余地をさぐる温泉旅館「界」の挑戦がはじまります。

中止さ負げねぇ、「ねぷたのかわりまつり」

国の重要無形民俗文化財にも指定されている伝統行事「弘前ねぷたまつり」の、史上まれにみる中止が決定しました。誰も経験したことのない、ねぷたのない夏を迎えるにあたり、あえて今年しかできないことに迫る「ねぷたのかわりまつり」を企画しました。温泉旅館である「界 津軽」と弘前ねぷた絵師を束ねる「津軽錦絵作家協会」がコラボレーションする稀な取り組みとなります。主に、期間限定のギャラリー開催と本格的なねぷた絵付け体験を中心に実施し、温泉旅館での滞在とともに、今年しか味わえない特別なねぷたの楽しみ方や、これまではあまり知ることができなかった舞台裏を垣間見ることができます。

内容1:津軽錦絵作家協会公認「ねぷた絵展示ギャラリー」

通常、ねぷた絵は毎年祭りが終わると「七日火送り(なぬかびおくり)」と呼ばれる行事で燃やす風習があり、なかなか実物を近くで見たり、買ったりということが難しい作品です。今年は、「津軽錦絵作家協会」の全面的な協力の元、「疫病退散」をテーマにしたねぷた絵を特別に界 津軽の館内で展示します。ねぷた絵ごとに、ねぷた絵師による解説パネルを設置し、ねぷた絵の理解を深められる場をもうけます。また、気に入ったものは購入でき、売り上げは、ねぷた絵師の収入となります。

(主な内容)

・著名な弘前ねぷた絵師による「疫病退散」をテーマとした描きおろしのねぷた絵の展示
・ねぷたの歴史や由来のほか、絵師や作品への思いを伝える解説パネルの設置
・オリジナルのねぷたライトコーナー

(主な展示場所)

館内「津軽四季の水庭」に面した「浮殿」にねぷた絵を展示
館内「津軽四季の水庭」に面した「浮殿」にねぷた絵を展示
通路「ねぷたの小道~ねねね」に、ねぷたライトを設置
通路「ねぷたの小道~ねねね」に、ねぷたライトを設置

内容2:絵師になりきる「ねぷた絵付け体験」(有料)

ねぷた絵を鑑賞するだけでなく、実際に手を動かして創作体験ができる、絵付け体験のセットを用意します。この体験では、界 津軽のゲスト向けに、ねぷた絵師の方々に描き下ろしていただいた本格的な下絵を使用します。ねぷたの下絵は、「墨書き」と「蝋書き」と呼ばれる技巧で描かれています。体験者は仕上げとして、色を入れていく「絵付け」を行います。色紙大のねぷた和紙に、水彩の絵の具を使って、色をいれ、ねぷた絵師になった気分を味わえます。できあがった絵は、希望に応じて、団扇に張って持ち帰ることもできます。また、体験の参加費用は、下絵を作成いただいたねぷた絵師の収入となります。

当イベントに協力いただける弘前ねぷた絵師(一例)

木村邦仙(きむら ほうせん)氏

弘前市出身・平成5年に師匠の八嶋龍仙先生より邦仙の雅号を受け、現在はねぷた絵を中心に、日本画や水墨画などの創作活動を展開。弘前ねぷたまつりでは、弘前市長賞をはじめ、各賞を多数受賞。

中止さ負げねぇ、「ねぷたのかわりまつり」概要

施設  :界 津軽(青森県・大鰐温泉)
期間  :2020年7月23日~8月31日
対象  :宿泊者限定
(宿泊料金:20,000円~(2名1室利用時1名あたり、サービス料込・税別、夕朝食付)
詳細情報:[https://kai-ryokan.jp/tsugaru/]{https://kai-ryokan.jp/tsugaru/}

<最高水準のコロナ対策宣言>

1 衛生管理

星野リゾートでは、コロナ対策の一環として、お客様の健康と公衆衛生を考慮し、以下の対応を行っております。
・チェックイン時の検温実施と海外渡航歴の確認
・通常の客室清掃に加え、館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げ
・館内各所に除菌用アルコールを設置
・食事処入店時に全てのお客様へ手指のアルコール消毒を実施
・食器類(お皿、グラス)やカトラリーの高温洗浄(80度以上)、食事用トレイの除菌洗浄
・館内での接客業務の際にマスクを着用
・スタッフの健康と衛生面の管理徹底(出社前の検温と記録確認)

2 「3密」回避

密閉、密集、密接の3つの「密」を回避する滞在を作るべく、以下の対応を行っております。
・滞在中、混雑が確認された場所での、入所・入店規制
・半個室での食事処にて夕朝食の提供(界 *一部施設を除く)
・食事処の混雑状況を管理し、入店時間の分散化
・チェックアウトのフロント精算時の入列規制を適宜実施
・客室でのチェックイン対応(星のや・界)
詳細:[https://drive.google.com/open?id=1VE_ZHeCzopebvZ3htCnqGYAdITPAQh9E]{https://drive.google.com/open?id=1VE_ZHeCzopebvZ3htCnqGYAdITPAQh9E}

星野リゾート 界 津軽(青森県・大鰐温泉)

津軽地方の奥座敷に佇む、津軽文化が光る宿。2019年4月にリニューアルし、津軽文化と四季を感じる「津軽四季の水庭」が誕生。歴史のある名湯・大鰐温泉を青森ヒバの湯殿で堪能し、大間のマグロを地酒と共に味わえる。日本画の巨匠・加山又造の壁画『春秋波濤』の前で毎晩開催される津軽三味線の生演奏は圧巻。
〒038-0211青森県南津軽郡大鰐町大鰐字上牡丹森36-1/客室数41室
[https://kai-ryokan.jp/tsugaru/]{https://kai-ryokan.jp/tsugaru/}

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